モバイルが好調なデジタルエンタテインメント事業が業績を牽引

 KONAMIは、2015年3月期第2四半期(2014年4-9月期)の連結業績を発表した。当期の連結業績は、売上高987億1900万円(前年同期比100.8%)、営業利益58億5800万円(前年同期比155.3%)、税引前四半期純利益は61億6300万円(前年同期比146.2%)、株主に帰属する四半期純利益は32億7600万円(前年同期比162.5%)となった。

 デジタルエンタテインメント事業においては、『METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES』のリピート販売が好調に推移。また、『ドラゴンコレクション』や『ワールドサッカーコレクション』シリーズ等をはじめとするモバイルゲームが引き続き堅調に推移し、ネイティブアプリが順調に会員数を伸ばした結果、売上高及び営業収入では439億9300万円(前年同期比98.6%)と減収となったが、営業利益では62億700万円(前年同期比167.6%)と大幅な増益を果たした。

 そのほかの事業を見ると、遊技機事業では、売上高及び営業収入が44億7300万円(前年同期比309.6%)と大幅な増収に。営業損失△6億1000万円を計上しているものの、前年同期の△10億6000万円から改善されている。一方で健康サービス事業は減収減益。カジノ事業は売上高及び営業収入が微増したものの、減益となっている。