工画堂スタジオのレトロゲームが登場
D4エンタープライズは、レトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”にて、本日2015年4月28日より新規コンテンツ『へらくれす』（PC-8801版）と『アルギースの翼』（PC-8801版・Windows8.1対応版・E.M.D対応版）を配信開始した。
以下、 リリースより。
2015年4月28日、レトロゲームの復刻ビジネスやデジタルコンテンツの配信を行なっている株式会社D4エンタープライズ（本社・東京都千代田区、代表取締役・鈴木直人）は、同社が運営するレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG（※）』において、新規コンテンツ『へらくれす(PC-8801版)』『アルギースの翼(PC-8801版・Windows8.1対応版・E.M.D対応版)』の同時リリースを開始しました。
へらくれす for PC-8801 (1986)
むかしむかし、まだ神様達の世界と人間の世界とが、はっきりと分かれていなかった頃、名前をへらくれすという歴戦の勇者でありながら、顔もきわめてハンサムな若者がおりました。こういう若者に対するご婦人の目というものは、古今東西、そうそう変わるものではございません。へらくれす君のモテモテぶりは、世界の出生率にまで影響したといわれる程でございました。ところで、その頃、神様の世界は、でうす様という一番偉い神様によって治められていました。このでうす様には、ぺらさんという奥様がいらっしゃいましたが、ぺらさんは、とっても嫉妬深く、でうす様がギャルとちょっとお話になっただけで、すぐ怒るのです。でうす様は面白くありません。奥深い宮殿でギャルと楽しくルンルンしたいものだと、いじけておりました。さて、そんなある日、へらくれす君のモテモテぶりがでうす様の耳に入りました。さあ！でうす様は怒りました。一番偉い自分がこんな思いをしているのに……！
本作は1986年にリリースされたアクションパズル。プレイヤーはへらくれす君となって、数々の試練を突破し、でうす様に会いにいくことになります。各ステージには、動かしたり壊したりできるブロックや、ジャンプできるスプリング、次の部屋へ進む扉を開けるためのオノやカギなどのアイテムが配置されており、さいころぷす、きかんてす、けんたうろすといった敵も徘徊しています。
ゲームは全部で40面以上。攻略手順を間違えるとハマってしまう面などもあるので用心深く攻略してください。工画堂スタジオのタイトルとしてはパッケージ販売されず、通販とソフトベンダータケルのみで販売されたある意味幻のタイトル。アクションパズルファンなら挑戦して欲しい一作です。
タイトル：へらくれす(PC-8801版)
ジャンル：パズル
メーカー：工画堂スタジオ
発売日：4月28日
価格：500円（税抜）
（※キャンペーン終了後は800円（税抜）での配信となります。）
※配信サイト
アルギースの翼 for PC-8801 (1988)
遥か金砂の果て、かつてアルギースを収めし血筋ありき。今は遠き昔のこと。翼を持ちたる者、アテパルの丘に降り立ち、風と大地と水の精霊と共に永き眠りにつかん。幾千もの季節の後、再び災い起こるとき、アルギースの末裔、翼と剣とを持ちて妖魔を討ち倒さん……。
本作は1988年にリリースされたRPGです。プレイヤーはアルギース23代王子として、妖魔によって危機に瀕した世界を救う冒険に出発します。
街やダンジョンはサイドビュー、マップの移動はトップビューで表現され、動作が軽い上に、ほとんどテンキーで操作できることから移動や探索はまるでアクションゲームのよう。また戦闘はエンカウント方式の半オートバトルを採用。プレイキャラとモンスターが戦う様子を見ながら、状況に合わせてコマンドを出すことになるため、実に臨場感あるバトルが体験できます。ボーッと見ていると窮地に陥ることもあるので注意しましょう。
また本作の魅力の一つに同梱の「翼龍の書」があります。この冊子はプレイ中に登場するダンジョンの壁画を解読するための資料や、モンスターの設定などが盛りだくさん。約100ページにも及ぶ内容は、読み応えも十分といえるでしょう。もちろんEGG版ではPDFとして完全収録しています。
タイトル：アルギースの翼(PC-8801版・Windows8.1対応版・E.M.D対応版)
ジャンル：ロールプレイングゲーム
メーカー：工画堂スタジオ
発売日：4月28日
価格：500円（税抜）
（※キャンペーン終了後は800円（税抜）での配信となります。）
※配信サイト
