豪華ゲストを迎えて、ゲームミュージックの世界を探求!

 エンターテインメント業界の各所で活躍してきた黒川文雄氏が主催するトークイベント“エンタテインメントの未来を考える会”(黒川塾)。その第22回が、2014年12月12日に開催されることが決定した。
 今回は、黒川氏が長年構想を温めていたという“ゲームミュージック”がテーマ。著名コンポーザーの川口“Hiro”博史氏(セガ)、崎元仁氏、土屋昇平氏(タイトー)、ローリング内沢氏、Hally氏をゲストに迎えて行われる。

 以下、詳細をリリースより抜粋する。


黒川塾(二十弐)は“ゲームミュージックの軌跡と奇跡”をテーマに12月12日開催、ゲストは川口“Hiro”博史氏、崎元仁氏、土屋昇平氏など_08

「黒川塾 (二十弐)」(22)
12月12日(金) 開催決定
エンタテインメントの未来を考える会

「ゲームミュージックの軌跡と奇跡」
川口Hiro博史(セガ)+崎元 仁+土屋昇平(タイトー)+ローリング内沢+Hally+黒川文雄

【開催主旨】
 音楽、映画、ゲーム、ネット、IT、すべてのエンタテインメントの原点を見つめなおし、来るべき未来へのエンタテインメントのあるべき姿をポジティブに考える会です。開催時期に合わせてゲスト・テーマを決定し、参加者とそれらを共有し、現状分析、動向を研究し、新たな化学変化を起こし、まだ見ぬ方向性、あるべきエンタメ像を創造するものです。
 参加者においては、新たな気づき、明日からの活力になる勉強会、企画開催を心がけます。
 音楽、映画、ゲーム、ネットワークなど、すべてのエンタメビジネスに精通した「黒川文雄」がナビゲートするエンタメ小宇宙。「エンタテインメントの未来を考える会」(黒川塾)開催決定です。
 明日からのエンタメビジネス、自らのライフスタイルへの気付きを与え、与えられる会にしたいと考えます。毎回 多才なゲストを招待しての事例紹介、クロストーク、リスナー参加型の質疑応答形式もあります。

黒川塾(二十弐)は“ゲームミュージックの軌跡と奇跡”をテーマに12月12日開催、ゲストは川口“Hiro”博史氏、崎元仁氏、土屋昇平氏など_01

【主催・司会 ナビゲーター・コメンテーター・黒川文雄】
 東京都生まれ。アポロン音楽工業を経て、ギャガコミュニケーションズ(現在のギャガ)にて映画配給宣伝、セガエンタープライゼス(現在のセガ)にてゲーム宣伝を革新的に進化させ、ゲーム内広告を世界で初めて展開。デジキューブにてゲームソフトのコンビニ流通を開拓、デックスエンタテイメントにてFLASHを用いた世界初のネット型対戦カードゲーム「アルテイル・ネット」を展開、ブシロードにて取締役副社長、製造管理、海外販売、オンラインゲーム開発。NHNJapanにては家庭用ゲームメーカーとの大型の共同タイトルを企画開発、運営まで。
 あらゆるエンタメジャンルに精通したメディアコンテンツ研究家であり、本イベント・キュレーター。コラム連載など、多岐にわたる人脈と長年のナレッジの蓄積で新たな地平を切り拓いてきました。参加する皆様方とともに成長をしていきたいと思います。
ツイッターアカウント ku6kawa230

【今回のテーマ】
 「レッドブル・ミュージックアカデミー」公式サイトで公開された『Diggin' in the Carts(ディギン・ザ・カーツ)』(製作ニック・デュワイヤー)は、日本のゲームソフトにおける、その時代や歴史的な背景を追いかけた映像ドキュメントとして鮮烈な印象を残しました。そして、ゲームサウンド&ミュージックの存在価値を改めてゲームファンに知らしめてくれるものとなりました。
 そのゲームミュージックはファミコンの8ビットという限られたメモリーの世界から始まり、いまや大きく飛躍を果たしました。
 しかし、その制限されたメモリーとサウンドの中で新しいクリエイティブを行うことにより、ゲームソフトにサウンド(効果音)と音楽という新しい生命を吹きこむことができました。
 そして、それらのゲームソフトは世界中で愛されることで、無意識のうちにそのゲームサウンド&ミュージックは多くの人々を魅了してきました。そして、そのゲームサウンド&ミュージックの洗礼を受けたミュージシャンが数多く生まれてきました。

 今回の黒川塾は、『Diggin' in the Carts(ディギン・ザ・カーツ)』をひとつのテキストとして、過去を振り返り、その軌跡と、数多くの奇跡を鑑み、ゲームミュージックの世界を探求してみたいと思います。

 今回のゲストはセガにて「アウトラン」を始め歴史的なゲームソフトのサウンドを手がけたHiro師匠こと川口博史氏、「伝説のオウガバトル」などをはじめとして話題作のサウンドを手がけた崎元仁氏、会社組織を超えたダイナミックな活動を行う、タイトーの土屋昇平氏、さらに『Diggin' in the Carts(ディギン・ザ・カーツ)』にてゲームミュージックの歴史の語り部として重要なホストを果たしたHallyこと田中治久氏、ゲーム雑誌編集者を経て同じくゲームミュージックの語り部としての登場したローリング内沢氏も登壇をいただきます。
 積極的なご参加をお待ちしております。今回も皆様とともにお時間を共有したいと思います。


ゲスト紹介・プロフィール(敬称略)

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■川口博史【川口博史(かわぐち ひろし)】
 1984年セガ入社。今年で入社30周年を迎える。元々プログラマーで入社したが、鈴木裕氏のオーダーのもと「ハングオン」の作曲を担当し、以降AM2研の「体感ゲーム」シリーズを中心に数多くのゲーム楽曲を手がけている。セガのFM音源サウンド黄金期を築き上げたコンポーザーで、代表作は「スペースハリアー」「アウトラン」「アフターバーナー」「ファンタジーゾーン」等多数。
 同時期セガのゲームミュージックバンド「S.S.T. BAND」にキーボードとして参加していた。現在はセガの楽曲を演奏するSEGA Sound Unit[H.](エイチ)でライブ活動も行っている。また、アーケード音ゲーのmaimaiのサウンドディレクターを担当し、自ら楽曲も提供している。
 セガ社内及びファンから”Hiro師匠”の愛称で呼ばれる。LEGOが好き。

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■【崎元 仁】(さきもと ひとし)
 作曲家・プロデューサー。1969年2月 東京都生まれ
 学生時代より同人ゲームREVOLTERにて創作活動を始め、それをきっかけにゲーム音楽の作曲に携わり始める。音楽の中に“バックボーン”や“真のテーマ”、そして壮大な世界観を感じさせる氏の作品群は、国内外問わず、非常に多くのファンの心を掴み、絶大なる支持を得ている。
 およそ8年間フリーでの活動を経て、2002年有限会社ベイシスケイプを自ら設立。
作曲活動と代表取締役を兼任しながら、若きアーティストの育成にも力を入れている。
現在、活動の幅は多岐にわたり、ゲーム音楽のみならず、アニメやCM、アーティストとのコラボレーションCD等 幅広いジャンルにて活躍中。
 代表作品『伝説のオウガバトル』、『ファイナルファンタジーXII』、『戦場のヴァルキュリア』他、多数。

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■土屋昇平 (つちや しょうへい)
 株式会社タイトーのサウンドチーム所属 通称ZUNTATA。1979年生まれなので、コンピューターゲームの成長と自身の成長がほぼ一致。2000年以降のゲーム音楽の一旦を担うクリエイター。また、タイトーのみに留まらず、様々なゲームに楽曲を提供する、枠組みを超えたスタイルを実施中。
ZUNTATA公式サイト→<こちら>

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■ローリング内沢(ろーりんぐ うちざわ】
 ローリング内沢 1970年、東京生まれ。ライター・編集者。ゲーム情報誌(「週刊ファミ通」)の編集者を経て、2000年4月よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。手掛けたおもな仕事は<こちら>を参照。

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■【田中治久(たなか はるひさ)】  (Hally)
 フリーライター/コンポーザー/音楽プロデューサー
 ゲーム音楽史/ゲーム史研究家として『ゲームサイド』誌を中心に活動する。90年代には日本初のネットレーベル「カミシモレコーズ」を主宰し、FM音源での楽曲制作やライブ活動を精力的に行う。2001年にはライター活動を開始し、チップチューンという言葉と概念を日本にもたらすとともに、ゲーム音楽のルーツ研究にも先鞭を付ける。2006年~2009年にかけて現在世界唯一のゲーム音楽専門配信サイト「EGG MUSIC」をプロデュースし、8000曲以上のレア音源配信を実現。以降ゲーム音楽のリミックスやサウンドトラック制作にも数多く携わっている。


黒川塾 二十弐 (22) 「ゲームミュージックの軌跡と軌跡」
【開催日程】 2014年12月12日(金曜日)
19時00分 開場 
19時30分開始  90分~程度 終了後 軽食 懇親交流会あり

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【開催会場】
御茶ノ水 デジタルハリウッド大学大学院 駿河台キャンパス
公式ホームページ→<こちら>
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア 3F
JR中央線 御茶ノ水駅聖橋口より徒歩1分 / 東京メトロ 千代田線・新御茶ノ水駅B2出口直結
【参加費】
peatix 事前申し込み 3000円  1ドリンク代込み 軽食あり
peatix 事前申し込み 学割2500円(専門学校・大学など学生証をお持ちいただけた方対象とします)
当日料金 一般 3500円/ 学生 3000円(学生証をご持参ください) 
デジタルハリウッド在校生割引 2000円(学生証をご持参ください) 同行者含む

参加申し込みはこちらから
■Peatix(ネットからのお申込みはこちらから)→<こちら>

【ぜひ足をお運びください!】
 あらゆるジャンルのクリエイター、プロデューサー、ディレクター、起業家、営業、販売促進などすべてのポジティブなマインドをお持ちの方を歓迎します。もちろん、それらの職業のかたに限定するつもりはありませんので、一般のかたも奮ってご参加ください。エンタメ業界に所属していなくても結構です。ここが何かの「入口」になるかもしれませんし、「出口」になるかもしれません。 積極的な参加をお待ちしております。