三浦文彰氏、吉田誠氏などクラシック業界トップで活躍する音楽家が集結

 ゲーム音楽を主体に演奏する日本初のプロオーケストラを運営するJAGMOは、2015年2月7日、8日に五反田ゆうぽうとホールにてJAGMO主催初となるフルオーケストラ公演“THE LEGEND OF RPG COLEECTION ― 伝説の交響楽団 ―”を開催する。

 その特別ゲストとして、『ポケットモンスター』シリーズの作曲家である増田順一氏と景山将太氏、『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』のディレクターである大森滋氏の登壇が決定した。以下、リリースより抜粋。

ゲーム音楽だけのフルオ―ケストラが2月に開催 ゲストに『ポケモン』作曲家の増田順一氏と景山将太氏が登壇決定!_01

【“THE LEGEND OF RPG COLEECTION ― 伝説の交響楽団 ―”について】
 2015年2月7日(土)、8日(日)に五反田ゆうぽうとホールにて、JAGMO初となるフルオーケストラ公演を開催。JR主要駅27面に大規模公演広告を展開、史上最大規模での公演を実施いたします。

【プログラムについて】
ポケットモンスター、クロノ・トリガー、クロノ・クロス、ロマンシング サ・ガ、キングダムハーツ、ファイナルファンタジー、伝説的人気を誇るRPGの名曲を贅沢に取り入れた全5部からなる充実のプログラムでお届けします。

【豪華音楽家・特別ゲスト】
 ヴァイオリニストの三浦文彰氏、音楽監督・指揮者の吉田誠氏をはじめ、クラシック界、トップクラスで活躍する音楽家が集った、至高のオーケストラを組織。最高峰の演奏でゲーム音楽の演奏をお届けします。

 この度、ゲーム音楽の魅力を余すことなく届けるべく、特別ゲストとして、『ポケットモンスター』シリーズの作曲家、増田順一氏、景山将太氏、そして開発者の大森滋氏の登壇が決定しました。

 今後JAGMOは、名古屋・浜松・明石・焼津をはじめとする地方公演を開催。“日本の文化としてのゲーム音楽”を世界に届けるべく、国際的な展開を目指し、ゲーム音楽文化に貢献するべく活動を継続して参ります。

【JAGMOについて】
 JAGMOは、プロデューサー泉志谷忠和率いる日本初のゲーム音楽プロオーケストラです。“ゲーム音楽を音楽史に残る文化に”というビジョンのもと、演奏活動を行っています。

【公演概要】
公演名:THE LEGEND OF RPG COLLECTION ― 伝説の交響楽団 ―

◆日時
2015年2月7日(土)
(1) 昼公演 開場/12時30分 開演/13時
特別ゲスト:景山将太氏・大森滋氏
(2) 夜公演 開場/16時30分 開演/17時
特別ゲスト:景山将太氏・大森滋氏

2015年2月8日(日)
(3) 昼公演 開場/14時30分 開演/15時
特別ゲスト:増田順一氏

◆場所:五反田ゆうぽうとホール

◆料金
SS席 8000円
<完売>S席 7000円【完売】A席 6000円
<完売>B席 5000円(前売価格)
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◆代表出演者・スタッフ(敬称略)
指揮者:吉田誠
ソリスト:三浦文彰(ヴァイオリン)
プロデューサー:泉志谷忠和

【プログラム】
<第1部>
◆『ポケットモンスター 赤・緑』冒険曲メドレー
・『オープニング
・『マサラタウンのテーマ』『トキワへの道 - マサラより
・『サイクリング』『サント・アンヌ号
・『タマムシシティのテーマ』『カジノ
・『ロケット団アジト』『戦い(VS ジムリーダー)
・『最後の道』『ラストバトル(VS ライバル)

◆『ポケットモンスター』シリーズ バトルメドレー
・『戦闘!ゼクロム・レシラム』/『ポケットモンスターブラック・ホワイト
・『戦闘!プラズマ団』/『ポケットモンスターブラック・ホワイト』
・『戦闘!チャンピオン』/『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール
・『戦闘!アクア・マグマ団』/『ポケットモンスター ルビー・サファイア
・『戦闘!ともだち』/『ポケットモンスター X・Y
・『戦闘!チャンピオン』/『ポケットモンスター金・銀

<第2部>
◆『クロノ・クロス』より
・『時の傷痕

◆『クロノ・トリガー』より クロノ・トリガーメドレー
・『クロノとマール~遠い約束~』~『クロノ・トリガー』
・『やすらぎの日々』~『風の憧憬』~『時の回廊
・『ガルディア城~勇気と誇り~』~『王国裁判
・『カエルのテーマ』~『魔王決戦
・『世界変革の時

<第3部>
◆『キングダム ハーツ II』より キングダムハーツメドレー
・『Dearly Beloved
・『Old Friends, Old Rivals
・『Roxas
・『Tension Rising
・『Darkness of the Unknown

<第4部>
◆『ロマンシング サ・ガ3』バトルメドレー
・『オープニング』
・『四魔貴族バトル
・『四魔貴族バトル2
・『玄城バトル
・『ラストバトル

<第5部>
◆『ファイナルファンタジー』シリーズ
○2015年2月7日[昼]
・『反乱軍のテーマ
・『独りじゃない
・『ビッグブリッヂの死闘
・『妖星乱舞
・『Don't Be Afraid
・『Eyes On Me

○2015年2月7日[夜]
・『反乱軍のテーマ』
・『独りじゃない』
・『エアリスのテーマ
・『妖星乱舞』
・『ザナルカンドにて
・『素敵だね

○2015年2月8日[昼]
・『反乱軍のテーマ』
・『独りじゃない』
・『愛のテーマ
・『Don't Be Afraid』
・『ビッグブリッヂの死闘』
・『ゴルベーザ四天王とのバトル
・『Melodies Of Life

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【特別ゲストプロフィール】
◆増田順一(ますだ じゅんいち)
ゲームフリーク 取締役 兼 開発本部長
ポケモン 取締役

 横浜生まれ。プロデューサー、ゲームディレクター、ゲーム音楽作曲家。『ポケットモンスター 赤・緑』では、すべての音楽、鳴き声、SE、サウンドプログラムを担当。『ポケットモンスター 金・銀』以降は戦闘音楽を中心に作曲している。ゲームフリーク開発の『クインティ』、『ヨッシーのたまご』、『マリオとワリオ』、『パルスマン』などのビデオゲーム作品においても作曲、サウンドプログラムを手がけている。また、ディレクター、プロデューサーとして『ポケットモンスター』シリーズを手がけており、『ポケットモンスター X・Y』ではディレクターを、最新作『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』ではプロデューサーを務めた。

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◆大森滋
ゲームフリーク 開発部 ゲームディレクター

 1980年生まれ。千葉県出身。2001年ゲームフリーク入社。『ポケットモンスター ルビー・サファイア』以降、『ポケットモンスター』シリーズにおいてゲームデザインやマップデザインを手がけ、『ポケットモンスター X・Y』ではプランニングディレクターを担当。2014年11月21日に発売された最新作ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』では、ディレクターとしてゲーム全体の設計を行っている。

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◆景山将太
 作・編曲家。SPICA MUSICA代表。

 プロキオン・スタジオ、ゲームフリークを経て、音楽制作のフィールドの拡充を図るべく、2014年1月に独立、SPICA MUSICAを設立。主な代表作:『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』、『ポケットモンスター X・Y』、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』、『ポケットモンスター ジ・オリジン』、『大乱闘スマ
ッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
』、『ルミナスアーク』など。『ポケットモンスター X・Y』では、ゲーム内すべての音に関するディレクション、及びサウンドセクションの統括も行った。

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【JAGMO 出演音楽家プロフィール】
◆三浦文彰(ヴァイオリン)Fumiaki Miura violin
 三浦文彰は、2009年世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールにおいて、史上最年少の16歳で優勝。国際的に大きな話題となった。現在、最も将来が嘱望されるヴァイオリニストである。東京都出身。3歳よりヴァイオリンを始め安田廣務氏に、6歳から徳永二男氏に師事。2006年4月、ユーディ・メニューイン国際ヴァイオリンコンクール・ジュニア部門第2位。2009年10月、ハノーファー国際コンクールにてこれまでの史上最年少で優勝。同時に、聴衆賞、音楽評論家賞も受賞。地元紙では“確かな技術と、印象的なヴィル トゥオーゾ性あふれる心温まる演奏は、国際審査員や音楽評論家の評価を得るにとどまらず、聴衆の心をもつかんだ”と賞賛した。これまで、宮崎国際音楽祭、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、マントン音楽祭、ラクリン&フレンズ音楽祭、メニューイン・フェスティバルなどに参加。ハンブルク北ドイツ放送響、ウィーン室内管、ニュルンベルク響、ユタ響などと共演するなど国際的な活動を展開している。2012年には、プラハ・フィルとの日本ツアーを成功裡に終え、2013年4月にはシュトゥットガルト放送響との東京公演を行った。2013年は、ペンデレツキ80歳記念演奏会にてペンデレツキ作曲の二重協奏曲をジュリアン・ラクリンとともに演奏。ほかオレゴン響、ブラジル響、ハンブルク北ドイツ放送響、ミルウォーキー響と共演。2014年は、すでにルーブルでのリサイタルでパリ・デビューを果たし、ローザンヌ室内管、モントリオール室内管との共演も大好評を博した。これまでに、ザハール・ブロン、ジャン=ジャック・カントロフ、チョーリャン・リン、パヴェル・ヴェルニコフの各氏に師事。現在、(公財)明治安田生命クオリティオブライフ文化財団より奨学金を得て、ウィーン私立音楽大学に入学、パヴェル・ヴェルニコフ氏、ジュリアン・ラクリン氏のもとで研鑽を積んでいる。2009年度第20回出光音楽賞受賞。2011年5月にはCDデビューも果たした。使用楽器は、NPO法人イエロー・エンジェルより貸与されたJ.B.Guadagnini(1748年製)である。

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◆吉田誠(指揮者)
 1987年兵庫県生まれ。5歳よりピアノを、15歳からクラリネットを、22歳から指揮を始める。2006年東京藝術大学入学後、渡仏。2008年フランス地方国立リュエル・マルメゾン音楽院を審査員満場一致の最優秀賞ならびにヴィルトオーゾ賞を得て高等課程を最短二年で卒業。2009年パリ国立高等音楽院に首席入学。2012年ジュネーブ国立高等音楽院首席入学。平成20年度文化庁新進芸術家海外派遣研修員平成212224年度財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生第9回KOBE国際学生音楽コンクール最優秀賞。第19回欧日音楽講座に於いて、ミシェル・アリニョン特別賞を特設され授与。大阪フィルハーモニー交響楽団(大植英次氏指揮)と共演。NHK-TVにて放映、NHK-FMに放送される。第5回東京音楽コンクール木管部門第1位及び聴衆賞。小澤征爾監督ロームミュージックファンデーション指揮クラスのオーディションに合格、以後指揮セミナーを継続して受講。サイトウ・キネン・フィスティバル松本+松本市民芸術館共同企画“兵士の物語”に毎年出演。文化庁京都国民文化祭“オーケストラの祭典in長岡京”にて指揮。2014年トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーンソリストに抜擢され全国ツアーに参加。巨匠ペーター・シュミードル氏と“クロンマー:2つのクラリネットのための協奏曲”を演奏。アルバム“くらりずむ”をリリース。これまで、サントリーホール、東京文化会館、紀尾井ホール、松方ホールをはじめ、国内各地の主要ホールでリサイタル、コンチェルトを行う。くらしき作陽大学指揮科非常勤講師。京都おもてなし音絵巻プロデューサー。

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【JAGMO プロデューサープロフィール】
◆泉志谷忠和 TADAKAZ MISHIYA
 JAGMO Inc CEO & Founder.中学卒業と同時に米国に遊学。エンターテイメントビジネスを学ぶ。慶應義塾大学総合政策学部卒業後、音楽プロデューサーの元に弟子入り。JAGMOの前身である、一般社団法人日本BGMフィルハーモニー管弦楽団の倒産危機を、2014年3月開催、“THE LEGEND OF RPG”公演プロデュース成功によって回避させる。その後、大手外資系企業勤務を経て、現職。2014年6月より実施の THE LEGEND OF PRG COLLECTION シリーズ プロデュース公演は全て満員御礼。JAGMO関連公演は1万人の動員を実現し、日本文化であるゲーム音楽を音楽史に残る文化に、というビジョン実現のため邁進。ヴァイオリニスト三浦史彰氏、指揮者・クラリネット奏者吉田誠氏をはじめ、世界最高峰の音楽家をJAGMOに起用。“至高の音楽家の生演奏をより多くの人に”という思いのもと、公演企画を続けている。