テクノロジーで分断された人類を救済する天使となれるか?

 スクウェア・エニックスが海外で“Project CKP”なる新作プロジェクトのティザープロモーションを実施中。「Can't Kill Progress(進化は止められない)」というキャッチフレーズなどから『デウスエクス』の新作ではないかと推測されてきたが、リークなどを受けて、日本時間の4月9日午前1時にシリーズ新作を公開することが正式に発表された。

 ほぼ同時に米Game Informer誌も、5月号の表紙とともに正式タイトルが『Deus Ex: Mankind Divided』であることをアナウンス。プラットフォームがプレイステーション4/Xbox One/PCであること、アダム・ジェンセンが再び主人公となり、前作のエンディング後、人体改造をした人間とそうでない人間が決定的に決裂してしまった世界で事態収拾に奮闘することなどを明かしている。

 『デウスエクス』はFPSをベースにRPG的な成長要素やステルス要素などを組み込んだアクションシューティングゲームシリーズ。2000年にオリジナル版が発売され、2003年に続編『Deus Ex: Invisible War』がリリース。長い沈黙を経て、2011年にシリーズのリブート作となる『Deus Ex: Human Revolution』(邦題デウスエクス)が発売されている。

 2013年末にスクウェア・エニックス傘下のアイドス・モントリオールで新世代機向けの続編に取り掛かっていることがスタジオの公式ブログで明かされていたが、今回いよいよ発表ということになる。光の羽根が生えた機械の天使かのように見える構図で映っているアダム・ジェンセンは、果たしてテクノロジーがもたらした人類の分断(Mankind Divided)から人々を救うことができるのだろうか?