ブラウザゲーでありながら驚きのアクション爽快感を実現!

『三国戦紀WEB』プレイインプレッション 爽快感抜群のオンラインアクションRPGが日本上陸!_11

 台湾のInternational Games System社が開発、台湾で配信され大好評を博しているブラウザアクションRPG『三国戦紀WEB』。このたび本作がカルチャライズされ日本上陸とのことで先日実施されたCBTと、本作の独占配信契約を結んだライオンズフィルムで行ったテストプレイのインプレッションをアーケードゲームが大好物のT田がお届けします。

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 先程、アーケードゲームが大好物と自己紹介で書きましたが、「今回の記事とアーケードゲームって関係なくない?」と思いませんでしたか? じつはこの『三国戦紀WEB』は、1999年にアーケードで稼動したベルトスクロールアクションゲームが元祖となっているんです。

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▲こちらがアーケードで稼動していた『三国戦紀』の画面写真。
▲『三国戦紀WEB』の戦闘画面。美しくリファインされている。

 自分はCBTでプレイするまで前情報を調べていなかったのですが、初見は「どこか懐かしい何かを感じさせる……」といった感想になりました。実際、戦闘画面を見てもらうと現在30代の昔、ゲームセンターによく行っていた方には共感していただけるんじゃないかなぁと思っております。今回はそんな懐かしい雰囲気も感じさせる『三国戦紀WEB』の魅力を少しでもみなさんにお届けできたらと思います。

プレイアブルキャラクターを選択

 本作はまずプレイヤーの分身とも言えるキャラクターを選択するところから始まります。CBTでは貂蝉(ちょうせん)、孔明(こうめい)、趙雲(ちょううん)の3キャラクターが選択できましたが、OBT(オープンベータテスト)時には黄芸(こううん)、関羽(かんう)、張飛(ちょうひ)の3キャラクターが追加され、計6キャラから選べることになるようです。

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▲CBTで選択可能だった3キャラクター。
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▲ライオンズフィルムで行ったテストプレイには追加の3キャラクターの姿も。

 アクションゲームでもRPGでもなんでもそうなんですが、筆者は「ゲームで動かすなら女の子のキャラクターのほうがいい!」という持論を持っておりまして今回もその例に漏れず貂蝉を選択。無骨な男キャラも嫌いではないのですが、長時間目にするのだったらかわいい女の子のほうが、得している感がありますよね。

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▲CBT終了後のデータでは貂蝉を過半数の方が選択。考えることは皆さん同じなのかもしれません。

ストレスフリーのゲーム進行

 プレイヤーキャラクターを選択した後は軽いストーリーの説明後、チュートリアルが始まります。このチュートリアルは戦闘時のキャラクターの動かしかたや必殺技の対応キーなどを実戦形式で教えてくれるのですが、かなりサクサクと進行していきます。いまいち操作に慣れてないんだけど……って筆者の考えはなんのその、そのままチュートリアルは終了。こうなるといざ通常のダンジョンをプレイするときに、失敗したりやられてしまうかも……といった心配が出てきますが、通常のダンジョンもこれまたチュートリアル級にサクサクと進行していきます。

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▲拠点となる村での画面。初見は選べる項目も多くて何をすればいいかわからないかもしれないが、困ったらキーボードのJボタンを連打すれば、移動から任務の受注、任務完了の連絡と一連の流れを自動で行ってくれる。
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▲アクションの肝となる戦闘は必殺技の対応キーを順番に押すだけでもコンボがつながり、かなりの爽快感を得られる。通常の攻撃と必殺技を組み合わせてオリジナルのコンボを探すのもおもしろそうだ。

 本作はダンジョンをプレイするのに体力を消費し、体力が足りない場合は時間経過やアイテムなどでの回復をする必要があるが、CBTではレベル1からレベル45あたりまでは一切回復を待ったり、アイテムを使用することなくプレイし続けることができた。爽快感を推しているゲームであるが、戦闘パートだけでなくゲーム進行も驚きの爽快感と言えるだろう。

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▲左上緑色のバーが体力となる。一定時間で回復ギフトがもらえるので、CBT開始から長時間連続でプレイすることができた。

キャラクター強化や日本版にて実装されたガチャも充実

 本作のダンジョンはメインストーリーを追う“一般ダンジョン”のほかに、強化用素材などが入手可能な“精鋭ダンジョン”や高難度の“魔王ダンジョン”が存在し、これらを攻略するうえで必要になってくる要素が“強化”や“武将ガチャ”となる。

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▲強化のひとつである装備強化。一定レベルまで上がると装備名や見た目も変化する。
▲必殺技も強化することが可能。
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▲ソーシャルゲーム的なイメージのガチャと認識して問題ない武将ガチャ。CBTではガチャチケットが大量に配布されていた。
▲獲得した武将はコスト内で編成を組み、戦闘に参加する。

 ゲームのサイクルとしてはクエストを受け、ダンジョンを攻略、プレイヤーを強化といった流れとなる。強化はPVP(プレイヤーどうしが闘うモード)時にとっても重要な要素となっており、どのようにキャラクターを鍛えてゲームを攻略していくかはプレイヤー次第となっている。また、武将ガチャで獲得した武将も強化は可能なため、ゲームの操作が苦手という方は獲得した武将を強化して戦闘を楽に進めることも可能だ。筆者がプレイした段階ではそこまで難しいダンジョンは解放されていなかったため、どのような方向性に強化していくかはあまり考えていなかったが、深くやり込む方にとっては奥深い要素となりそうだ。

オープンベータテスト(OBT)も近日実施!

 CBTとテストプレイでの総合的な感想としては、とにかくストレスなく気持ちよく爽快にプレイできるといった点に集約する。このインプレを書くためにキリのいいところまでプレイするか、といったスタンスで筆者はゲームを開始したが、気付けばCBT終了間際までのめりこんで遊んでしまっていた。ひとり用をサクサク遊ぶだけでなく対人戦も用意されているゲームなので、奥深い要素はいくらでも出てきそうだが、まずはクエストをこなして本作の楽しさや爽快感を味わって、そこから発展してやりこんでいく形になりそうだ。

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▲CBT終了直前の画面。レベルの低いときと比べると要素が増えており、少しゴチャついている印象を受けるがこのあたりは最初は気にせず、まずはダンジョンをプレイして本作の爽快感を体験してほしい。
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▲OBT開始日となる7月10日には運営プロデューサー坪田氏のインタビューもファミ通.comで掲載予定。驚きの発表もあるのでご期待を!

 さて、最後に告知となるが、7月10日より『三国戦紀WEB』のOBTの実施が決定している。OBTは前回のCBTのユーザーからの要望を取り入れており、不満だった部分はかなり改善されているとのこと。公式サイトでは事前にWEBガチャが毎日1回プレイできるようになっているため、気になる方は無料会員登録を済ました後にWEBガチャをプレイし、OBTに備えてはいかがだろうか。