エンハンス・ゲームズは水口哲也氏が米国カリフォルニア州に設立した新会社

 ブラウザゲームやネイティブアプリゲームをリリースするモブキャストは、水口哲也氏が新たに設立した、米国法人エンハンス・ゲームズ(本社:米国カリフォルニア州、CEO:水口哲也氏)と共同で、キューエンタテインメントが保有する『ルミネス』シリーズおよび『メテオス』シリーズに関する知的財産権および全世界での販売権を取得したことを発表した。
 併せて、スマートフォン版『ルミネス』の新作(iOS版及びAndroid版)の全世界配信に向けて、開発に着手したこともアナウンスされている。

 以下、リリースより抜粋。

 今回の新作開発にあたっては、原作のプロデューサーである水口哲也氏の監修のもと、「ルミネス」のもつ音楽とビジュアルがシンクロする気持ちよさなどはそのままに、スマートフォンの特性に合わせたプレイフィール(プレイ感)とゲーム性に一新。また、ユーザー同士の競争を楽しくする、モブキャスト独自のSVS機能や、新しい世界観による魅力的なステージを多数追加する予定です。世界中に存在する従来のルミネス・ファンのみならず、スマートフォンでゲームを楽しむ幅広いユーザー層に楽しんでいただけるゲームに育てていきます。

 「ルミネス」はこれまで、海外でも高い評価を受けたブランドタイトルであることから、モブキャストは、今後、本作をフラグシップとしたグローバルブランディングおよびグローバルマーケティング戦略を強力に推進していきます。また、本作は、「ドラゴンスピンZ」や「18(エイティーン)」(2015年2月リリース予定)に続き、スマートフォンゲームで世界に挑戦する「Global Game Challenge Project」の第3弾として、グローバル展開を前提とした開発に挑んでまいります。

【ルミネスについて】
 『ルミネス~音と光の電飾パズル』は、2004年に株式会社バンダイナムコゲームス(当時:株式会社バンダイ)より発売されたプレイステーション・ポータブル用のパズルゲームです。透明感あふれるビジュアルと高品質なサウンドが、かつてないほどの没入感あふれるプレイ感覚を実現し、全く新しい”音と光のアクションパズルゲーム”として注目されました。
 「ルミネス」は、2005年USA TODAY誌で“The best game for PSP”に、Newsweek誌ではPSPのNo.1 Gameに選ばれ、Spike TV Video Game Awards 2005では“BEST HANDHELD GAME”(携帯ゲーム機のベストゲーム)を受賞するなど海外の各メディアで絶賛されました。欧米ではフランス大手Ubisoft Entertainment社等より発売され、ワールドワイドでの累計販売本数は、家庭用ゲーム機でシリーズ総計250万本以上、モバイルではGameloft社等より全世界76カ国で配信され、1000万台以上のモバイル端末にインストールされました。

モブキャストと水口哲也氏のエンハンス・ゲームズが『ルミネス』と『メテオス』の権利を共同取得、スマホ版『ルミネス』の新作も開発開始_01

【メテオスについて】
 『メテオス』は、2005年に株式会社バンダイナムコゲームス(当時:株式会社バンダイ)より発売されたニンテンドーDS用のパズルゲームです。「落として消す」というこれまでのパズルゲームの常識を覆した“打ちあげアクションパズルゲーム”で、次々と降りつもるブロック(メテオ)の状況を瞬時に判断し、タッチペンで画面のブロックを直接触って動かして打ちあげる、ニンテンドーDSの特徴である『2画面』『タッチペン』を最大に生かした新たな遊びが大きな特徴です。「大乱闘スマッシュブラザーズ」「星のカービィ」シリーズなど数々のミリオンヒットタイトルに関わってきた桜井政博氏が、企画・原案・ゲームデザインとして参加いたしました。

モブキャストと水口哲也氏のエンハンス・ゲームズが『ルミネス』と『メテオス』の権利を共同取得、スマホ版『ルミネス』の新作も開発開始_02

【水口哲也氏からのコメント】
 「ルミネス」が生まれてから10年が経ちましたが、本プロジェクトの始動により、スマートフォンで楽しむ新たな「ルミネス」が誕生する予定です。全世界のスマートフォンユーザーに向けた本作は、過去のルミネス体験とはまた一味違ったものになるでしょう。完成に向けて、楽しみにお待ちください。

◆水口哲也氏プロフィール
ゲームクリエイター/プロデューサー。これまで数々の作品をグローバルに送り出してきた。代表作として、『セガラリー』(1994)、『スペースチャンネル5』(1999)、『Rez』(2001)、『ルミネス』(2004)、『Child of Eden』(2011) など、作品多数。2006年には全米プロデューサー協会(PGA)によって「Digital50」(世界で注目すべきデジタル系クリエイター50人)の1人に選出される。

<会社概要>
【エンハンス・ゲームズ(enhance games, inc.)】
水口哲也氏が2014年10月に米国に設立した新会社です。モバイルからVR(仮想現実)まで、ゲームを拡張(エンハンス)して新たな体験を創造し、グローバルに発信していくことを目指しています。
名称:エンハンス・ゲームズ(enhance games, inc.)
所在地:本社・米国カリフォルニア州/日本支社・東京都港区
代表:CEO 水口哲也

【株式会社モブキャスト】
「エンターテイメントコンテンツを通じて世界中の人々の毎日をちょっぴり楽しくする!!」をコンセプトに、戦略性の高いゲームと、プレイヤー同士が競い合いを楽しむことができる空間「SVS(Social Victory Space)」をコンセプトとしたゲームプラットフォームをブラウザゲーム、ネイティブアプリゲームを問わず世界に提供しております。
名称:株式会社モブキャスト
所在地:東京都港区六本木六丁目8番10号
設立:2004年3月26日
代表:代表取締役社長 藪考樹
資本金:8億1,740万円(2014年9月末)