4人の勇者(?)、いまここに集う!

 2015年1月31日~2月1日、千葉・幕張メッセにて開催中の、ゲーム実況とゲーム大会の祭典“闘会議2015”。スクウェア・エニックスブースではさまざまなステージイベントが開催されており、今回は1日目に行われた“ドグマ風見と3人の仲間達~ララ・クロ冒険隊~”をリポートする。

 本イベントは、2014年12月25日に発売されたばかりのプレイステーション4、Xbox One、WindowsPC用タイトル『ララ・クロフト アンド テンプル オブ オシリス』を、人気実況者が協力プレイで遊んでみる、という内容だ。ちなみに本作は、あの人気アクションアドベンチャー『Tomb Raider(トゥームレイダー)』シリーズのスピンオフ作品。2010年に配信された『ララ・クロフト アンド ガーディアン オブ ライト』の続編となる。

 協力プレイを行うのは、 “カミィ”さん、せらみかる”さん、“ドグマ風見”さん、“みるきぃぬ”さんの4名。また本作のプロデューサーである新井靖明氏も登場し、解説を行った。

人気実況者が協力ならぬ爆弾対決!? “ドグマ風見と3人の仲間達~ララ・クロ冒険隊~”リポート【闘会議2015】_01
人気実況者が協力ならぬ爆弾対決!? “ドグマ風見と3人の仲間達~ララ・クロ冒険隊~”リポート【闘会議2015】_02
▲本イベント出演者の5名。左より、せらみかるさん、みるきぃぬさん、カミィさん、ドグマ風見さん、新井靖明さん。
▲各出演者が選んだキャラクターのイラストを、せらみかるさんがササッと描く。特徴とらえてますなぁ。

 本作は『Tomb Raider(トゥームレイダー)』シリーズとは異なり、クォータービューを採用。また謎解きや協力で突破する楽しさが存分に盛り込まれた作りになっている。協力プレイではキャラクターごとに使用できる特殊能力が異なり、たとえば柱を上下移動させられるキャラクターの能力を利用して、全員で高い位置へ移動する、といった具合。新井氏の解説によると、このような協力を存分に楽しめるように、シングルプレイと協力プレイではマップの構成が変化しているそうだ。

 というわけで4人は順調に遺跡の奥へ進……めるハズがない。敵が出たら全員で「キャー! ギャー!!」と絶叫しつつ大パニック、ちょっとしたイタズラ心で味方ににもダメージが当たる爆弾を仕掛けまくって全員で大混乱など、これぞ実況という感じのカオスな展開に。とくに爆弾で暴れ回っていたドグマ風見さんは、仲間のフックショットで移動する途中、フックショットを解除されて下に落とされるなど仕返しをされ、会場は多いに盛り上がったのだ。

人気実況者が協力ならぬ爆弾対決!? “ドグマ風見と3人の仲間達~ララ・クロ冒険隊~”リポート【闘会議2015】_03
人気実況者が協力ならぬ爆弾対決!? “ドグマ風見と3人の仲間達~ララ・クロ冒険隊~”リポート【闘会議2015】_04
▲仲間と協力して突破する仕掛けが満載の本作。上下移動する柱を利用して、上の足場へ向かうご一行。
▲爆弾で味方を巻き込みまくるドグマ風見さん。

 イベントの後半は、“ララ・クロチャレンジ feat.せら 冒険日記”というコーナーに。こちらは、引き続きゲームをプレイしつつスコアで競い合い、せらみかるさんはゲームで盛り上がったシーンのイラストをリアルタイムに描いていく、という内容。スコア競争にはせらみかるさんも含まれているため、ハンデとして最終スコアに4点加算されるというルールが適用された。

 というわけでゲーム再開の運びになったが、またしてもドグマ風見さんが場をかき回す。「地面に落ちている光ってるのはただのキャラメルだから、取らなくてもいいよ!」とメンバーを惑わせてスコアアイテムを独占したり、やっぱり爆弾を仕掛けまくって仲間にダメージを与えるなど、やんちゃ坊主っぷりを発揮。例のフックショットで崖を渡る局面では、渡った直後の場所に爆弾が仕掛けられているなど、もはや協力とは正反対のプレイが横行しだし、グダグダプレイになってしまったのだ。だがそんな仲間割れの様子は、友だちとふざけあって遊んでいるようなとても楽しい空気。爆弾がキマったときに来場者が拍手するなど、会場全体がその空気を一体となって楽しんでいたのだ。

 というわけで見事チュートリアルステージをクリアーし、コーナーは無事終了。スコア競争は、ドグマ風見さんが見事1位に輝き、残念ながら最下位となったせらみかるさんは罰ゲームとして恥ずかしい思い出を発表していた。

人気実況者が協力ならぬ爆弾対決!? “ドグマ風見と3人の仲間達~ララ・クロ冒険隊~”リポート【闘会議2015】_05
人気実況者が協力ならぬ爆弾対決!? “ドグマ風見と3人の仲間達~ララ・クロ冒険隊~”リポート【闘会議2015】_06
▲やっぱり爆弾で遊びまくるメンバー。
▲完成したせらみかるさんの冒険日記。右下のイラストは、スースー具合が気になってなかなかトランクスへ移行できず、下にブリーフをはいていたというせらみかるさんの恥ずかしい思い出。

 協力プレイは協力してもしなくても超楽しい、ということを実証してくれた本イベント。興味を持ったら、ぜひとも『ララ・クロフト アンド テンプル オブ オシリス』を友だちとプレイし、その興奮を体感してみてはいかがだろうか。