近藤春菜さん「ベイマックスじゃねーよ! で世界を目指したいと思います」
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは、アニメ作品『ベイマックス』を“MovieNEX”で2015年4月24日に発売、ブルーレイ/DVDのレンタルも同日に開始する(4月17日からデジタル先行配信も開始)。その『ベイマックス』MovieNEXのCMに、主人公ヒロとベイマックスのような“深い絆のふたり”を代表して、お笑い芸人のハリセンボンが出演する。その収録現場への潜入リポートをお届けしよう。
※MovieNEX……ブルーレイとDVD、デジタルコピー、MovieNEX CLUB(専用サイト)のコンテンツをひとつのパッケージとしたもの
『ベイマックス』とは、『アナと雪の女王』に続くディズニーアニメの最新作であり、第87回アカデミー賞長編アニメーション賞受賞、日本の興行収入が90億円を超える大ヒットを遂げた話題作。天才少年のヒロと、亡き兄が作ったケア・ロボットのベイマックス、大学の友人たちがくり広げる、かけがえのない絆と限りない勇気が描かれた作品となっている。
ハリセンボンの近藤春菜さんと箕輪はるかさんのふたりは、ベイマックスにちなんだ純白のナース姿で収録現場に登場。用意されてあったベイマックスを見て、はるかさんは「うわあ、ベイマックスだ!」と喜びを隠せない様子だった。
CMの内容は、「ベイマックスはどれ?」という質問が出題されるクイズ形式のもの。クイズの選択肢は、等身大のベイマックス(A)、近藤春菜(B)、箕輪はるか(C)という3つ。誰の目にも、正解は明らかになっている。
リハーサルでは、はるかさんが「B(中央に立っている近藤春奈)だと思った」とボケたり、CM終わりの「続きはWEBで!」という出題者の言葉に春奈さんが「見ればわかるわ!」とツッコミを入れるなど、4~5パターンの内容が収録。実際に放送されるのは、その中の1~2パターンだそうだ。
収録後、ふたりは映画で描かれた“絆”のような“コンビ愛”について語ることに。はるかさんはコンビ愛が感じられた具体的なエピソードがなかなか出てこずに悩み、やっと出てきたのが「新幹線に乗っていて、降りる駅で春菜が起こしてくれたときは“キミがいてくれてよかった”と思いました」ということだった。これに春菜さんは「エピソード小っちゃいな!」とツッコミを入れていた。
ここからは、おふたりへのミニインタビューをお届けしよう。
――今回はメディアの取材が入った中での収録でしたが、どのような気分でしたでしょうか。
近藤春菜さん(以下、春菜) このような収録現場は珍しいので、緊張しました。本番ではみんな静かにしないといけないから、私たちがどんなボケをしても笑い声が聞こえないので不安でした(笑)。
――収録中、実際に春菜さんがベイマックスに見えてくるときもありました。
春菜 見えました? ウソでしょう(笑)
箕輪はるかさん(以下、はるか) じつは春菜はベイマックスと呼ばれることに味を占めていて、普段から明らかに白っぽい上着を着ています(笑)。
――『ベイマックス』には愛すべき人を“守る”というテーマが根底にありましたが、おふたりは守りたいのか、守られたいのか、どちらですか。
春菜 やっぱり女性だから守られたいという願望はありますよ。普段から相撲をしたり、蛇とたわむれたりなど特殊な仕事が多いので、仕事が終わってからケアされたいです。私を抱きしめて、ちゃんと腕が最後までまわるような男性がいいですね。
はるな 私は守ってくれる人が少し前(4年前)までいましたけど、いまはそういう人はいないです。私も守られたいです。
――実際に『ベイマックス』を観て、感動して思わず泣いてしまったシーン、何か教えてもらったことなどはありましたでしょうか。
春菜 家族や仲間の絆には、やはり涙しましたね。また、日本っぽい場所(サンフランソウキョウ)が舞台だったこと、そういう親しみやすい場所にベイマックスがいてくれたことがうれしかったです。
はるか ベイマックスというキャラクターには“強さ”もありましたので、強くあるためにはやさしさも必要だということを強く感じました。
――おふたりも映画のヒロとベイマックスのように、守ったり、守られたりしているのでしょうか。
春菜 何せいつもいっしょにいますから、守り守られ、支え合いながらやっていますよ。
はるか お互いに女性としてちょっと恵まれていないことが共通しているので、そういう意味では、世間に対してお互いにかばい合うところはあります(笑)。
――これから「○○じゃねーよ!」のキャラクターがひとり増えましたね。
春菜 じつはベイマックスについてはけっこう前から言わせていただいているのですが、それでも最新の、しかも世界に通用するネタです。これまでにもシュレックやマイケル・ムーアやスーザン・ボイルもやっていますから、私は世界どこへでも渡っていけます(笑)。これからは「ベイマックスじゃねーよ!」で世界を目指したいと思います。
――最後に、これから『ベイマックス』を観る方へメッセージをお願いします。
春菜 一家に一台 、『ベイマックス』を持っていただければ、いつでもどこでも観ることができて、ケアもしてくれると思います。癒されたい方はもちろん、誰かを癒したい方も参考になりますので、ぜひご覧ください。
はるか ベイマックスがこう言っているので、ぜひお願いします。
春菜 ベイマックスじゃねーよ!
なお、2015年4月24日に発売される『ベイマックス』MovieNEXには、未公開シーンのほか、6人のヒーローについてボイスキャストが語る特別映像など、特典が盛りだくさんとなっている。4月17日の先行配信と合わせて、ぜひチェックしておこう。
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