体験版も絶賛配信中です! ダウンロード版予約購入も開始
『ScreamRide』は、日本マイクロソフトから2015年3月5日発売予定のXbox One/Xbox 360用ソフトだ。“絶叫ジェットコースター制作シミュレーションゲーム”と銘打たれた本作では、来園者の安全や常識を無視したジェットコースターを作り、破壊して楽しめる“最恐”の絶叫ジェットコースターを制作することが目的となる。ファミ通.comですでにリポート済みの『Ori and the Blind Forest (オリとくらやみの森)』の先行体験と同じタイミングで、同作の試遊会も実施されたので、ここではその模様をお届けしよう。
と、その前に、当日は日本マイクロソフト Xbox カテゴリーマーケティンググループ 井上正之氏が登壇。Xbox Oneの直近で行うマーケティングの説明を行った。そちらによると、2014年はXbox Oneをローンチしたが、今後もっとも重要になってくるのが“ゲームの楽しさを伝えること”。そのため日本マイクロソフトでは、ゲームの楽しさに注力したマーケティング活動を展開するという。その際重視しているのが“動画”だと井上氏は言う。「私たちとしては食い付きやすい形で動画を提供しながら、動画を通してゲームの楽しさを訴求したいです」(井上氏)とのことだ。そこで、Xbox.com内に、特設サイトの“ゲームの箱”を設立。ここにゲームをより楽しめるためのコンテンツを集約するという。「そこから各タイトルの詳細に入っていけるような“入口”を、もう1回作り直したいと思っています」と井上氏。「こんな映像を作っていきますよ」ということで、制作された『ScreamRide』の映像が紹介された。以下にご紹介する。
“ゲームの箱”に関しては、数ヵ月で閉じるのではなくて、“ユーザーさんのハブ”として、今後継続的にゲームの情報を提供する仕組みとして続けていきたいとのことだ。映像はYouTubeにアップすることで、「ゲームに興味のある周辺のユーザーさんにも訴求していきたい」という。さらに、ゲームを購入しやすくするための施策として、本日(2015年2月19日)より、“Xbox One スペシャル エディション(Halo: The Master Chief Collection 同梱版)”を数量限定で発売。合わせて、本製品の価格を5000円値引きする“白い Xbox One 5000円早割キャンペーン”を実施することを改めて説明(⇒関連記事はこちら)。さらに、3月には“春のゲーム祭り”を実際予定だという。こちらの詳細は後日発表されるとのことだ。
『ScreamRide』のプレゼンを担当したのは日本マイクロソフトの南雲聡氏。南雲氏は、本作には、キャンペーンのジェットコースターを乗りこなす“スクリーム ライダー”、絶叫マシンで壊す“破壊のエキスパート”、そしてジェットコースターを作る“エンジニア”の3つのモードがあると説明。また、新情報として『ScreamRide』の体験版が配信されたことが明らかに。体験版では、上記3つのモードから、それぞれひとつずつ合計3つのチャレンジが楽しめるとのことだ。さらに、Xbox One 版『ScreamRide』ダウンロード版を発売前にダウンロードし、発売日の午前0時1分よりプレイ開始できる予約購入が、Xbox Games ストアにて開始されたことも発表された。
と、南雲氏による説明が終わった後は、いよいよメインとなる試遊へ。試遊では、先ほど説明した3つのモード“スクリーム ライダー”、“破壊のエキスパート”、“エンジニア”をひと通り遊ぶことができた。ゲームの詳細に関しては、ミル☆吉村の記事に詳しいのだが、“制作シミュレーション”という名称から受ける印象とは少し違った、爽快感溢れるゲーム。たとえば、“スクリーム ライダー”では、ジェットコースターを乗りこなしていくことになる。「ジェットコースターにアクセルやブレーキがあるのはなぜだろう?」とも思うが、そこは未来のジェットコースターのこと(という設定)、プレイヤーはコースにあわせてタイミングよくボタンを押すことで、ジェットコースターを運転(と言っていいのかどうか)していくのだ。たまに、勢いが過ぎて、ジェットコースターがコースから飛び出してしまうのも愛嬌というものだ。
“破壊のエキスパート”では、その名の通りまさに壊すことの楽しさを満喫できる。ジェットコースターで壊すとはこれいかに? といったところだが、本モードでは、ジェットコースターなどを駆使して、ステージを破壊できるのだ。本作は、精密な物理演算に基づいたリアルな衝突シミュレーションを再現したとのことで、リアリティーがあるからこそ、壊す楽しさもいや増すというものだ。
で、“制作シミュレーション”というジャンルの意味からすると、本来はこれでは……と思われるのがジェットコースターを作れる“エンジニア”。ただし、重視されるのは“絶叫”だったりするので(スクリームだけに)、本作ならではと言えるだろう。「実際にはありえないだろう、これ?」というような突飛なコースを作れるのが楽しい。とはいえ、もちろん“エンジニア”においても、前述の精密な物理演算に基づいているので、突飛ではあっても、けっして“現実的に実現不可能なコース”というわけではない。壊す楽しさとも共通するが、確かなリアリティーがあるからこそ、バカをしていても楽しいのが『ScreamRide』ということなのだろう。ちなみに、Xbox One版は、自分の作った絶叫コースターを Xbox Live でシェアできるのがうれしいところ。世界中のユーザーが、どんな“最恐ジェットコースター”を作ってくるのか、気になるところだ。
そんなわけで、『ScreamRide』のプレイ動画をお届けする! 前述の通り、ただいま体験版を配信中なので、気になる方はお試しあれ!