物語の鍵となるふたつの事件とは!?

 2015年6月20日より公開される『攻殻機動隊 新劇場版』について、冒頭12分の本編映像が解禁された。本編映像では、本作での物語の鍵となる“大使館人質事件”と“総理大臣暗殺事件”のふたつの事件の勃発が描かれている。

以下、リリースより。


「お前たちは私が見つけた最高のパーツだ」
本作の鍵となる2つの事件の勃発を描いた12分が解禁!
観る者すべてを「攻殻機動隊」の世界に巻き込む!

 1989年、士郎正宗による原作「攻殻機動隊」が誕生。1995年、押井守監督による映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』が公開され、その圧倒的な作品世界と映像表現により、ウォシャウスキー姉弟(『マトリックス』)やジェームズ・キャメロン(『タイタニック』『アバタ―』)をはじめとする世界中のクリエイターに影響を与え、後のSF映画の映像表現に革命を起こした―。そして、原作誕生より四半世紀を経た2015年。完全新作の長編アニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』が、6月20日(土)よりいよいよ公開となります。

 本作の公開を目前に、この度、映画の本編映像がWEBサイトにて解禁されました。『攻殻機動隊 新劇場版』は、攻殻機動隊の結成の物語を描いた最新作。この度解禁となった本編映像は映画の冒頭部分のうちの約12分間であり、本作での物語の鍵となる「大使館人質事件」「総理大臣暗殺事件」の2つの事件の勃発が描かれている。

 大使館で起きた人質事件の捜査に乗り出す草薙素子たち7名。しかし事件の背後には電脳ウィルス【ファイア・スターター】の存在が見え隠れし、スナイパーであるサイトーは、事件の鍵を握る衝撃的な人物を目撃する―。

 時を同じくしてホテルで秘密会談中の総理大臣と、同席する草薙素子のかつての上司である501機関のクルツ。部屋に運びこまれたトランクは、クルツによる静止も間に合わず、総理大臣自らの手によって爆発し、戦後最大の事件である「総理大臣暗殺事件」が発生してしまう。

 物語の始まるきっかけとなる2つの事件を描くなかで、「攻殻」の見どころである電脳会議シーンや迫力のアクションシーンが続く本編冒頭12分。この後草薙たち“はぐれ者の寄せ集め集団”がいったいどのような物語を展開していくのか、ぜひご高覧下さい。

「攻殻機動隊 新劇場版」本編冒頭12分映像

『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_09
『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_02
『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_03
『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_04
『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_05
『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_06
『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_07
『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_08

攻殻機動隊25周年記念―。過去のあるはぐれ者たちが“攻殻機動隊”となる軌跡。
“全身義体”のリーダー草薙素子生誕の秘密が遂に明かされる―。

『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_01

 情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達により人々の意思が電脳に繋がれた近未来。多発する電脳犯罪を未然に察知し、それを除去するために組織された攻性の独立部隊、通称―攻殻機動隊―。

 全ての原点は日本が世界に誇るSF漫画家、士郎正宗が1989年に発表した作品『攻殻機動隊』。1995年に押井守監督が長編アニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を発表し、ジェームズ・キャメロン(『アバター』)やウォシャウスキー姉弟(『マトリックス』)をはじめとする世界中のクリエイターに影響を与え、SF映画の映像表現に革命を起こした。そして、2015年。“攻殻”生誕25周年記念作品として完全新作の長編アニメーション映画『攻殻機動隊 新劇場版』が公開される。

 『新劇場版』が描くのは、草薙素子の過去と“攻殻機動隊”の誕生。なぜ草薙は自らの部隊を求め、戦うのか。なぜ過去ある“はぐれ者”たちは草薙に従うのか。
 2015年夏、全ての“はじまり”が明らかになる――。

[ストーリー]
 2029年3月、総理大臣暗殺事件という戦後最大の事件が発生した。被害者の中には草薙素子のかつての上司、501機関のクルツもいた。
 バトーやトグサたち寄せ集めメンバーと捜査を開始する草薙。「お前たちは私のパーツだ。パフォーマンスを発揮出来ないヤツはパージする」と言い放つ草薙に、「俺たちはパーツか?」と反発するメンバー。
 事件の背後にあったのは、義体開発の行く末を左右する技術的障害【デッドエンド】をめぐる政治的取引。さらに「洗脳・ゴーストへの侵入・疑似記憶の形成」を一度に行う電脳ウィルス【ファイア・スターター】の存在も見え隠れする。そして、事件を捜査する中で掴んだ手がかりは、草薙の秘められた生い立ちにも繋がっていたのだった……。
 暗躍する謎のサイボーグ。総理大臣暗殺の真相。“第三世界”の存在。その先に待ち構える罠。たった1人で己の“戦場”に向かう草薙は、後に残すメンバーに最後の“命令”を告げる。「自分のゴースト(魂)に従え」。
 残された6人が己のゴーストに従う時、はぐれ者の寄せ集め集団は最高のパフォーマンスを発揮するチームへと変化する。
 “攻殻機動隊”誕生の瞬間に、世界は震撼する―。 

『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_11
『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_12
『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_13
『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_14
『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_15
『攻殻機動隊 新劇場版』全国公開に先駆け冒頭12分の本編映像が解禁【動画あり】_10

攻殻起動隊(こうかくきどうたい)
 1989年士郎正宗が漫画を発表。以来、映画・TVシリーズ・OVAとして映像化され、世界中にファンを持つSF作品。連載開始25周年を迎えても根強い人気を誇る。

原作者・士郎正宗先生からのコメント
 『攻殻機動隊』は「最初から劇場用作品として制作されたもの」に限ると1作目『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、2作目『イノセンス』、3作目『攻殻機動隊S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』に続いて、『攻殻機動隊 新劇場版』が4作目となる。25年前には『攻殻機動隊』というタイトルがこんなに長く生き延びて、遠いところまで旅をする事になるとは思わなかった。関係者諸氏に感謝すると共に、今回も既存作品同様、多くの方々に楽しんで頂ける作品になる事を祈っている。

声優:
坂本真綾/塾一久/松田健一郎/新垣樽助/咲野俊介/中國卓郎/上田燿司/中井和哉/沢城みゆき/野島健児/浅野まゆみ/潘めぐみ/麦人/宮内敦士/NAOTO(EXILE/三代目J Soul Brothers)

原作:士郎正宗 総監督・キャラクターデザイン:黄瀬和哉
脚本:冲方丁
音楽:コーネリアス
監督:野村和也
総作画監督・サブキャラクターデザイン:大久保 徹
美術監督:竹田悠介・益城貴昌
撮影監督:田中宏侍
3DCG監督:井野元英二
音響監督:岩浪美和
色彩設計:広瀬いづみ
メカニックデザイン:柳瀬敬之・竹内敦志
モーショングラフィック:荒木宏文
特殊効果:村上正博
編集:植松淳一
主題歌:坂本真綾 コーネリアス「まだうごく」
サウンドトラック:フライングドッグ

『攻殻機動隊』のテレビシリーズ『攻殻機動隊ARISE Alternative(オルタナティヴ) Architecture(アーキテクチャ)
4月よりTOKYOMX、BS11ほか全国にてTVオンエア中!