“シリーズ最大”と銘打たれたシークレットイベントが開催!

 2014年12月9日に東京・恵比寿で行われた『ガンスリンガー ストラトス』(以下、『ガンスト』)シリーズのシークレットイベント“第一次メディア越境作戦”。本イベントは、メディア向けのイベントとして開催されたが、招待枠として99人の一般ユーザーも参加し、大いに盛り上がった。本記事では、イベントに来れなかったユーザー、そしてニコニコ生放送での配信を見逃してしまったユーザー向けに、シークレットイベントの詳細をリポートする。なお、新情報に関しては、下記の速報記事も参照してほしい。

メディアの垣根を越えて広がっていく『ガンスリンガー ストラトス』シリーズ! その興奮のイベントを模様をリポート!!_01

※『ガンスリンガーストラトス2』“千葉ステージ”&ふなっしー登場決定! 新キャラ“水影虎之丞”は12月11日から登場、賞金総額1000万円の大会も!?

※テレビアニメ『ガンスリンガー ストラトス』2015年4月より放送決定!

※『ガンスリンガー ストラトス』シリーズのPC用オンラインゲーム『ガンスリンガー ストラトス リローデッド』が発表! ファミ通枠400名招待のアルファテスト応募受付もスタート!

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▲会場の入口では、公式キャラクターの面々とマスコット的キャラクターの“どぐま&まぐま”がお出迎え。
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▲イベントの司会・進行を努めたのは『ガンスト2』でリカルド・マルティーニを演じる諏訪部順一さん(左)と、オルガ・ジェンティン役の大原さやかさん(右)。

新キャラクター登場! ふなっしーが復活!? 『ガンスリンガー ストラトス2』大規模アップデート

 1発目の重大情報となったのは、現在、全国のアミューズメント施設で好評稼動中の『ガンスト2』のバージョンアップ情報。新ステージとして初代『ガンスト』に実装されていた“千葉”が追加されることが発表されたのだが、流された映像にはふなっしーが怪奇現象というテイストで映し出され、会場を沸かせていた。じつはふなっしーは本作の公式サポーターとして前作の千葉ステージにも登場していた、プレイヤーにはなじみの深い人物(?)。流された映像には超巨大なふなっしーが映り込んでいたり、高速でステージを走る姿がピックアップされていたりして、パワーアップした融資を見せつけていた。なお、千葉ステージは、2015年1月のアップデートにて追加される予定とのことだ。

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▲バージョンアップ情報に先んじて、本作プロデューサーの門井信樹氏が登壇。『ガンスト』シリーズの軌跡などを紹介してくれた。
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▲実在するJR千葉駅周辺をモチーフに、あらゆる場所でふなっしーの姿が確認できる千葉ステージ。

 ふなっしーの興奮が冷めやらぬ中、続いて発表されたのは、新キャラクターの“水影虎之丞(みかげとらのじょう)”。戦国時代や江戸時代の侍を彷彿とさせるキャラクターで、接近戦に特化した性能とのこと。さらに会場を沸かせたのが、水影虎之丞の追加タイミング。なんとイベントの2日後となる2014年12月11日のバージョンアップで追加されるとのことだ。

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▲水影虎之丞のフロンティアSと第十七極東帝都管理区、それぞれの陣営での姿。声を担当するのは藤原啓治さん。
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▲日本刀を使った格闘攻撃は体力の低いキャラクターを即死されるほどの威力(写真左)。見た目は古風な武士だが、“ビームウェイブブラスター”と名づけられた、飛び道具も持ち合わせている(写真右)。
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▲一定距離をワープし、奇襲をかける新武器の“ワープガン”。これまでのシリーズにはない、新しい可能性を見せつけるた。また、門井氏は「水影虎之丞は絶対に割れないシールドを持っています」と発言し、会場にどよめきが起こった。

“誰が死ぬ予想”で盛り上がる!? キャスト陣のトークショウ

 イベント名の“メディア越境”が示す通り、アーケードゲームからテレビアニメへとシリーズの展開を拡大されることが発表された第2の発表では、アニメで主要キャラクターを演じる声優陣6名のトークショウが行われた。

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▲トークショーに登場した主要キャスト陣。右からξ988役の藤田 咲さん、ジョナサン・サイズモア役の小林由美子さん、竜胆しづね役の植田佳奈さん、片桐鏡磨役の西田雅一さん、風澄徹役の阿部敦さん、片桐鏡華役の金元寿子さん、水潟九美役の水樹奈々さん。

 トーク中、もっとも広がりを見せたのは、“死”をキーワードにしたとき。原案を担当しているのが、キャラクターの生死をシリアスに描くことに定評のある虚淵玄氏ということに加え、“誰かしら主要キャラクターが死ぬ”という展開を匂わせるシリーズ構成の海法紀光氏からのコメントが重なり、“誰が最初に死ぬか”や、それぞれが演じるキャラクターの“死にざま”を、声優陣が予想していく流れに。また、アニメ版の重要な設定、人間が砂のように崩れて消える奇病“デグレイション”で「自分のキャラクターがサラサラに崩れちゃうかも!」と、盛り上がりをみせた。

自宅でも『ガンスト』が楽しめる! PC作品『ガンスリンガー ストラトス リローデッド』が発表

 アニメ化と双璧をなす“メディア越境作戦”としてアナウンスされたのが、PCで『ガンスト』ならではの銃撃戦が楽しめる新作ゲーム『ガンスリンガー ストラトス リローデッド』の発表。このコーナーでは『ガンスト』のヘビーユーザーでもある阿部敦さん、植田佳奈さんが司会を務め、運営プロデューサーの坂本慎治氏を迎えてゲームの詳細に迫っていった。

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▲『リローデッド』ではフィールドに出現する敵軍のコアを破壊することで勝利を得られる。ウェポンパックの使用も大きく変化しており、携行できる武器が2種類に減っているほか、リスポーン(再出撃)時に、キャラクターのウェポンパックを改めて選べるようになっている。
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▲PC版オリジナルキャラクターの双子、アカネ・クロエとアスマ・クロエ。キャラクターデザインを担当したのは西村キヌ氏。動いている映像こそなかったものの、西村キヌ氏の設定画と、細部まで再現された衣装に身を包んだ公式キャラクターがお披露目された。

 ひと通り『リローデッド』のシステム解説が終わると、実機を使って4対4のデモンストレーションへ移行。開発チームとの対決に選ばれたのは、植田佳奈さんと、プロゲーマーの“ふ~ど”さん。そして、格闘ゲーム界隈では有名プレイヤーの“こくじん”さん、“ヌキ”さんのふたりが選手として参戦した。試合序盤はこくじんさんとヌキさんが『ガンスト』シリーズはほぼ初プレイであることや、ふ~どさんが「レミーの反物質ミサイルランチャーをコアに当てたらどうなるか気になるので試してみます」と、ガチ勢ならではの“調べもの”を行いながらの戦いだったため劣勢に陥るが、徐々に巻き返し拮抗した状態に。最後は操作に慣れてきたこくじんさんが敵軍のコアに格闘攻撃を叩き込み僅差の勝負を制した。

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▲プレイ中、軽快なトークで会場を魅了したこくじんさん。ちなみに『リローデッド』は、キーボードとマウスの操作だけでなく、コントローラーでもプレイが可能。ヌキさんはコントローラーを使って操作していた。

 イベントの最後には、スクウェア・エニックス代表取締役社長の松田洋祐氏が登壇。シリーズを支えているファンへのお礼や、今後、多角的なメディア展開を行う『ガンスト』シリーズの展望を語ってくれた。さらに、毎年恒例となる賞金制公式大会“GUNSLINGER’S BATTLE ARENA -FORCE-”の開催も決定! なんと賞金総額が『ガンスト』史上最高額となる1000万円であることが発表され、会場は大盛り上がりの中、イベントは終了したのだ。アーケードで産声を上げてユーザーに愛され続け、アニメやコミカライズ、PC版の展開が発表された『ガンスト』から、今年も目が離せない。

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