『ドラゴンズドグマ オンライン』木下Dのアルファテスト一問一答

 2015年サービス開始予定のプレイステーション4、プレイステーション3、PC用オンラインゲーム『ドラゴンズドグマ オンライン』。2015年4月下旬に実施されたアルファテストについての手応えやこれからを、木下研人ディレクターに聞いた。

 なお、2015年6月5日には、ニコニコ生放送にて『DDON TV ~ドラゴンズドグマ オンライン ファミ通拠点~』が配信。番組内で、CBT1(クローズドベータテスト1)や正式サービスのスケジュールほか重大発表があるので、お見逃しなく!

『DDON TV ~ドラゴンズドグマ オンライン ファミ通拠点~』の試聴ページ

『ドラゴンズドグマ オンライン』アルファテスト プレイリポート特設サイト

※本記事は、週刊ファミ通2015年6月4日号に掲載したものに加筆・編集を行った完全版です。

ニコ生特番の配信が迫る『ドラゴンズドグマ オンライン』、木下Dのアルファテスト一問一答_01
▲ディレクターの木下研人氏。

──アルファテストを実施してみての、率直な感想をお聞かせください。

木下研人氏(以下、木下) 僕個人としてはとても楽しかったです。ご参加いただいた皆様のおかげで、とても貴重な経験をさせていただきました。いい点も悪い点も、遊んでくださった皆様から“声”をいただけること。これが何よりも、つぎに向けてのエネルギーになります。

──アルファテスト期間中にもっともたいへんだったところは? 

木下 サーバー負荷やゲーム動作など、トラブルに対して即時の対応を続けていたことです。トラブルの原因調査、即時~深夜に及ぶ修正、告知連係、早朝からの動作確認。ある意味、スタッフの負荷テストにもなりました……、が、栄養ドリンクを飲みながら笑顔だったスタッフも多かったです。

──うまくいったところ、プラスの発見があったところは?

木下 想定していた規模で動作、負荷テストを行わせていただけたこと。アルファテストの段階で、開発の人数規模ではテストできない部分での発見ができたことです。「いまいいところだったのに!!」と、ご参加いただいていた皆様には、緊急メンテナンスなどでご迷惑もお掛けして、非常に申し訳ないことなのですが、いまわかってよかった不具合などは多くありました。

──参加したユーザーからは、どんな声が届いているでしょうか。多かった意見や、印象深い意見などを教えてください。

木下 ポジティブな意見の中でとくに多かったのは、“アクションの触り心地”、“フィールドのワクワク感”、“多人数プレイの熱さ”などでした。反面、ご指摘やご要望として多かったのは、“アクション(ジョブ)としてのバランス”、“パーティーの組みづらさ”、“ポーンに対するご意見”といった部分でした。ご要望をいただいた内容は、当然ながらすべて目を通しています。割合として多いものは改善へとしっかり検討を進めていますし、割合として少ないものでも、「これは!」と思うものも同様です。もちろん、社内スタッフからもよりよくするための意見が出てきています。

──アルファテストでは各ジョブレベルを10まで上げられましたが、配信開始時(シーズン1)時点では、レベルはいくつまで上がりますか?

木下 正式サービスの開始時点では、レベル40までを予定しています。

──シーズン1時点では、各ジョブで習得できるスキルはいくつくらいになる予定でしょうか。

木下 正式サービスの開始時点では8つ、シーズン内アップデートで12までを予定しています。