スタジオジブリ作品や『ドラえもん のび太の恐竜2006』などのスタッフが集結

 日本アニメーション40周年記念作品『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』の公開日とメインキャラクターが公開された。2015年7月4日より、全国ロードショーとなる。

以下、リリースより。


~『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』について~
僕たちは、世界のどこにだっていける。

 本作の制作は『世界名作劇場』シリーズや『ちびまる子ちゃん』など多くの名作を生んだ日本アニメーションと『STAND BY ME ドラえもん』で日本中に感動をもたらした白組のタッグ。作画監督には『となりのトトロ』、『魔女の宅急便』などスタジオジブリをはじめ数多くの名作を手掛けてきた佐藤好春、シリーズ構成にはNHKの『山賊の娘ローニャ』を手掛けた川崎ヒロユキ、監督は『ドラえもん のび太の恐竜2006』を演出した宮下新平という日本を代表するクリエイターたちが集結。

 船乗りになり、未知の世界へ旅することを夢見るシンドバッドとお猿のミミ。そこに現れた空かける木馬に乗る少女サナ。「風が変わった・・・」二人がそうつぶやいたとき、世界が動き始める。

日本アニメーション40周年記念作品『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』公開日とキャラクターが決定_01
※左より、ナジブ(バハル号の老人)、サナ、シンドバッド、ミミ、アリ、ラザック船長

《キャラクター紹介》※左より
◆ナジブ(バハル号の老人)
長く船乗りとして生きてきた老人。ラザックとは長年にわたる船乗り仲間である。長年培ってきた彼の知識や知恵に、シンドバッドは様々なことを学んでいく。
◆サナ
今は滅びたと言われる、伝説の魔法族の国の姫。世界中に散り散りになった生き残りの仲間を探す旅を続けている。孤独ではあるが、心の芯の強い少女。
◆ミミ
シンドバッドが飼っている小猿。シンドバッドのそばにいて、シンドバッドを助けたり、ピンチを救ったりもする。
◆シンドバッド
考えるよりも、先に行動してしまう。どんな困難にも、自分の意志を貫き通す強さを持っている。好奇心旺盛で、広い世界を見てみたい、いろいろなことを体験したいと思って冒険の旅に出る。
◆アリ
細かいことは全く気にしない性格。いつも楽になることを考えているが、要領が悪いので、結局は大変になってしまう。生まれた時から船の上で育てられ、親の顔を知らない。いつかは生き別れになった母親に会いたいと思っている。
◆ラザック船長
シンドバッドが乗る、バハル号の船長。船乗りという生き方に夢や希望を失いつつあったが、シンドバッドの行動にかつての自分自身を思い出し、再び船乗りとして生きていこうと決心する。

■コメント

 子どもから大人まで楽しめる”冒険心”が沸き立つような作品です。「シンドバッド」という古くからある物語を現在のアニメーションで蘇らせます。完成を楽しみにしていてください。

監督:宮下新平

【STAFF】
監督:宮下新平『ドラえもん のび太の恐竜2006』/シリーズ構成:川崎ヒロユキ『山賊の娘ローニャ』
脚本:早船歌江子『紙の月』/キャラクターデザイン・作画監督:佐藤好春『となりのトトロ』/原案:「アラビアンナイト」
企画・プロデュース:白組『STAND BY ME ドラえもん』日本アニメーション「世界名作劇場」
アニメーション制作:日本アニメーション/配給:イオンエンターテイメント/宣伝:パジー・エンタテインメント
プロジェクト シンドバッド:イオンエンターテイメント 白組 メ~テレ 日本アニメーション MAM
公式サイト

日本アニメーション40周年記念作品『シンドバッド 空とぶ姫と秘密の島』公開日とキャラクターが決定_02

■日本アニメーション 創業40周年

日本アニメーション とは・・・
 2015年、日本アニメーションは創業40周年を迎える。日本アニメーションは1975年にアニメーション制作会社として創業し、その年に制作した『フランダースの犬』を筆頭に『あらいぐまラスカル』『赤毛のアン』『トム・ソーヤの冒険』など、数々の児童文学を原作とした代表作「世界名作劇場」シリーズを製作。その他、今年でテレビアニメ放送開始25周年を迎える『ちびまる子ちゃん』、またNHK Eテレで放送中の『うっかりペネロペ』など、さまざまなアニメーションの企画・製作を行っている。

 40年前に創業者・本橋浩一が掲げた「人間性の涵養(※かんよう)に寄与するアニメーションづくり」を企業理念に掲げ、今までも、これからも、まっすぐ空に伸びる大木のように、人の心を育むアニメーションをめざし、アニメーションを通じて愛と夢と感動を届けられる作品づくりにこだわっている。

(※「涵養」とは、水が自然に染み込むように、ゆっくりと養い育てること。)