抽選でメガドライブ・オリジナル“16-BIT”Tシャツプレゼントも

 太田出版より、セガが1988年に発売したメガドライブに対応して発売された全544本のソフトをオールカラーで完全レビューした単行本『メガドライブ大全 増補改訂版』が、2015年3月19日に発売される。価格は3000円[税抜]。

 増補改訂版となる本書では、メガドライブとセガ・マークIIIの設計をただひとりで担当した“セガハードの父”と呼ばれる石川雅美氏の超ロングインタビューに加えて、本邦初公開となるメガドライブ開発資料を一挙掲載している。

以下、リリースより。


 
伝説のゲーム雑誌『コンティニュー』の特集を大幅に増補、現在はプレミア付きで取引されている『メガドライブ大全』、ここに完全復活!!

 株式会社太田出版(東京都新宿区)より3月19日に発売となります単行本『メガドライブ大全 増補改訂版』に関するご案内を申し上げます。

 株式会社セガが1988年に発売した伝説の名機、メガドライブに対応して発売された全544本のソフトをオールカラーで完全レビュー。さらに増補改訂版となる本書では「メガドライブ」と「セガ・マークIII」の設計をただひとりで担当、「セガハードの父」と呼ばれる石川雅美氏の超ロングインタビューに加えて、本邦初公開となるメガドライブ開発資料を一挙掲載。

 さらに本書に封入の読者はがきをお送りいただいた方の中から抽選で20名様にメガドライブ・オリジナル「16-BIT」Tシャツをプレゼントします。

■概要
【タイトル】メガドライブ大全 増補改訂版
【発売】2015年3年19日(木)
【定価】本体3000円+税
【仕様】A5変形/特製「16-BIT」ボックス入り

【本書に掲載のラインナップ(ほんの一部)】
スペースハリアーII』『スーパーサンダーブレード』『獣王記』『大魔界村』『マイケルジャクソンズ ムーンウォーカー』『バトルゴルファー唯』『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『アドバンスド大戦略 ドイツ電撃作戦』『ソード オブ ソダン』『ガンスターヒーローズ』『ファンタシースター 千年紀の終りに』『爆伝 アンバランスゾーン』『モータルコンバット』『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』『コミックスゾーン』『魔導物語I』ほか多数。

『メガドライブ大全 増補改訂版』が3月19日に発売 “セガハードの父”石川雅美氏インタビュー&本邦初公開のメガドライブ開発資料も!_03
▲表紙画像
『メガドライブ大全 増補改訂版』が3月19日に発売 “セガハードの父”石川雅美氏インタビュー&本邦初公開のメガドライブ開発資料も!_01
▲16-BITボックス
『メガドライブ大全 増補改訂版』が3月19日に発売 “セガハードの父”石川雅美氏インタビュー&本邦初公開のメガドライブ開発資料も!_02
▲メガドライブ・オリジナル「16-BIT」Tシャツ

 
【ロングインタビューより】
「もしメガドラでゲームを作っていなければ、今もこうして仕事をしてないんじゃないかな。セガとしても、この時期は最高に面白いことにチャレンジし続けていた頃だと思いますね」
(小玉理恵子)

「メガCDがほとんどでしたけど、青春の1ページでしたね。一番むちゃくちゃできた時期だったし、どんな実験的なソフトを作っても良かった。そういう意味でも、あれは本当に青春でしたね」
(宮路洋一)

「メガドラは、自分で作りたいゲームを作れた最初のハードですよね。中身を改造して作りやすくしたり、他のゲームソフトも解析したり、研究し尽くしました」
(内藤 寛)

「僕はメガドラのCPUが、クロックが上がれば十分だと言ってましたね。グラフィックなんか作っちゃえばいい。セガは5台ハードを出してますけど、もっとも良いハードだったと思いますよ」
(中 裕司)

「そろそろサイクル的に新ハードを作るかという時期に、佐藤さんのほうから相談されたんですよ。新たにTIから出たデュアルポートDRAMを持ってこられて、この機能を上手く使って何か設計できないかって」
「これが先ほど言った、グラフィックチップの中身です。ぜんぶ手書きなんですよ。CADもなかった頃ですから」
(石川雅美)