KONAMIのシューティングとアクションゲームが登場

 D4エンタープライズは、レトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”にて、KONAMIの『グラディウス2』(MSX版)と『マジカル ツリー』(MSX版)を本日2015年1月27日より配信開始した。

『グラディウス2』(MSX版)

グラディウス2 for MSX (1987)

『グラディウス2』と『マジカル ツリー』がレトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”にて配信開始_01

 グラディウス歴6666年、惑星グラディウスのネオ・スペースプラント7惑星からの通信が一斉に跡絶えた。政府調査により何者かの侵略によるものと判明した、“サイレント・ナイトメア事件”である。
 同年後半、侵略の兆候がグラディウス本星へとおよぶにいたり、事態は急速に緊迫の度を増していった。侵略者はバクテリアンの手により復活したヴェノム。惑星シンにベースを構えた新生ヴェノムは、いままさにグラディウス本星に魔の手を伸ばしつつあった。
 グラディウス帝国政府は、エネルギー増幅システムに不安材料があるものの、新開発スペース・ファイター“メタリオン”の出動を決定。ヴェノムの持ちだした“バイオ・コンピュータ・システム”とのリンクを試みながら、ヴェノム艦隊を撃ち倒すという重要かつ困難な使命を帯びたパイロットに、“ビックバイパー”の元パイロットでありヴェノムと同じリーク人のジェイムス=バートンを指名した。
 カウントダウンが発進管制基地に響き渡る。――爆裂音! 地響きとともに、“メタリオン”が発進。惑星グラディウスの命運をかけた闘いが、いま始まった。

 本作は1987年にリリースされたシューティングゲーム。『グラディウス2』というネーミングから、しばしば『グラディウスII -GOFERの野望-』と混同されることもあるが、実際には家庭用のオリジナルタイトルであり、両者は異なる作品となっている。
 プレイヤーは最新鋭の超時空戦闘機“メタリオン”を操縦して、全14面を攻略する。ゲームは前作と同様にパワーアップカプセルを回収しながら機体を強化するパワーアップゲージシステムを採用。プレイヤーは好みに応じて、スピードアップ、ミサイル、ダブル、レーザー、オプション、フォースフィールドといった武器、装備を獲得可能だ。さらに、今回は各面のボスを破壊した後に内部に侵入してコアのエネルギーを吸収することで、パワーアップゲージを最大9つまで拡張できる新システムを採用。機体だけではなくゲージそのものを強化する面白さが体験でき、拡張によって登場する新兵器は本作品の大きな魅力と言えるだろう。
 ほかにもゲームROM内にSCC(ウェーブ音源LSI)を搭載したことで、PSGやFM音源では得られない音色の再生が可能で、SCC+PSGによって奏でられるサウンドは、大きな話題となった。もちろん、EGG版ではこのあたりもしっかり再現されているので、ぜひチェックしてほしい。

◆タイトル:グラディウス2(MSX版)
◆ジャンル:シューティング
◆メーカー:KONAMI
◆配信サイト→こちら
◆発売日:2015年1月27日
◆価格:500円[税抜]

『グラディウス2』と『マジカル ツリー』がレトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”にて配信開始_02
『グラディウス2』と『マジカル ツリー』がレトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”にて配信開始_03

『マジカル ツリー』(MSX版)

マジカル ツリー for MSX

『グラディウス2』と『マジカル ツリー』がレトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”にて配信開始_04

 本作はKONAMIからリリースされたアクションゲーム。プレイヤーはアパッチ君を操作して大樹の頂点を目指すことになる。ゲームは、ひたすらジャンプを駆使して木を登っていく異色のアクションゲームとなっており、道中ではおじゃま虫、ふくろう、ミノ虫、カミナリといった敵も登場するほか、ボーナスアイテムなども出現するぞ。
 落下や制限時間によるゲームオーバーはないのでじっくりと遊べるものの、ジャンプ中に空中制御できないことからちょっとのミスで、大幅に落下してやり直しになることも……。ちなみに落下中に運良く枝に捕まることができれば、落下の被害を最小限に抑えることが可能だ。
 ゲームは全9ステージで構成されており、頂上までの距離は2000メートル。果たして頂上にはどんな景色が広がっているのだろうか。

◆タイトル:マジカル ツリー(MSX版)
◆ジャンル:アクション
◆メーカー:KONAMI
◆配信サイト→こちら
◆発売日:2015年1月27日
◆価格:500円[税抜]

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