泣けるだけじゃない、エンターテイメント作品

 2015年3月21日と22日の2日間にわたって東京ビッグサイトにて行われたイベント“AnimeJapan 2015”。2015年3月22日(日)に同イベント内で、2015年4月より放送開始となるテレビアニメ『プラスティック・メモリーズ』の放送直前トークステージが実施された。同イベントには、内匠靖明さん(水柿ツカサ役)、雨宮天さん(アイラ役)、赤崎千夏さん(絹島ミチル役)(※崎はたつさき)が登壇。作品の見どころを語った。

声優の内匠靖明さんや雨宮天さんが出演した『プラスティック・メモリーズ』放送直前トークステージリポート【AnimeJapan 2015】_01

 イベントでは、世界観の説明のほか、各キャスト陣が考える自身の演じるキャラクターのキーワードを発表。内匠さん演じる水柿ツカサは、“マニュアル人間”、“笑顔”、“鋼のハート”を挙げる。また、スタッフの計らいで、新鮮な状態で演技をしてもらうために内匠さんには直前まで台本が渡されていないことが明かされた。続いて、雨宮さん演じるアイラは、“ギフティア”、“どじっこ”、“ハーブ”を挙げる。アイラは部内のお茶くみ担当ということで、部員の体調に合わせてハーブティーを淹れてくれるキャラクターであることが明かされる。最後に、赤崎さん演じる絹島ミチルは、“ツン(デレ)”、“過去”、“嫁”が挙げられた。“デレ”がカッコつきなのは、ほとんど“デレ”が見られないからだそう。また、“嫁”に関しては赤崎さん自身がミチルを嫁にしたいという理由からキーワードとして挙げられていた。

 また、作品の見どころについては、“泣ける作品”としながらも、身構えて観る必要のない、エンターテインメント作品として楽しめる内容になっていることが語られた。会場では、矢作紗友里さん(ザック役)、豊口めぐみさん(桑乃実カヅキ)、上坂すみれさん(海松エル役)からのビデオメッセージも上映。“内匠さんが会場を沸かせているだろう”という無茶ぶりがくり広げられるなど、現場で内匠さんが愛されていることがわかる内容となっていた。

 続いて、オープニング曲を担当する歌手の佐々木恵梨さん、エンディング曲を担当する声優の今井麻美さん、原作・脚本を担当する林直孝氏によるビデオメッセージを公開。林氏はそれぞれの作詞も担当している。どちらの楽曲も力を入れて制作しているとのことなので、ぜひ期待したい。2015年3月28日にはニコニコ生放送も実施決定。コミカライズ情報やWebラジオ情報なども公開されたので、こちらは公式サイト(⇒コチラ)にて詳細をチェックしてほしい。