エージェント47強すぎ!

 8月21日より全米公開される「Hitman: Agent 47」(配給:20世紀フォックス)は、スクウェア・エニックス傘下のIO Interactiveによる人気ステルスゲーム「ヒットマン」シリーズを原作に、ルパート・フレンド演じる凄腕の暗殺者エージェント47の戦いを描く新作アクション映画。そんな本作への導入となるコミック「Hitman: Agent 47: Official Movie Prelude」が公開中だ。

 コミックは全23ページで、ストーリーをF.J.デサント、作画をヘスス・エルバスが担当。電子コミック配信サイトのcomiXologyから無料ダウンロードできる(アカウント登録が必要)。ストーリーはオーストリアのウィーンでの舞踏会から始まり、エージェント47と、今回の映画でターゲットとなる巨大シンジケートとの戦いの一端を描いている。

「ヒットマン」新作映画の導入となるアメコミ「Hitman: Agent 47: Official Movie Prelude」が無料公開中_03
「ヒットマン」新作映画の導入となるアメコミ「Hitman: Agent 47: Official Movie Prelude」が無料公開中_01
「ヒットマン」新作映画の導入となるアメコミ「Hitman: Agent 47: Official Movie Prelude」が無料公開中_02
▲物語はウィーンで始まる。舞踏会場に女公爵とともに現れたミステリアスな男の正体は……。

 巨大シンジケートは最強の兵士を作り出すためにエージェント47の誕生の秘密を探ろうとしており、エージェント47はそれを食い止めるのが目的。コミックでは、エージェントたちを創りだした張本人への数少ない接点となる少女の存在を知るところで「To be Continued(映画に続く)」となっている。

 ちなみに「ヒットマン」シリーズは変装などを駆使しながらさまざまな方法で暗殺を遂行するのがひとつの魅力だが、コミックでは潜入以降は割と堂々と行動し、正面から警備を倒しまくって標的に迫るという無双スタイルを敢行。映画もこんな感じなのだろうか? 個人的にはもうちょっと忍んで欲しいのだが……。