清水崇氏が手掛ける実写短編映画も公開!
アクティブゲーミングメディアは、運営するPCゲームダウンロードサイト“PLAYISM”にて、は、クロックタワーの河野一二三氏と『呪怨』の清水崇氏が手掛ける『Project Scissors: NightCry』の多プラットフォームでの展開を目指すため、クラウドファンディング“KickStarterプロジェクト”を開始した。
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2014年9月の“Indie Stream Fes.”にて発表され、大きな話題を呼んだ、クロックタワーの精神的続編である『Project Scissors』が、正式タイトル『Night Cry』としてついに始動。当初、モバイル・プレイステーション Vita向けゲームとして発表された本作だが、発表後より世界中のファンからのフィードバックを受け、まずは追加プラットフォームとしてPC版の開発を検討し、今回の“KickStarterキャンペーン”がスタートすることとなった。
本作の舞台となるのは豪華客船。突如現れた邪悪な存在が、船客につぎつぎと襲いかかるが、主人公には武器などは一切与えられず、邪悪な存在に立ち向かうことができない中、ただひたすら逃げては隠れるというゲーム性が特徴だ。
現在、ヌードメーカーで開発中の『NightCry』は、『クロックタワー』、『無限航路』、『鉄騎』のディレクターを務めた河野一二三氏と、『呪怨』、『The Grudge』の監督である清水崇氏が共同で製作。河野氏が率いるチームには伊藤暢達氏(『サイレントヒル』シリーズのクリーチャー・デザイナー)や新井潔氏(『ファイナルファンタジーXII』、『ファイナルファンタジーXIV』のコンセプト・アーティスト)、戸田信子氏(『メタル ギア ソリッド』シリーズ、『Halo 4』の作曲家)などを含む、日本のゲーム業界における大物クリエイターたちが数多く参加している。さらに、山根ミチル氏(『悪魔城ドラキュラ』シリーズの作曲家)の参加も決定した。
アクティブゲーミングメディアによると、このクラウドファンディングキャンペーンでさらなる資金が得られれば、PCだけでなく、ほかのプラットフォームでのリリースも視野に入れるという。ゲームデータやサウンドトラックはもちろん、ゲーム中の悲鳴として登場することができるなど、支援額に応じて、さまざまな特典が用意されているので、ぜひ支援を行おう。
ゲーム開発にともない、本作の世界観を描いた清水崇氏による実写短編映画も公開された。こちらもあわせてお見逃しなく。
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