マル秘話も飛び出す？ プレミアムなひととき
カプコンより、2015年7月9日に発売されたばかりのニンテンドー3DS用ソフト『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』。本作の発売を記念して、本作ディレクターの巧舟氏＆プロデューサーの小嶋慎太郎氏が、東京・パセラリゾーツ新宿本店に併設されているカプコンバーの1日店長に就任!? そんな噂を聞きつけたファミ通.comは、カプコンバーに潜入取材を敢行。独占リポートをお届けしよう！
『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』は現在、カラオケパセラの都内8店舗にてコラボを実施中（7月31日まで）。新宿本店に併設されている“カプコンバー”では、ここだけのスペシャルメニューも展開されている。詳細はカプコンバー公式サイトへ！
『大逆転裁判』発売日翌日である7月10日。店内は女性客を中心とした『逆転裁判』シリーズのファンが、思い思いにコラボメニューを味わったり、『逆転裁判』トークを楽しんでいた。そんな和やかな空気のなか、突如巧氏＆小嶋氏が店内に登場！ 集まったお客さんからは黄色い声が！
今日のために、色紙を描いてきたという巧氏。当初はカプコンバーに飾られる予定だったが、小嶋＆巧両氏の粋な計らいにより、なんと来店者へプレゼントされることに。うれしいサプライズにより一層盛り上がるなか、アットホームな雰囲気でトークは展開。巧氏による開発秘話も語られ、「昔からシャーロック・ホームズのファンで、天才なだけではなく、ちょっとトボけたホームズを描きたかった」などのエピソードも飛び出した。少し真実とズレたことを言い、同じ手がかりから別の真相を導き出すというホームズの設定は企画の段階から固まっていたということだが、それを具体的にシナリオに落とし込むことが大変だったそう。そんな巧氏の苦労の結晶ともいえる本作のホームズに、来店していた実際のホームズファンも「大丈夫です！」と太鼓判を押していた。
好きなキャラクターを訊かれると、「それぞれに思い入れが強いので、選ぶのはつらい！」と巧氏。では“生みの苦しみ”があったキャラクターはというと、“死神”と呼ばれる検事、バロック・バンジークスだとか。『逆転裁判』シリーズには、弁護士の主人公に相対するさまざまなタイプの検事が登場するが、バンジークスはまた新たな影を背負ったダークヒーローとして描かれている。彼の立った法廷で、かつて助かった被告人はひとりもいない……という“死神”の設定があるからこそ、主人公はどうやって勝てばいいのか……などなど、シナリオ面でも難しいキャラクターだったそうだ。ちなみに小嶋氏の好きなキャラクターは主人公の親友・亜双義一真。「初期からカッコイイと思ってました」と、意外（？）な好みを語っていた。
トークのあとは、巧氏＆小嶋氏によるサイン会や直筆色紙争奪じゃんけん大会も行われ、大盛り上がり。最後は来店者といっしょに記念撮影を行い、プレミア感満点のひとときを締めくくった。
