孤独な空の冒険家か、それとも空賊団結成か?
Bossa Studiosが、新作『Worlds Adrift』の新情報を公開した。本作は飛空艇に乗って空を旅するMMOアクションアドベンチャーゲーム。『マインクラフト』や『テラリア』のように自動生成された世界を探索&素材収集して、シップを修理・強化しながら冒険する。
また、MMORPGのようなクエストや、そのためのNPC、プレイヤーレベルの概念などは存在しない。それぞれのプレイヤーの自主的なアクションでゲーム世界が動いていく、サンドボックスタイプの設計となっている。
今回の発表は世界やサーバーの仕様がメインとなっており、遅延への対処のためにサーバーは地域別に分けられるものの、各サーバーが持つ広大な世界にはその地域のプレイヤー全員を収納するという。
また、世界には昼夜の概念があるほか、シップのパーツや各環境には物理演算が働き、砲弾でパーツが取れたり、衝突によって飛び散ったりといったことが起こる。Bossa Studioにとって初の大規模で本格的なMMOゲームとなるが、こうした複雑な処理を可能とするため、ネットワーク面はロンドンのImprobableが共同開発を行っている。
なお、世界の大半は自動生成によって作られており、プレイヤー人口を吸収するよう拡大していくため、収容人数が増えても「空が混みすぎる」ことはないとのこと。ゲームデザイン面でもソロプレイヤーでも困らないような設計を目指しているほか、他人のシップに乗り移ってこっそり宝を頂いていく怪盗プレイもできるようなので(さらに船の“所有権”の概念がないので船自体の強奪も可能)、夢が広がりまくり。
公式サイトでは新情報を段階的に公開しているほか、プレイヤーからの意見やアイデアを広く募集しており、当然英語ベースではあるものの、公開された意見に同意/反対を押して意思を表明することもできるので、「英語で文章を書くのは苦手だけど、なんとなく読むぐらいはできる」ぐらいの人でもフィードバックに参加可能。気になる人はメーリングリストだけでもサインアップ(登録)してみてはいかがだろうか。