押井守氏「これまででもっとも魅力的な素子」
『攻殻機動隊 新劇場版』がいよいよ2015年6月20日より劇場上映される。本作の公開に際し、『攻殻』シリーズの歴代監督を務めた押井守氏、神山健治氏より応援コメントが到着した。
以下、リリースより。
押井守!神山健治!
「攻殻」シリーズ歴代監督から応援コメントが到着!
攻殻機動隊25周年記念作品『攻殻機動隊 新劇場版』がいよいよ6月20日に公開されます。
本作の公開に際し、「攻殻」シリーズの歴代監督を務めた押井守監督、神山健治監督からシリーズ最新作に期待を寄せる応援コメントが到着いたしました。下記にてコメントを記載させていただきます。さらに、本広克行(監督)、直井由文(BUMP OF CHICKEN/ミュージシャン)、弐瓶勉(漫画家)、樋口真嗣(監督)、タカノ綾(アーティスト)よりの応援コメントも劇場や公式ホームページなどにて公開いたします。
【押井守コメント】(『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』監督)
これまでで最も魅力的な素子。葛藤に陥る前のパッショネートな素子を描いた唯一の攻殻。さすが黄瀬だ!
【神山健治コメント】(『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』シリーズ監督)
なるほど!攻殻機動隊のメンバーがいかにして現在の活動を行うに至ったのか、その謎が今解き明かされる。公安9課結成までの活躍や葛藤が描かれる本作は大変興味深く、細視に値する映画です。
■映画『攻殻機動隊 新劇場版』作品資料
【STORY】
2029年3月、総理大臣暗殺事件という戦後最大の事件が発生した。被害者の中には草薙素子のかつての上司、501機関のクルツもいた。
バトーやトグサたち寄せ集めメンバーと捜査を開始する草薙。「お前たちは私のパーツだ。パフォーマンスを発揮出来ないヤツはパージする」と言い放つ草薙に、「俺たちはパーツか?」と反発するメンバー。
事件の背後にあったのは、義体開発の行く末を左右する技術的障害【デッドエンド】をめぐる政治的取引。さらに「洗脳・ゴーストへの侵入、・疑似記憶の形成」を一度に行う電脳ウィルス【ファイア・スターター】の存在も見え隠れする。そして、事件を捜査する中で掴んだ手がかりは、草薙の秘められた生い立ちにも繋がっていたのだった……。
暗躍する謎のサイボーグ。総理大臣暗殺の真相。“第三世界”の存在。その先に待ち構える罠。たった1人で己の“戦場”に向かう草薙は、後に残すメンバーに最後の“命令”を告げる。
「自分のゴースト(魂)に従え」。
残された6人が己のゴーストに従う時、はぐれ者の寄せ集め集団は最高のパフォーマンスを発揮するチームへと変化する。
“攻殻機動隊”誕生の瞬間に、世界は震撼する―。
声優:
坂本真綾/塾一久/松田健一郎/新垣樽助/咲野俊介/中國卓郎/上田燿司/中井和哉/沢城みゆき/野島健児/浅野まゆみ/潘めぐみ/麦人/宮内敦士/NAOTO(EXILE/三代目J Soul Brothers)
原作:士郎正宗 総監督・キャラクターデザイン:黄瀬和哉
脚本:冲方丁
音楽:コーネリアス
監督:野村和也
総作画監督・サブキャラクターデザイン:大久保 徹
美術監督:竹田悠介・益城貴昌
撮影監督:田中宏侍
3DCG監督:井野元英二
音響監督:岩浪美和
色彩設計:広瀬いづみ
メカニックデザイン:柳瀬敬之・竹内敦志
モーショングラフィック:荒木宏文
特殊効果:村上正博
編集:植松淳一
主題歌:坂本真綾 コーネリアス「まだうごく」
サウンドトラック:フライングドッグ
『攻殻機動隊』のテレビシリーズ『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』4月よりTOKYOMX、BS11ほか全国にてTVオンエア中!