WHITE ASHによる新オープニングテーマも決定!

 2015年7月より放送のテレビアニメ『GATCHAMAN CROWDS insight』(以下、『ガッチャマンクラウズインサイト』)の記者会見が、本日2015年5月15日に行われた。

 『ガッチャマンクラウズインサイト』とは、タツノコプロの『科学忍者隊ガッチャマン』を原作とするアニメ、『ガッチャマンクラウズ』の第2期となる。記者会見には、1期からのおなじみのメンバーのほか、新たなキャラクターを演じるキャストが勢ぞろいした。

<記者会見の出演者(敬称略)>
一ノ瀬はじめ役:内田真礼
三栖立つばさ役(新キャラクター):石原夏織
橘清音役:逢坂良太
爾乃美家累役:村瀬歩
鈴木理詰夢役(新キャラクター):梅原裕一郎
ベルク・カッツェ役:宮野真守
ゲルサドラ役(新キャラクター):花澤香菜
WHITE ASH(オープニングテーマ曲担当)

■WHITE ASHは、監督からオープニング曲の“テーマ”をもらっていた

 記者会見では、ロックバンドの“WHITE ASH”が第1期に引き続き『ガッチャマンクラウズインサイト』の主題歌を担当することが発表。この場で新曲となる“INSIGHT”が披露された。

『ガッチャマンクラウズインサイト』後輩に気を付けてほしいのは宮野真守さんのアドリブ!? 新キャストも加わった記者会見をリポート_01

 以下からはボーカルの“のび太”さんへの質疑応答の内容を紹介する。

――オープニングテーマの担当に決まったときのお気持ちをお聞かせください。

のび太 前作ではWHITE ASHとしてはじめて主題歌を担当し、また声優にも初挑戦させていただきました。そのことは、アニメファンの方が僕らを知ってくださるきっかけになりました。またこうして主題歌を歌えることを、とてもうれしく思っています。

――楽曲にはどういう想いが込められているのでしょうか。

のび太 監督に“テーマ”のようなものを事前にいただいていました。僕らなりにそのテーマをくみ取り、自分らしさを出しつつも世界観にあったものを作った、という感じですね。

――その“テーマ”とは、どのようなものなのでしょうか。

のび太 具体的には言えないのですが、アニメ本編を観れば「ああ、あの曲はこういうことだったんだなあ」とわかっていただけると思います。曲が本編のヒントになっているとも言えるかもしれません。

『ガッチャマンクラウズインサイト』後輩に気を付けてほしいのは宮野真守さんのアドリブ!? 新キャストも加わった記者会見をリポート_05

■宮野真守さんの使命は“世間の皆さまをイラつかせる”ことだった!?

 ここからは、豪華キャスト陣のトークの模様をお届けする。

――チームワークのよい1期メンバーの皆さんから、今回新たに参加する声優の皆さんにアドバイスがあればお願いします。

『ガッチャマンクラウズインサイト』後輩に気を付けてほしいのは宮野真守さんのアドリブ!? 新キャストも加わった記者会見をリポート_03
▲ちなみに、これが正しい“ガッチャ”のポーズ。

内田真礼さん(以下、内田) 以前、“ガッチャ”のポーズを思い切り間違えてしまったことがあったんです(笑)。定着させるためにも、間違えないように気を付けてください。

逢坂良太さん(以下、逢坂) (侍のような口調で)言っておきてえのは、とにかく宮野さんのアドリブです(笑)。たとえ本番でもほかのキャストが笑わずにはいられないようなアドリブを入れてきますので、覚悟していてください。前に内田さんが笑いすぎて、演技ができなくなるときもありました。

宮野真守さん(以下、宮野) いやいや、ちゃんと台本通りにやりますよ! たぶん台本に「ここでアドリブ」みたいなことが書いてあると思いますけど(笑)。第1期のベルク・カッツェには“世間の皆さまをイラつかせる”という使命がありましたので、しっかり演じさせていただきました。また、アドリブ以外では、監督とリアルタイムでキャラクターを作り上げてきたという実感がありますね。収録環境は、キャラに“チャレンジする”とそれを受け入れてくれる、また違うところはちゃんと指摘するというものですので、皆さんにもどんどんチャレンジしてほしいです。

村瀬歩さん(以下、村瀬) 僕も宮野さんのアドリブのことを言いたかったんですけど、取られちゃいました(笑)。それ以外だと、一ノ瀬はじめのセリフが“意味深”なことが気になります。彼女のセリフは後になって「こういうことだったんだな」とわかるのですが、あまり考えすぎてもよくないので、それに惑わされないようにしてほしいです。アニメを観る皆さんも、「どういうことなんだろう?」ともやもやしないほうがいいと思います。

 また、村瀬さんのこの言葉に、一ノ瀬はじめを演じた内田真礼さんは「私もはじめの笑顔がどういうことかわからなくて、やっと理解できるようになったのが4、5話からでした。でも、そういうところも含めて、彼女らしさなのだと思います」と答えた。