ネクソン本社でユーザー参加型イベント開催
2015年5月16日、東京・ネクソン本社にて、PC用オンラインアクションRPG『マビノギ英雄伝』のユーザー参加型のイベント“第1回 座談会&先行体験会”が開かれた。
会場では、座談会や新コンテンツ先行プレイのほか、ニコニコ生放送“なつなま”公開収録も行なわれ、来場したユーザーどうしで交流を深めていた。
今回のイベントの目玉が新ボス“メル”戦のテストプレイだ。筆者もメルとのバトルを体験できたので、そのインプレッションをお届けしたい。
【マビノギ英雄伝】プロモーション動画 ストーリー編【Chapter1実装記念】
巨体からくり出すパンチと素早い動きでプレーヤーを翻弄する“メル”
メルとの戦闘は、城の塔と塔の間の通路のような場所で行なわれる。縦長のフィールドで、とくに幅がかなり狭くなっている。柵などは設置されていないので、操作を誤ると落下してしまうことも。
そんな狭いフィールドで戦うのだが、メルはその図体からは想像できないようなスピードでフィールドを動き回る。大きく腕を振っての攻撃が多いので、動きは予測しやすいが、フィールドが狭いので回避し続けるのは難しい印象だ。
また、ときおりメルの体が赤くなることがある。このときの攻撃はガードできないので回避しなければならない。
筆者は弓を使った遠距離攻撃が得意なカイを操作し、ひたすらヒットアンドアウェイをくり返した。最初のうちは調子よくダメージを与えられたものの、フィールドは狭いし、メルはその図体からは想像できないような猛スピードで距離を一気に詰めてくる。なかなかうまくいかない。
メルは接近戦に特化しているわけではなく、距離が離れていると毒ガスのようなものをぶつけてくる。これは一定範囲にダメージを与える攻撃で、距離を取っていれば安全というわけではないようだ。また、毒ガスはしばらく停滞する特性も持つ。持続的にダメージを受けるので、早めにその場から移動する必要がある。
また、メル戦ではときおりミニゲームが発生する。壁の縁にぶら下がって十字キーでバランスを取り、メルの攻撃を避けるという内容だ。
失敗してもデメリットはないが、成功すると称号が得られ、戦闘に有利なバフが付与される。ミニゲームが発生するタイミングはランダムだが、できるだけ挑戦していきたい。
メルは少し特殊なボスで、HPゲージを削りきっても倒すことができない。フィールドから落として初めて討伐成功になるのだ。
やり方はこうだ。一定以上ダメージを与えると、「背後から攻撃すると『メル』を仰け反らせることができる」というメッセージが表示される。このメッセージが表示された後、うまくフィールドの端に誘導し、後ろから攻撃すればメルは落下してクリア……となるのだが、これが意外と難しい。
この状態になってもメルは暴れ続けるし、後ろを取ろうと回り込んだら自分が落下、なんてことも起こりうる。背後の狙いやすさを考慮すると、遠距離職のほうが倒しやすいのかもしれない。
振り返ってみると、メルそのものの強さはもちろんだが、フィールドの狭さに苦戦させられた印象だ。攻撃を避けようとして下に落下してしまうシーンが何度もあった。メル自体の行動パターンは読みやすいので、落ち着いてガードすることと、回避する方向に注意を払えば戦いやすそうな印象だ。
新章“Chapter1 Episode0”は明日(2015年5月20日)実装予定だ。腕に自身のあるプレーヤーは、ぜひメル討伐に挑戦してみてほしい。