映画『ピクセル』日本語吹き替え版に柳沢慎吾さんと渡辺直美さんが起用
本日2015年5月21日、東京タワーにて『パックマン』の35周年と映画『ピクセル』の公開（日本公開日は9月19日）を記念したギネス世界記録へのチャレンジが行われた。
映画『ピクセル』とは、ドンキーコングやスペースインベーダーなど、懐かしの80年代のビデオゲームキャラが一斉に地球を侵略しにやってきて、世界がどんどん“ピクセル”化してしまうというディサスター（災害）ムービーだ。本編では、パックマンがなんと“敵”として登場するのも特徴となっている。
今回のチャレンジの内容は、総勢300人以上を動員して、東京タワーにパックマンのイメージを“人文字”のようにつくり、それをギネス世界記録の記録認定へ申請するというもの。集まったのは、山野美容専門学校の生徒たちだ。
【5月21日17時25分 空撮されたオフィシャル写真を追加しました】
ギネス記録認定のための規定は厳しく、300人以上の参加者には5分間じっと動かないこと、パックマンの形は極めてなだらかな曲線であることが求められるそうだ。もしも5人が動いてしまうと失敗となり、そのチャンスはわずか3回まで。チャレンジ前には入念な準備と練習が行われており、現場には緊張が走った。
長い5分間が終わった後、パックマンを形成していた参加者の中に何やら見たことがある人が……それは柳沢慎吾さんと渡辺直美さん。このふたりも、ギネス記録の一員となっていたのだ。さらに、この場で映画『ピクセル』の日本語吹き替え版において、柳沢さんと渡辺さんが起用されることも発表された。
ステージには、『パックマン』の生みの親であり、本ギネス記録チャレンジの総合プロデュースを務める岩谷徹氏も登壇した。岩谷氏が渡辺直美さんが着ているパックマンのドレスを称賛し、「土俵際にいそうですね」とイジる一幕も。渡辺さんは「皆さんお疲れさまでした。私にとって、この5分間は5キロやせてしまうくらいにキツく、地獄でした。みんな偉いと思います」と参加者にねぎらいの言葉をかけていた。
映画『ピクセル』で柳沢慎吾さんと渡辺さんがどのような役を演じるかは、現在はまだ秘密だという。柳沢さんは「『マダガスカル』ではシマウマの役を演じたりもしましたが、今回は人間の役です。どうなるかは言えないけど、きっとびっくりしますよ」と、渡辺さんも「“この役だったんだ！”と驚けると思います」と、サプライズを期待させるように語っていた。
また、映画『ピクセル』で80年代のゲームがたくさん登場することを聞いた柳沢さんは「ゲームと言えば、僕は喫茶店で『スペースインベーダー』にハマっていて、コーヒー5杯で8時間くらい粘っていました」と思い出を語り、渡辺さんから「迷惑なお客」とツッコミをもらっていた。
いよいよ認定の結果が発表。“250人を超えた最多人数でつくるパックマンのイメージ”という挑戦において、参加人数351人で見事ギネス世界記録が認められた。
岩谷徹氏は「5分間、暑い中でとてもつらかったと思います。こうしてギネス認定がされましたのも皆さんのおかげです。もう、いまは涙が出てきそうです」と、実際に目に涙をにじませながら語っていたようだ。柳沢慎吾さんはそんな岩谷氏を見て、「パックマンはいまでも世界で大活躍している、これはすごいことです。師匠と呼んでもいいですか！」と興奮していた様子。
最後に、登壇者は映画『ピクセル』を楽しみにしている人に向けて、メッセージを贈った。
岩谷徹氏 映画『ピクセル』は昔懐かしの2Dキャラクターが、3Dになって同窓会を開いているような素敵な内容です。ぜひ映画館でごらんください。
渡辺直美さん 映画の中で、パックマンはなんと敵として出てきます。パックマンの笑顔が、かえって怖いんですよ。その恐怖と迫力もぜひ楽しんでください。
柳沢慎吾さん 9月19日、夏の終わりに公開です。ぜひ劇場で観て、いい夢見ろよ！ また逢う日まで、あばよ！
なお、『パックマン』の誕生日となる明日5月22日には、その誕生の地である渋谷をはじめ全国5大都市で、パックマンの公式着ぐるみを着た“50名のパックマン隊”が登場。さらに、5大都市のビジョンでも35周年の特別映像が流れるほか、映画『ピクセル』に登場するクルマ“MINI”が特別に“パックマン×ピクセル”のラッピングに変わり渋谷の街をチェイスすることが予定されている。ほかにも生誕35周年記念企画が続々と開催予定となっているので、こちらにも期待しておこう。
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■映画『ピクセル』について
パックマンに、ドンキーコング、ギャラガに、スペースインベーダーなど、懐かしの80年代ゲームキャラが一斉に地球を侵略しにやってくる！ 『ハリー・ポッター』や『ナイトミュージアム』シリーズのヒットメーカー、クリス・コロンバス監督が手掛けるSFエンタテインメント大作映画『ピクセル』が9月19日（土）に日本公開される。全米公開はサマーシーズン7月24日に行われ、早くも大ヒット間違いなしと噂がされている。
