ハード市場では大作続々登場のPS4が首位を獲得
ゲーム総合情報メディア“ファミ通”は、2015年3月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを発表した。集計期間は2015年2月23日~3月29日の5週分。
以下、リリースより。
ファミ通ゲームソフト・ハード売上ランキング3月速報
・「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」が好調な出足。PS3版が1位、PS4版が2位に。
・ハード市場はビッグタイトル登場でPS4の販売が拡大、20.4万台を売り上げて13ヵ月ぶりの月間首位に。
ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2015年3月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データをまとめました。集計期間は2015年2月23日~2015年3月29日(5週分)です。
【家庭用ゲームソフト 月間売上本数】
1位:ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城(PS3)スクウェア・エニックス 435,862本
2位:ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城(PS4)スクウェア・エニックス 311,939本
3位:龍が如く0 誓いの場所(PS3)セガゲームス 212,036本
4位:Bloodborne(ブラッドボーン)(PS4)SCEJA 150,245本
5位:龍が如く0 誓いの場所(PS4)セガゲームス 126,773本
SCEJA=ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア
【家庭用ゲームハード 月間売上台数】
1位:プレイステーション4 204,347台(先月1位:ニンテンドー3DS 148,143台)
2位:ニンテンドー3DS(合計)133,239台(先月2位:プレイステーション Vita 72,003台)
(ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LLを含んだ合計値、プレイステーション Vitaはプレイステーション Vita TVを含んだ合計値になります)
【家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数】
1位:スクウェア・エニックス 96.8万本
2位:バンダイナムコエンターテインメント 71.6万本
3位:任天堂 45.3万本
【2015年3月期の家庭用ゲーム市場について】
3月期の月間ゲームソフトランキングでは、「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」(スクウェア・エニックス/2015年2月26日発売/PS4・PS3)のPS3版が43.6万本を販売し、首位を獲得しました。2位のPS4版も31.2万本を記録、発売から1ヵ月あまりで累計販売本数はPS4タイトルの歴代2位となっています。両機種の合計は70万本を突破しており、どこまで販売本数を伸ばせるか注目されます。
一方、「龍が如く0 誓いの場所」(セガゲームス/2015年3月12日発売/PS4・PS3)は、PS3版が21.2万本を販売し3位に、PS4版が12.7万本を販売して5位にランクイン。「龍が如く 維新!」(セガゲームス/2014年2月22日発売/PS4・PS3)の初動を上回る立ち上がりで、販売本数を伸ばしています。
ほか、「Bloodborne(ブラッドボーン)」(ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア/2015年3月26日発売/PS4)が発売から4日間の集計で15.0万本を売り上げ、月間4位となりました。
ハード市場では、プレイステーション4が20.4万台を販売し、同ハード発売月の2014年2月期以来、2回目となる月間首位の獲得となっています。前月期まで12ヵ月連続でトップであったニンテンドー3DS(3DS LL、 New3DS、New3DS LLを含む)は、4機種合計13.3万台を売り上げ、2位となりました。
2015年4月期には、「第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇」(バンダイナムコエンターテインメント/2015年4月2日発売/Vita・PS3)や、「PUZZLE & DRAGONS SUPER MARIO BROS. EDITION(パズルアンドドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション)」(ガンホー・オンライン・エンターテイメント/2015年4月29日発売予定/3DS)といった人気シリーズの新作が登場します。新年度が始まるゲーム市場において、さらなる盛り上がりが期待されます。
<ファミ通調べ>
(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)