初心者ならではの戦いかたとは?
本日2014年11月26日、スクウェア・エニックスのアーケード向けパズルゲーム『パズドラ バトルトーナメント –チャンピオンズ オブ ラズール-』がバージョンアップ稼動を開始。前日の11月25日には、稼動を記念してのメディア向けイベント“ドキッ!パズバトCOL!メディアだらけのトーナメント大会”がスクウェア・エニックス本社で開催された。ファミ通.com編集部も参加した、その大会の模様をお伝えしよう。
まず、『パズドラ バトルトーナメント –チャンピオンズ オブ ラズール-』が、以前のバージョンである『パズドラ バトルトーナメント -ラズール王国とマドロミドラゴン-』とどんなところが変わったのかを触れておきたい。トーナメントで開会の挨拶をした門井プロデューサーによると、本作は対戦に特化したゲームシステムとなり、プレイヤーやモンスターのレベルがなくなり、育成要素が撤廃されるなど、思い切った変更がなされているのだそうだ。インターフェースもより見やすく進化、“プレイヤースキル”を始めとしたゲームバランスも調整され、1試合ごとのプレイ時間もより長く、白熱したものとなっているらしい。
さて、今回のトーナメントに挑むのは、スマートフォン版の『パズル&ドラゴンズ』のプレイ経験はあるものの、アーケード版の『パズドラ バトルトーナメント』をプレイするのはほぼ初めてという、期待の大型新人・やぐっち工藤。基本のドロップの消しかたなどは十分に予習してきたという彼女だが、今回のトーナメントにはあまり自信がないようで、周りの強豪たちにすっかり気後れしている様子……。
そんなやぐっち工藤だったが、彼女に思わぬ救世主が現れる。会場で各メディアのプレイを見守っていた、跡治ディレクターだ。やぐっち工藤の心細そうな態度を気の毒に思ったのか、丁寧なアドバイスをしてくれたのだ。やぐっち工藤は、初心者はひとつの属性にモンスターを固めるとやりやすいことや、使い勝手のよいプレイヤースキルなどについて、跡治氏から懇切丁寧な指導を受けることができた。
やぐっち工藤は跡治氏のアドバイスをもとに何度も練習し、コンピューター相手に連勝を重ねていった。これはひょっとするといいところまでいけるかも……と希望が持てそうになったところで、いよいよトーナメントがスタート。
やぐっち工藤は練習のときと同じ“炎”一色に染めたモンスターの組み合わせでいざ挑戦。「どうか相性のいい相手であってほしい……」と、やぐっち工藤のがんばりを目の当たりにした記者も思わず祈っていたが、運悪く炎系のモンスターで固めた相手とぶつかることに……。同系統のモンスターとなると、まさに実力の勝負になってしまうのだ。で、結果はというと、地道にコンボを重ねて善戦はしたものの、やぐっち工藤は力及ばず敗退。
惜しくも、ファミ通.comは初戦敗退となってしまったが、トーナメントはハイレベルな戦いの連続。中には、HPを6だけ残して大逆転勝利を収めるなどの名勝負も。白熱のバトルの連続に、会場は大いに湧いていた。
残念ながら敗れてしまったやぐっち工藤。短い時間ではあるが、『パズドラ バトルトーナメント –チャンピオンズ オブ ラズール-』の戦略性のあるバトルを楽しんでいた模様。興奮冷めやらぬ会場で、ゲームへの感想を聞いてみると、以下のお返事が。
「『パズドラ バトルトーナメント –チャンピオンズ オブ ラズール-』では、自分の弱点やゲームスキル(腕前)を考えて、“プレイヤースキル”とモンスターの選びかたを工夫できるのがよいところでした。私は初心者レベルでしたので、火属性火力アップ、プレイヤースキルで“コンボ2倍”をつけて赤のドロップを消すという“火力ごり押しプレイ”作戦で挑みましたが、いざ対戦となると緊張で指がふるえ、あえなく敗戦してしまいました。本作はプレイヤースキルの使いどころと、パズルの迅速処理がやっぱり肝のようです。しかし、より一層プレイヤー間の差をなくすよう“平等的”な調整が加えられた、本バージョンならではの戦略的プレイは魅力的です。ぜひプレイしてみてください!」
トーナメントは初戦で敗退してしまったが、コメントは100点満点の優勝! ということで、稼動を開始した『パズドラ バトルトーナメント –チャンピオンズ オブ ラズール-』をお楽しみあれ!
最後に、ファミ通.comの読者へプレゼントのお知らせ。『パズドラ バトルトーナメント –チャンピオンズ オブ ラズール-』の稼動を記念して、同作のクリアファイル1枚とNESiCAシール1枚のセットを、抽選で5名様にプレゼントします。希望者は、以下応募フォームよりお申込みのこと。奮ってのご応募、お待ちしております。
※プレゼントの応募は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました!