ハード月間首位は今月もニンテンドー3DS、PS4は累計100万台を突破

 ゲーム総合情報メディア ファミ通は、2015年1月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを発表した。

 以下、リリースより。


ファミ通ゲームソフト・ハード売上ランキング1月速報

・1月期は「妖怪ウォッチ2 真打」が36.9万本を販売し、ソフトランキングで2ヵ月連続となる首位を獲得。
・ハード市場では、PS4が累計販売台数100万台を突破。月間首位は3DSで、4機種合計35.7万台を販売。

 ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、2015年1月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを まとめました。集計期間は2014年12月29日~2015年1月25日(4週分)です。各分野の順位は別表の通りです。

【家庭用ゲームソフト 月間売上本数】
1位 妖怪ウォッチ2 真打 (3DS) レベルファイブ 369,483本
2位 テイルズ オブ ゼスティリア (PS3) バンダイナムコゲームス 316,824本
3位 ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア (3DS) ポケモン 217,002本
4位 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS (3DS) 任天堂 154,644本
5位 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U (Wii U) 任天堂 111,830本

【家庭用ゲームハード 月間売上台数】
1位 ニンテンドー3DS(合計) 356,801台 (先月1位 ニンテンドー3DS 693,099台)
2位 プレイステーション Vita(合計) 116,122台 (先月2位 Wii U 141,926台)
(ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LLを含んだ合計値、プレイステーション Vitaはプレイステーション Vita TVを含んだ合計値になります)

【家庭用ゲームソフト メーカー別売上本数】
1位 任天堂 60.9万本
2位 バンダイナムコゲームス 57.6万本
3位 レベルファイブ 43.4万本

【2015年1月期の家庭用ゲーム市場について】
 1月期の月間ゲームソフトランキングでは、36.9万本を販売した「妖怪ウォッチ2 真打」(レベルファイブ/2014年12月13日発売/3DS)が2ヵ月連続の首位を獲得しました。新作では、「テイルズ オブ ゼスティリア」(バンダイナムコゲームス/2015年1月22日発売/PS3)が、発売から4日間の集計で31.7万本を売り上げ、2位となっています。

 1月期は新作が少なかったこともあり、「妖怪ウォッチ2 真打」のほか、「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」(ポケモン/2014年11月21日発売/3DS)や、「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS」(任天堂/2014年9月13日発売/3DS)といった、2014年に発売された人気作品が販売を伸ばして、ランキングの上位を維持する結果となりました。

 ハード市場の月間首位はニンテンドー3DS(3DS LL、New3DS、New3DS LLを含む)で、4機種合計35.7万台を売り上げています。その中で、Newニンテンドー3DS(LL含む)は、28.2万台を販売しました。また、月間2位はプレイステーション Vita(Vita TVを含む)で、11.6万台を売り上げました。
 さらに、プレイステーション4が7.7万台を販売、発売から12ヵ月目で累計販売台数が100万台を突破しました。

 2015年2月期には、「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D」(任天堂/2015年2月14日発売予定/ 3DS)や、「GOD EATER 2 RAGE BURST(ゴッドイーター2 レイジバースト)」(バンダイナムコ ゲームス/2015年2月19日発売予定/Vita・PS4)といった人気シリーズの新作が発売されます。
 そのほかにも年度末に向けて有力タイトルが登場することから、ハード・ソフトの両市場で活性化が期待されます。

<ファミ通調べ>

(注)ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体等との同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。
(発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています)

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