3DSが4機種合計で35.5万台を販売

 ゲーム総合情報メディア“ファミ通"は、2014年11月の国内家庭用ゲームソフトとハードの売上データを公開した。集計期間は2014年10月27日~2014年11月30日(5週分)。

■家庭用ゲームソフト 月間販売本数TOP5
◆第1位『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』(ニンテンドー3DS/ポケモン)1,855,553本
◆第2位『モンスターハンター4G』(ニンテンドー3DS/カプコン)228,323本
◆第3位『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』(ニンテンドー3DS/レベルファイブ)144,219本
◆第4位『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア(字幕版)』(プレイステーション3/スクウェア・エニックス)134,667本
◆第5位『ワールドサッカー ウイニングイレブン 2015』(プレイステーション3/KONAMI)111,349本

■家庭用ゲームハード 月間販売台数
◆第1位:ニンテンドー3DS(合計)/355,200台(先月第1位:ニンテンドー3DS/503,018台)
◆第2位:プレイステーション Vita(合計)/75,190台(先月第2位:プレイステーション Vita/47,727台)
※ニンテンドー3DSはニンテンドー3DS LLを含んだ合計値、プレイステーション Vitaはプレイステーション Vita TVを含んだ合計値になります。

■家庭用ゲームソフト メーカー別販売本数TOP3
◆第1位:ポケモン/186.3万本
◆第2位:任天堂/30.9万本
◆第3位:スクウェア・エニックス/30.3万本

■2014年11月期の家庭用ゲーム市場について
 11月期は、185.6万本を販売した『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』(ポケモン/2014年11月21日発売/3DS)が首位を獲得しています。これは、『妖怪ウォッチ2 元祖/本家」(レベルファイブ/2014年7月10日発売/3DS)、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』(任天堂/2014年9月13日発売/3DS)、『モンスターハンター4G』(カプコン/2014年10月11日発売/3DS)に続き、2014年で4タイトル目のミリオンヒットとなりました。シリーズとしては『ポケットモンスター X・Y』(ポケモン/2013年10月12日発売/3DS)の累計445.0万本にどこまで迫るか注目されます。

また、『モンスターハンター4G』が22.8万本を販売し、月間ソフトランキングの2位にランクイン。『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』は、14.4万本を販売して3位にランクインしています。同ソフトは7月期から5ヵ月連続で3位以内にランクインしており、累計販売本数は291.7万本と、300万本突破も確実と言えそうです。

そのほかの新作ソフトでは、『コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア(字幕版)』(スクウェア・エニックス/2014年11月13日発売/PS4・Xbox One・PS3・Xbox 360)のPS3版が13.5万本を売り上げ、4位にランクイン。4機種合計では22.8万本を販売しています。

ハード市場では、ニンテンドー3DS(3DS LL、New3DS、New3DS LLを含む)が、4機種合計で35.5万台を販売し、月間首位となりました。その中で、Newニンテンドー3DS(LL含む)は、27.8万台を売り上げています。11月27日にお得なバリューパックを発売したプレイステーションVita(Vita TVを含む)は、新作の発売もあり前月期より57.5%増となる7.5万台を販売し、月間2位となっています。

12月期は、『妖怪ウォッチ2 真打』(レベルファイブ/2014年12月13日発売予定/3DS)や、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』(任天堂/2014年12月6日発売/Wii U)が登場します。これらのタイトルにより、年末商戦の家庭用ゲーム市場のさらなる盛り上がりが期待されます。
(ファミ通調べ)

※ソフトの売上本数については、集計期間中に販売されたすべてのタイトルを対象としています。2種類以上のバージョンや周辺機器・本体などとの同梱版が発売されているソフトのデータは、すべての種類を合計した数字となります。また、発売日は前に発売されたもの、価格は通常版を表示しています。