レア社に所属していた気鋭のクリエイターが開発に着手

 Playtonic Gamesが『バンジョーとカズーイの大冒険』の“精神的な後継プロジェクト”として、『Project Ukulele』を発表した。

 Playtonic Gamesは、元レア社のコンポーザー、グラント・カークホープ氏やアーティストのスティーブン・ハースト氏が2012年に設立した開発スタジオ。さらに現在は、『あつまれ!ピニャータ』のデザイナーであるギャビン・プライス氏や『バンジョーとカズーイの大冒険』のボイスアクトおよびリードプログラムを務めたクリス・サザーランド氏などが参加している。

 ご存じの通り、レア社と言えば、イギリスに本社を構える開発会社。1994年には任天堂が49%の経営権を取得し、同社のセカンドパーティーに。『スーパードンキーコング』や『ゴールデンアイ 007』などを手掛け世界中から大きな注目を集めた。その後、2002年には、マイクロソフトによって完全買収され、『あつまれ!ピニャータ』シリーズや『Kinect スポーツ』シリーズなどをマイクロソフトのファーストパーティータイトルとしてリリース。最近ではXbox One版『Killer Instinct』の開発なども担当している。『バンジョーとカズーイの大冒険』は、そんなレア社が1998年にニンテンドウ64向けにリリースしたアドベンチャーゲーム。その後シリーズ化されるほどの大人気を博し、同社の代表作のひとつとなっている。

 『Project Ukulele』に関する詳細は明らかにされていないが、元レア社に所属していたスタッフたちによる、『バンジョーとカズーイの大冒険』の“精神的な後継プロジェクト”ということで、大きな注目が集まる。

『Project Ukulele』が発表 元レア社のクリエイターたちによる『バンジョーとカズーイの大冒険』の精神的な後継プロジェクト【海外ニュース】_01