スタイシッリュ英雄(HERO)アクションの最新作!
カプコンから2015年7月23日に発売予定のプレイステーション4/プレイステーション3用ソフト『戦国BASARA4 皇』(以下、『皇』)は、戦国時代の武将を操作し、天下を目指して戦うスタイシッリュ英雄(HERO)アクションの最新作。シリーズを通してプレイしているファンだけでなく、未体験のユーザーでも“新たに楽しめるバラエティ感と大ボリューム”をコンセプトに、2015年7月23日の発売を目指して開発が進められている。
前作『戦国BASARA4』(以下、『4』)をベースに手掛けられている本作は、シリーズ最多となる40名もの武将が操作可能に。『4』で敵武将として登場した足利義輝や京極マリアはもちろん、新武将・千利休のアクションも楽しめる。
また、『4』のストーリーに加えて、新たに32本のストーリーが収録されているほか、新システム“合戦ルーレット”の実装、多彩なやり込み要素の収録など、ユーザーにとってうれしいコンテンツが盛りだくさんの内容となっているのもポイントだ。
今回は、ファン注目のプレイヤー武将、足利義輝、千利休、京極マリアのプレイインプレッションに加えて、合戦ルーレットの出目のいくつかを、記事担当ライターのジャイアント黒田が紹介する。
新プレイヤー武将の3人は個性派揃い!
皆さん、こんにちは! 春の陽気のせいか、4月中に体重が6キログラムも増えたライター・ジャイアント黒田です。ここからは、新プレイヤー武将と合戦ルーレットのインプレッションをお送りしたいと思います!
最初に紹介するのは、『4』で圧倒的な強さを見せた足利義輝。結論から言いますと、その反則級の強さはプレイヤー武将になっても健在! 技によっては発生するまで隙があるものの、全体的に攻撃速度、範囲が優秀で、まさに一騎当千のアクションが体験できました。
義輝の最大の特徴は、攻撃によって刀、槍、弓と自由自在に変化する武器の笏(しゃく)を使ったアクションと、特定の技で出現するルーレットの出目により、能力が変化するところ。
攻撃ボタンを押していくだけで、武器が次々と切り換わっていくのは、その強さも相まって気分爽快! 数ある固有技の中でも、槍による突進攻撃の“快進之矛”(かいしんのほこ)と、弓による範囲攻撃の“栄光之露”(えいこうのつゆ)の使い勝手が良好。前者は、一瞬で間合いを詰めたいときや、敵を追撃したいときに、後者は群がる敵を一掃したいときに便利でした。
前述した通り、ルーレットの出目によって能力が変化するのも非常にユニーク。デメリット効果が発生するハズレ目がひとつあるものの、“赤”だとスピードアップ、“黒”だと攻撃力アップ、そして“金”だと周囲の時が止まったかのようになり、小判なども大量に入手できるので、中毒性がとにかく高い! 個人的には、池田秀一さんが声を担当するキャラクターが“赤”でスピードがアップするというシチュエーションにも燃えます(笑)。
そしてぜひ見ていただきたいのが、義輝のバサラ技! 天から数多の武器が降り注ぐ中、刀、槍、弓とあらゆる武器を使いこなし、変幻自在の連続攻撃をくり出す姿は圧巻のひと言。伊達政宗の“六爪流”を超えた、“八槍流”(!?)も見どころですよ!!
続いて紹介するのは、シリーズ初登場となる新武将・千利休。さらっと武将とか書いていますが、ご存知の通り、千利休は日本を代表する著名な茶人。名立たる武将を差し置いて、千利休をプレイヤー武将にしてしまうのが、『戦国BASARA』シリーズのすごいところ。さらに、普通の武将として登場させないところもさすがです!(←ほめ言葉)
というのも、千利休は二重人格のサイキッカーという設定で、攻撃によってワビ助とサビ助の人格が自動的に入れ換わるほか、超能力のような不思議な力を駆使して戦う、唯一無二のスタイル。戦いを好まないワビ助は敵を吹き飛ばす、好戦的なサビ助は敵を引き寄せるアクションを使えるのですが、ふたりのアクションを組み合わせることで、華麗な連続攻撃を決められます。
連続攻撃の起点となるのは、敵1体をロックオンできる固有技の“大寄せ”(おおよせ)。ロックオンした敵は一定時間自在に操れるうえ、周囲にいる敵をくっつけたり、“茶々くる”(ちゃちゃくる)や“口切り”(くちきり)といったほかの固有技で追撃できます。これらの連続攻撃が決まると気分爽快です!
そして、本作の千利休を語るうえで外せないのが、固有奥義の“野点”(のだて)。発動すると、足場に畳が出現し、周囲の敵が茶会に参加するというシュールな光景が楽しめます(笑)。見た目は完全にギャグですが、じつは敵にダメージを与えられるうえ、自分の体力を回復できるという非常に優秀な奥義。発動までに時間がかかるものの、使いこなせば回復手段としても重宝しそうです。