来年の今頃は主要VRHMDの製品版がひと通り手に入る状態に
VRヘッドマウントディスプレイ“Oculus Rift”を手掛けるOculus VRが、公式ブログでOculus Rift製品版を2016年第一四半期に発売することを発表した。今年中に予約を開始するという。価格や利用可能なコンテンツ、入力系などについてはE3にかけて順次公開されていく予定で、まずは次週、公式ブログでスペック面などの詳細を公開するとのこと。
これまで開発者キットのみの展開でありながら、大きな話題を呼んでいるOculus Rift。Valveが関わっているHTC Vive(2015年中に発売予定)や、ソニーのプレイステーション4向けヘッドマウントディスプレイProject Morpheus(2016年前半)などが先行して市販版の発売を発表しており、動向が注目されてきた。
今回の発表により、上記3モデルはいずれも来年の今頃には製品版が出ている計算となる。VRが開発者や目が早いガジェット好きのものから、本格的なコンシューマー製品へと発展する年となりそうだ。