1位は共闘タイトル？ それとも……？
たくさんの傑作・良作・秀作が登場した2014年のゲーム業界。その中から、ファミ通.com読者がオススメするタイトルは？ アンケートの集計結果をもとに、獲得票数の多かったタイトルを、カウントダウン形式でご紹介します！
第2回はプレイステーション Vita編。2014年のPS Vitaは、マルチプレイアクションタイトルの楽しさを押し出した“共闘学園プロジェクト”を中心に、活況を呈しました。皆さんのオススメ上位にも、共闘タイトルが複数ランクインしているようです。そのほかにも良作が目白押しで、票が分散する激戦のランキングとなりましたが、はたして1位に輝いたのは……？
【アンケートについて】
・アンケートは2014年12月18日（木）～12月24日（水）にかけて実施。2014年に発売されたオススメのタイトルを機種別に、各機種3タイトルまで訊きました。
・有効回答総数：633件
■第1回：ニンテンドー3DS編→＜こちら＞
■第2回：本稿
■第3回：プレイステーション4＆プレイステーション3編：2014年12月29日公開
■第4回：Wii U＆Xbox One＆Xbox 360編：2014年12月30日公開
【10位】 11票
英雄伝説 閃の軌跡II（センノキセキII）
日本ファルコム／2014年9月25日発売
※『英雄伝説 閃の軌跡II（センノキセキII）』公式サイト
【概要】
人気RPG『軌跡』シリーズの通算7作目となる最新作。前作である『英雄伝説 閃の軌跡(センノキセキ)』の直接の続編となっており、独自の戦闘システム“戦術リンク”を拡張する“オーバーライド”などの新要素も導入されている。
とくにストーリー、キャラクターの魅力に定評のある『軌跡』シリーズ。今回も期待に応えてくれたことを評価したファンの声が、多数集まりました。
【オススメの理由】
◆やはり『軌跡』シリーズはおもしろかった！(20代／男性）
◆『閃の軌跡』が衝撃的な終わりかただったので、本当に待ち遠しかった。（40代／男性）
◆王道RPG。おっさんでも楽しめるよくできたソフトでした。（40代／男性）
◆安定のクオリティー。ストーリーのおもしろさは今回も期待通りでした。（30代／男性）
【9位】13票
初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd
セガ／2014年3月27日発売
※『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- F 2nd』公式サイト
【概要】
電子の歌姫“初音ミク”が主演するリズムアクションゲーム『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ-』シリーズの最新作。ゲームシステム、グラフィック、演出など、あらゆる面において前作からパワーアップを遂げている。
収録曲の多さを評価する声が多数。ミクさんたちの魅力もさることながら、演出も含めてバリエーションが抱負で、長く楽しめる作品になっていることが、人気の要因のひとつとなっているようです。
【オススメの理由】
◆初音ミクファン待望の新作で、新曲からおなじみの曲まで楽しめるのがよかったです。PS3版とPSVita版が同時に発売されたので、家では大画面で、外出中はお手軽にできるのがうれしかったです。（20代／男性）
◆初めて触れた『ディーヴァ』シリーズ。音ゲーのやりこみはやったことがなかったが、この作品で目覚めた！ その後シリーズ前作を買い集めることに……。（20代／女性）
◆よく動くキャラクターと収録曲の多さは秀逸です。聴いたことがある曲でも、ステージの演出、アニメーションがコミカルなものから芸術的なものまでさまざまあるので、また違った印象で聴くことができました。（30代／男性）
◆相変わらずのボリュームに満足。いまだに遊べています。（30代／男性）
【8位】16票
ソードアート・オンライン -ホロウ・フラグメント-
バンダイナムコゲームス／2014年4月24日発売
※『ソードアート・オンライン -ホロウ・フラグメント-』公式サイト
【概要】
小説・アニメで人気の『ソードアート・オンライン』のゲーム第2弾作品。原作・アニメの人気キャラクターも登場し、ゲームでしか楽しめない遊びと物語を収録。スピーディーなバトル、アドホックモードによるマルチプレイやアバター化機能で、『ソードアート・オンライン』の世界を堪能できる。
じつはファミ通調べのデータでは、2014年のPS Vitaソフトとしては第2位の販売本数（約23.9万本、2014年12月2週時点）を誇るヒット作。原作の魅力をうまく表現しているだけではなく、ゲームとしてのおもしろさを評価する声が多数。ヒットしたのもうなずけますね。
【オススメの理由】
◆アニメからのゲームにはガッカリすることも多いけど、もともとの題材がオンラインゲームだっただけにうまくハマってくれた。（30代／男性）
◆アニメ原作のゲームは原作ファン向けに作られるものが多く、とくにアクション要素は耐え難いものがよくあるが、このゲームはアクション要素にしっかりと重きを置いて作られていて、飽きることなく遊ぶ続けることができた。（20代／男性）
◆キャラゲーと侮ると、膨大なやり込み要素に驚かされる｡また無料の大型アップデートによって､ボリュームもさらに増大｡オンライン風A・RPGの2作目として､前作からの大幅な進化は見事だった。（30代／男性）
◆自分はまだ原作の小説を読んでいませんが、おかげでこの作品を新鮮に感じることができました。ヒロインたちとの会話、クエストも楽しいし、幕間のイベントも思わず「ニヤリ」としてしまうものばかり。やり込み要素も深く、これもまた、一度ゲームを始めると、時間を忘れてしまう危険性を伴った、隠れた「キラータイトル」と言えるでしょう。（未回答／男性）
【6位】17票
SOUL SACRIFICE DELTA（ソウル・サクリファイス デルタ）』
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア／2014年3月6日発売
『SOUL SACRIFICE DELTA（ソウル・ サクリファイス デルタ）』公式サイト
【概要】
魔法を駆使して魔物と戦う“共闘アクション”として人気を博した『SOUL SACRIFICE（ソウル・サクリファイス）』の続編にあたる作品。前作の内容をクオリティーアップしつつ全収録するとともに、多彩な新要素が追加されている。
同票の6位タイ。とことん遊べるボリュームと、独特の世界観、練り込まれたストーリーが大好評でした。また、イベントやアンケートなどを通じて作品をよりよく改良しようとする開発スタッフの姿勢を評価する声も見られました。
【オススメの理由】
◆前作で築いたダークで重厚な独自の世界観とシステムを、ユーザーの声に答えてさらにパワーアップさせて帰ってきた作品。細かいUIや調整まで非常に細かく調整されていて、魔法や演出はど派手なのにとても細やかな職人芸で作られた名作。魔法使い、4人パーティプレイ、個性的。どれかのキーワードにビビっと来る人にはぜひ触れて欲しい作品です。（30代／男性）
◆前作に比べさらにボリュームアップしており、毎晩フレンドと共闘してました！（20代／男性）
◆戦闘が楽しく、ボリュームもあって長く遊べた。（20代／女性）
◆ゲーム自体もそうですが、開発スタッフを含めたこのゲームを取り巻く雰囲気が、とても好きでした。（未回答／未回答）
◆ストーリーがよくできていてとても感動した！（20代／男性）
【6位】17票
Minecraft: PlayStation Vita Edition
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア／2014年10月29日発売
※『Minecraft: PlayStation Vita Edition』公式サイト
【概要】
世界中で大人気のサンドボックス型ゲーム『Minecraft（マインクラフト）』のPS Vita版。箱庭のようなひとつの世界の中に用意された素材やアイテムを用いて、プレイヤー自身が自由に遊びかたを考え、実行し、楽しむことができる。
同票の6位タイ。今世紀を代表するタイトルのひとつ、といっても過言ではない、記録的大ヒット作『マインクラフト』のPS Vita版です。他機種ですでに『マインクラフト』の魅力にハマっていた人が多いようですが、より手軽、気軽に楽しめるという点で、PS Vitaと本作の相性はバッチリのようですね。
【オススメの理由】
◆起動する手間の少ない携帯ハードでできるのは強い。（20代／男性）
◆Xbox 360版でもプレーしているが、携帯ゲーム機でもプレーしてみたくなったので購入した。（20代／男性）
◆なんといっても『マインクラフト』がどこでも手軽にプレイできるのがすごかったです。PS3版購入者は安く買えるというのもよかったです。（20代／男性）
◆もう、これに限りますね。好きなときにできるし、やめるのも自分次第でやめられるし、好きなものを作れるのがいいです。（30代／男性）
◆感覚でいろいろな物が作れるので、物を作るスキルに自信がなくとも楽しめます。（未回答／未回答）
【5位】20票
討鬼伝 極
コーエーテクモゲームス／2014年8月28日発売
※『討鬼伝 極』公式サイト
【概要】
“ω-Force”開発による和風“共闘アクション”としてヒットした『討鬼伝』の続編にあたる作品。前作『討鬼伝』の要素に加え、新キャラクターや、前作から3ヵ月後の“ウタカタの里”が舞台となるシナリオ、個性あふれる新武器種などの新要素が大幅に追加され、強大な“鬼”の体の一部を斬り落とし破壊する“部位破壊アクション”の爽快感がさらにパワーアップしている。
やはり、ほかの“共闘”系ゲームにはない、独自の和風な世界観を魅力と感じている人が多いよう。また、ω-Force開発の作品らしい、爽快感あふれるアクションや美しいグラフィックも高く評価されているようです。
【オススメの理由】
◆美しいグラフィックの和の世界観と美男美女の魅力あるキャラクターたちがいちばんの魅力。細かいキャラクタークリエイトで自分だけのキャラクターに感情移入もしやすい。マルチプレイで全国のプレイヤーと共闘できることも醍醐味。プレイ時間が1000時間を超えた初めての作品。本当に買ってよかった。（20代／男性）
◆巨大な敵に対して人間クサくチビチビ部位破壊するのが楽しい。武器も豊富でおもしろい。（40代／男性）
◆前作からさらにパワーアップし、とにかく爽快感が楽しかった。アップデートで鬼や武器の調整もされたことで、さらに遊びすくなったと思う。（30代／男性）
◆ストーリーがよく、キャラと深く関わりあえるところがいい。（20代／男性）
◆自分みたいに下手なソロハンターでもサクサク進められる。（40代／男性）
【4位】21票
ガンダムブレイカー2
バンダイナムコゲームス／2014年12月18日発売
※『ガンダムブレイカー2』公式サイト
【概要】
ガンダムのプラモデル（ガンプラ）によるバトルを行い、パーツを集めて新たな ガンプラを組み上げるアクションゲーム『ガンダムブレイカー』の続編。“超絶進化”をコンセプトに、参戦ガンプラ大幅増加、ストーリー強化、巨大戦艦とのバトルなど、多彩な新要素が追加されている。
(C)SOTSU・SUNRISE・MBS
(C)SOTSU・SUNRISE・TV TOKYO
本記事のアンケート実施直前に発売されたタイトルながら、遊び始めてすぐに、前作からの進化度合いを実感できた人が多かったようで、見事上位にランクイン。ご意見を見てもベタボメの声が多く、とくに前作を遊んだ人にとっては、「次回作はこうなってほしい」という期待にズバリ応えてくれる作品だったようですね。
【オススメの理由】
◆ガンプラの組み合わせを考えているだけで、1日が終わってしまいそうなほど没頭してしまう。（20代／男性）
◆ガンダム好きの方にはとてもオススメ。パーツを強化していく仕様になったので、好きな機体の好きなパーツで最後までやれて、オンラインも楽しく遊べます！ 参戦ガンプラもとても多くて、今作だけでなく、次回作も楽しみなタイトルですね！（30代／男性）
◆前作に比べて機体数とパーツ設定等のシステム改善と操作感の改善があり、ガンプラを本当に操作してるという感じ。システム変更によりパーツの選択肢が増えたこともうれしい。（40代／男性）
◆前作より格段によくなっている。アクションが全体的にスタイリッシュになり、爽快感がある。（20代／男性）
◆前作のPS Vita版の反省すべき点が活かされた正統派続編。本当におもしろくなってくれた。パーツも豊富で携帯機なのでさらに遊びこめそう。（20代／男性）
