iOS&Androidで遊べる3on3のMOBA
2015年7月2日(米時間7月1日)、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで、Super Evil Megacorpのモバイル向けMOBA『Vainglory』のローンチイベントが行われた。イベントはサンフランシスコにあるゲーム映像配信サービス大手のTwitch本社で行われ、ローンチ記念の24時間配信とともにスタート(Twitchの公式チャンネルで配信中)。
正式ローンチに合わせてひと足先にバージョン1.6へのアップデートも行われており、新ヒーロー(プレイアブルキャラクター)のRona、新たなスキンシステム(一部App内課金)が実装されたほか、カジュアルマッチとランクドマッチがそれぞれ独立したキューを持つように。さらに従来のiOS版に加えてAndroid版のサービスも正式に開始された。クロスプラットフォーム対戦にも対応している。
月間アクティブユーザーは150万。今月は世界大会も開催。
『Vainglory』は、『League of Legends』、『Dota 2』、『Heroes of the Storm』といったタイトルが牽引するMOBA系ゲームを、タッチパネルに最適化された直感的な操作で手軽に遊べるというのが特色。基本プレイは無料で、昨年11月にiOS向けにサービスを開始してから以降プレイヤー数を伸ばし、5月時点での月間アクティブユーザー数は150万に達しているという。
PCベースのMOBAタイトル同様、e-sports系の展開にも力を入れており、今月中旬には韓国ソウルで招待制の世界大会も開催。また韓国OnGameNetとのパートナーシップにより、4K解像度&8カメラに対応した配信用のデスクトップクライアントが開発されるそうで、大型大会と配信にもしっかり力を入れていく模様だ(なおクライアント側の観戦モード自体は既に実装されている)。
海外産タイトルながら日本向けの広報活動に力を入れているのも興味深いところで、公式サイトに日本語版があるほか、Twitterの公式日本語アカウントも存在。今回のイベントにも、ゲームイベントの実況・解説などで活躍するスタンスミス氏が日本から招待を受けてプレイヤーとして参戦。インターナショナルの混成チームで開発チームと対戦していた(タカを使って奮闘するも、結果は残念ながらまさかの敗戦)。
なお、ゲームの基礎を解説するページ“Vainglory Academy”も日本語化されているので、この機会に始めてみようという人はそちらもチェックされたし。