キャラクターデザインを担当した平尾リョウ氏のインタビューも一部掲載

 フリューは、週刊ファミ通12月11・18日合併号(2014年11月27日発売)において、ニンテンドー3DS用ソフト『レジェンド オブ レガシー』(2015年1月22日発売予定)の最新情報を発表した。以下、記事内容を抜粋して最新情報をお届けする。


『レジェンド オブ レガシー』多彩な武器を持ち換えて戦うバトルシステムを公開――平尾リョウ氏インタビューも!_03

 気鋭のクリエイターが多数集結して贈る完全新作RPG『レジェンド オブ レガシー』(以下、『LL』)。今回は、“覚醒”や“ロールシャッフル”など、本作ならではの戦闘システムの一部を紹介。キャラクターデザインを手掛けた平尾リョウ氏のインタビューもお見逃しなく。

7種類の武器が自由に装備できる

 『LL』には、剣、大剣、斧、槍、杖、弓、盾という7種類の武器に、体術が存在する。各キャラクターに固有の武器はないので、プレイスタイルに合わせて、どれでも自由に装備することが可能。装備中の武器は、メニュー画面のイラストにも反映される。

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多種多様な“戦技”でモンスターに挑め

 本作の戦闘では、武器を用いた“戦技”が攻撃の基本行動となる。戦技には、複数の敵を同時に攻撃できるものから、1体に連続攻撃を仕掛けるもの、また敵の攻撃を防いだり、反撃をするものなど、多種多様なバリエーションが用意されているのだ。これらの戦技を駆使して、モンスターを倒そう。

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ロールシャッフルで戦略的に戦おう

 本作には、キャラクターの役割を表す“ポジション”という概念があり、それを各メンバーに割り当て、フォーメーションを組んで戦うことになる。あらかじめ、複数のフォーメーションを作成し、戦況に応じて切り換えながら戦うこのシステムは“ロールシャッフル”と呼ばれる。

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キャラクターデザイン:平尾リョウ氏インタビュー

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■平尾リョウ氏
スクウェア・エニックスにてデザインや絵コンテ制作に従事。フリーになってからは、マンガ『放課後カタストロフィ』を連載中。

──平尾さんは、いつごろから『LL』に関わっていらっしゃるのですか?
平尾リョウ(以下、平尾) 2013年の5月からですね。企画がスタートしてすぐに、“キャラクターデザインが決まっていたほうが、みんなの意識がまとまりやすい”ということで、早めの段階で最初のデザインを用意しました。

──その時点ではどこまで描き込まれていたのでしょうか?
平尾 ひとまず、ミュルスとビアンカをさまざまな頭身で描き、デフォルメの基準を割り出しました。装飾の細かさなども、このときのデザインが基準になっています。それと、フィールドやダンジョンを探索するゲームだとお聞きしていたので、引いた視点でもキャラクターがどこにいるかわかるように、ワンポイントを付け加えることを心掛けました。ミュルスなら“アホ毛”と呼ばれるトサカのような髪、ビアンカなら髪飾りの向きで、どちらを向いているかわかるようにしています。

──7人のキャラクターのデザインには、どのようなコンセプトがあるのでしょう?
平尾 とにかく“全員が主人公”に見えることを意識しました。一般的なゲームなら、最初に決定したミュルスを基準に、振り幅の広いキャラクターを作っていくのですが、それだと見た目が“仲間キャラ”になってしまい、主人公に見えなくなってしまうんです。振り幅は最小限に留めつつ、キャラクターにバリエーションを作るという作業はたいへんでしたが、いい勉強になりました。

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──小林智美さんにより、まったく異なるテイストのキャラクターイラストが描かれていますが、ご自身のデザインされたキャラクターがこうしてアレンジされた姿を見て、どう思われましたか?
平尾 光栄ですね。僕自身、小林さんがキャラクターデザインを手掛けられた作品が大好きで、それがきっかけでゲーム業界に入ったくらいですから。そんな、僕にとってレジェンドな方とコラボレーションできたことが、本当に夢のようで。とにかく「光栄です」としか言いようがないですね。

──とくに気になるポイントはありますか?
平尾 キャラクターの個性を大事にしつつも、デザインで遊ばれている点が印象的ですね。僕が描いたデザイン以上に装飾も豪華で、アレンジや別の解釈も大量に盛り込んでくださって。見ているだけで楽しい気分になる、アート作品になっていますね。(続きは、週刊ファミ通12月11・18日合併号で!)

※詳しくは週刊ファミ通12月11・18日合併号(2014年11月27日発売)をチェック!!


レジェンド オブ レガシー
メーカー フリュー
対応機種 3DSニンテンドー3DS
発売日 2015年1月22日発売予定
価格 5980円[税抜](6458円[税込])
ジャンル RPG
備考 ダウンロード版は5980円[税抜](6458円[税込]) ディレクター:松浦正尭、イメージイラスト:小林智美、ゲームデザイン:小泉今日治、キャラクターデザイン:平尾リョウ、背景美術:筒井美佐子、モンスターデザイン:小島雄一郎、下釜陵志、コンポーザー:浜渦正志、サウンドエディター:齊藤賢一、テキストディレクション:加藤正人、ナレーション:白鳥英美子、タイトルロゴデザイン:川口忠彦、ムービーデザイン:山形周平