ごつい外見からくり出されるスピーディーな連続攻撃!
2015年7月23日、ゲームオンがサービス中のPC用MOアクションRPG『C9(Continent of the Ninth)』に、待望の新クラスが実装される。新たに加わるクラスは、ファイターとエリートファイターを経て転職可能な“ヴァイキング”。大陸の北側からやってきた彼らは、両手に装備した2本の斧によるスピーディーな攻撃を得意とする。実装に先駆けてプレビューリポートをお送りする。
見た目と異なり意外と軽快なヴァイキング
ヴァイキングのグラフィックを一見すると、その重量感たっぷりのデザインから、誰もが鈍重なクラスを想像するだろう。しかしプレイスタイルはじつに軽快で、アサシンやシャドウのように機敏な攻撃で敵を殲滅できる。さらにスキルを使用すると高速に移動ができるため、敵陣に素早く接近してターゲットを捕捉可能。
ヴァイキングの通常攻撃は、両手に装備した斧をブンブン振り回し、周囲の敵を手当たりしだい攻撃する。一撃の威力はバーサーカーやブレイドマスターといった純然たるアタッカーには劣るものの、攻撃回数と攻撃範囲はヴァイキングに分がある。1対多の戦闘に向いているクラスのように感じた。
用意されているスキルも多数の敵を攻撃するものが多く、ぐるぐる回転しながら敵を切り刻む“ジャイロブレイド”や、高速に斬りかかる“フェイタルインジュリー”などはじつに爽快。また、周囲の敵を引き寄せてから連続攻撃する“アバランチ”は、発動中にスーパーアーマー状態になるため敵の妨害を受け付けない。
高速ダッシュスキル“ボレアス”などを駆使してフィールド内を駆け回り、敵を密集させてからまとめて攻撃するのが本当に気持ちいいのだ。敵の数が多ければ多いほど楽しいクラスと言える。
ヴァイキングの真骨頂“フロストスティグマ”とは?
ヴァイキングの最大の特徴は、特定のスキルで攻撃した際に“フロストスティグマ”と呼ばれる氷の結晶を刻印できること。フロストスティグマが付与された敵の頭上には5秒間だけ氷のアイコンがつき、攻撃速度が10%ダウンする。さらにフロストスティグマ中の敵に特定のスキルをヒットさせると氷結状態になり、いっさいの行動が不能になる。
ヴァイキングの真骨頂は、このフロストスティグマから氷結につなげるコンボ。ただ斧を振り回して戦うだけの格闘クラスではなく、敵の攻撃速度を下げたり足止めができるトリッキーなクラスなのだ。
なお、フロストスティグマを付与できるスキルは明るい緑のアイコンで、氷結効果のあるスキルは無彩色のアイコンで表示される。視覚的にわかりやすくデザインされているのがうれしい。
フロストスティグマと氷結はPvPでも使用可能だ。氷結の持続時間は対モンスターよりも短くなるが、敵からしてみれば一瞬でも動きを止められるのは非常に厄介。ぜひマスターして戦ってほしい。
仲間を守るバリアを展開できるんです!
ヴァイキングがLv46で習得するスキル“生きる意思”がユニーク。スキルが発動している数秒間は行動不能になるが、周囲の味方を無敵にするバリアを展開できるのだ。使用者のガードが崩れるか効果時間が終了するまで味方はいっさいの攻撃を受け付けないため、味方がピンチのときに使用すると効果的。
3年ぶりとなるファイター系クラス
2011年にサービスを開始した『C9』だが、じつはファイター系のクラスが新たに追加されるのは約3年ぶり。近接クラスファンの読者には、ぜひ育てていただきたいキャラクターだ。いままでのファイター系とはひと味違う、独特な爽快感を味わえる楽しいキャラクターです!