ゲーム中のアイテムにドラッグが登場する異色のレトロゲーが配信開始

 D4エンタープライズは、レトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”にて、本日2014年11月11日より、新規コンテンツ『エグザイル ~時の狭間へ~』(メガドライブ版)、『ミッドガルツゴールド68K』(X68000版)の同時リリースを開始した。

『エグザイル ~時の狭間へ~』(メガドライブ版)

エグザイル ~時の狭間へ~ for MD (1991)

『エグザイル ~時の狭間へ~』(メガドライブ版)、『ミッドガルツゴールド68K』(X68000版)が、プロジェクトEGGにて配信開始_01

  
 11世紀イスラム教徒には、大きな戦いの渦が巻き起こっていた。アラー神の教えを正しく伝えるという“正統派セルジュク朝”であったが、その内部は腐敗しきっていた。これに対し、同じアラーの神を信じるものたちの中に、正統派に対抗する異端派と呼ばれる集団が誕生した。サッバーフなる人物を首領とする“異端はアサシン”は、神の名をかりて権力をふるうセルジュク朝に真っ向から戦いを挑んだ。その攻防は激烈を極め、いつ果てることなく続くかのように見えた。しかし、アサシンの勇士サドラーの登場によって、この戦いに終止符が撃たれるときが来た……。

 本作は1991年にリリースされたアクションRPG。プレイヤーはアサシンのサドラーとその仲間を操作して、キリスト教(ユダヤ教)とイスラム教共通の唯一神を探す冒険に出発します。ゲーム全般にわたって宗教的なテーマ、アイテムとしてドラッグなどが登場し、かなり異色な世界観を味わうことになる。
 ゲームはトップビューで情報を収集するRPGシーンと、サイドビューで戦闘が楽しめるアクションシーンのふたつで構成されており、ゲームのメインとなるのは、アクションシーン。ドラッグを服用してパワーアップし、剣などを振り回して戦うさまは、これぞ暗殺者! といった魅力が満載だ。

 宗教による争い、暗殺、ドラッグなど、かなり退廃的な世界観でありながら見事にヒーローモノとして楽しめるあたりは、本作の演出の妙といえる。ちなみに、本作はPCの『XZRII』の移植版となっているので、オリジナル版と比較してプレイしてみるのもおもしろいだろう。

◆タイトル:エグザイル ~時の狭間へ~(メガドライブ版)
◆ジャンル:アクションRPG
◆メーカー:サンソフト(日本テレネット)
◆配信サイトURL→こちら
◆発売日:2014年11月11日
◆価格:500円[税抜]
※キャンペーン終了後は700円[税抜]での配信となります。

『エグザイル ~時の狭間へ~』(メガドライブ版)、『ミッドガルツゴールド68K』(X68000版)が、プロジェクトEGGにて配信開始_02
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『ミッドガルツゴールド68K』(X68000版)

ミッドガルツゴールド68K for X68000 (1989)

『エグザイル ~時の狭間へ~』(メガドライブ版)、『ミッドガルツゴールド68K』(X68000版)が、プロジェクトEGGにて配信開始_04

  
 カインが南方の島より持ち帰った、運命のルーン・ブレード。あらゆる意志を秘め、すべての災益の発端となる。ルーン・ブレードを携え、ヨシュアの竜洞へ向かうカインとサークン。この剣に刻み込まれた古代文字は、果たして、何を語ろうというのか? カインは、己の身に起きた異変を感じ取れたか。運命の序曲を聞き取れたのであろうか……。

 1989年にリリースされたサイドビューのシューティングゲーム。オリジナルはPC-9801版でストーリー性の高いアクションRPGで、ドラゴンとともに戦うゲームとして話題となった作品。さらにこのX68000版への移植にあたっては大胆なリファインが行われ、ストーリーはそのままに、なんとシューティングゲームに仕様変更されている。

 当時、こうした大胆な変更は賛否両論となったが、シューティングゲームファンからも支持され、おおむね好意をもって迎えたられたようである。

◆タイトル:ミッドガルツゴールド68K(X68000版)
◆ジャンル:シューティング
◆メーカー:サンソフト(日本テレネット)
◆配信サイト→こちら
◆発売日:2014年11月11日
◆価格:500円[税抜]
※キャンペーン終了後は700円[税抜]での配信となります。

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