『ファイナルファンタジー』シリーズなどを通じ、RPGジャンルの拡大に貢献

 『ファイナルファンタジー』シリーズや、『ブルードラゴン』、『ラストストーリー』など、数々のRPGを生み出してきた、ミストウォーカーの坂口博信氏。第15回GDCアワード(ゲーム・デベロッパーズ・チョイス・アワード)で、同氏に生涯功労賞を贈られることが発表された。授賞式はアメリカのサンフランシスコで現地時間3月4日に行われる予定だ。

 日本人のゲーム開発者では、中裕司氏(第2回)、横井軍平氏(第3回)、宮本茂氏(第7回)、小島秀夫氏(第9回)、そして昨年の久夛良木健氏(第14回)に続く生涯功労賞となる坂口氏。発表文では、同氏が『ファイナルファンタジー』シリーズなどを通じてRPGジャンルの拡大に貢献し、グラフィックやサウンドと同様にプレイヤーを惹きつける物語体験が重要であることを示したと評している。

 なお、同氏の最新作としては現在スマートフォンRPG『テラバトル』が開発・運営中。直近の数字では150万ダウンロードを記録している。