無料ヒーローのローテーション制など、MOBA系のシステムを導入

 Lionhead Studiosが開発中の対戦型アクションRPG『Fable Legends』が、F2P(基本プレイ無料)でサービスされることが発表された。Windows 10とXbox Oneでクロスプラットフォームプレイが可能な本作では、両プラットフォームでキャラクターの成長や購入内容なども共有する(ただしXbox OneでのプレイにはXbox Liveのゴールドメンバーシップが必要)。

 ヒーロー4人対ヴィラン(悪役)側1人でのネットワーク対戦が可能な本作だが、すべてのストーリーとクエストは無料でプレイ可能で、ゲームプレイに影響するものはすべてプレイを通じて獲得できるという。購入可能な部分の内容はヒーローとヴィランでちょっと違うが、基本的にはいわゆるMOBA系のゲームでよくある形式だ。

 ヒーローの場合は、常時4人のキャラクターが無料でプレイ可能に指定されており、対象が定期的にローテーションされる。無料に指定されていない時でも使えるようにするには、利用権をゲーム内通貨(シルバー)で獲得するか、リアルマネーで買うポイント(ゴールド)で購入することができる。ちなみに無料期間が終わったからといってヒーローの成長データはリセットされず、再度無料になった時にそのまま引き継げるとのこと。
 また、ヒーローの外見を弄るカスタマイズアイテムなども、シルバーとゴールドで購入可能。

『Fable Legends』Windows10とXbox One双方でF2Pとしてサービスされることが決定、両プラットフォームでデータも共有_01
▲ヒーローの場合、つねに4キャラクターが無料使用可能で、対象キャラクターはローテーションされていく。無料ではないキャラクターを使いたい場合は、ゲームプレイを通じて得られるゲーム内通貨(シルバー)で獲得するか、リアルマネー(ゴールド)で購入することで利用可能になる。外見のカスタマイズアイテムも、シルバーとゴールドでアンロック可能。

 ヴィラン側の場合は、クエストにより指定されたキャラクターたちがおり、それをそのまま使う場合は無料。それ以外を使いたい場合はやはりシルバーとゴールドで利用権を買うという形だ。
 また、ヴィランは単独でプレイする代わりに、手下のクリーチャーとトラップを使ってヒーローたちに対抗するのだが、このトラップ(魔法のヒーリングストーンや地雷など)やヒーローの侵入を阻むゲートも、シルバーとゴールドでデフォルト以外の追加アンロックができる。

『Fable Legends』Windows10とXbox One双方でF2Pとしてサービスされることが決定、両プラットフォームでデータも共有_02
▲ヴィラン(悪役)とクリーチャーの場合は、クエストごとに指定されたキャラクターたちがおり、それ以外を使いたい場合はヒーローと同様にシルバーかゴールドで購入する形。ヒーロープレイヤーに仕掛ける罠もシルバーとゴールドでアンロックできる。

 そのほか公式サイトのFAQでは、コレクターズ・エディションの発売を検討していることなども明かされている。またファンから公募した質問に開発チームが答えていく“Ask the Devs”も開始予定。第1弾として今回の“FREE TO PLAY”をテーマに質問を受付けている。