デジタルエンタテインメント事業の売上高は、 5 期連続の増収となる見込み

 それによると、同社の第2四半期連結累計期間の業績は、売上高が731億3000万円(前年同期比18.6%増)、営業利益は85億700万円(前年同期比81.9%増)、経常利益は89億9700万円(前年同期比58.7%増)となった。なお、関係会社整理損3億1300万円を特別損失として計上したことなどにより、四半期純利益は57億200万円(前年同期比118.8%増)。

 ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売及び運営を行っているデジタルエンタテイメント事業は、ブラウザゲーム『戦国IXA(イクサ)』が引き続き堅調に推移したほか、スマートフォン向けゲーム『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』や4月にサービスが開始された『スクールガールストライカーズ』が、好調に推移。
 また、家庭用ゲーム機向けタイトルにおいて、新作タイトルの販売が伸長したことや昨年度発売したタイトルの追加受注販売が海外を中心に好調であったことに加え、『ファイナルファンタジーXIV』及び『ドラゴンクエストX』の運営が堅調に推移。

 以上のようなことから、デジタルエンタテイメント事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は437億5700万円(前年同期比42.8%増)となり、営業利益は79億2800万円(前年同期比129.4%増)となった。

 そのほかアミューズメント事業は減収減益となったものの、出版事業とライツ・プロパティ等事業は好調で、松田洋祐社長体制になってからのスクウェア・エニックス・ホールディングス全体としては、好調を維持している。

 なお、好調な業績を受けて、スクウェア・エニックスグループの平成27年3月期の連結業績予想を上方修正した(→こちら)。