秘密を叫んでナイスキック!
本日2014年11月2日、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて開催された“UBIDAY2014”では、さまざまなステージイベントも行われた。今回は“『ファークライ4』スペシャルライブデモステージ”の模様をお届けしよう。
本イベントの司会を担当するのは、お笑い芸人・エレキコミックの今立進さん。スペシャルゲストとしてシュートボクシングの女子エースであるRENAさんが登場し、トークに花を咲かせた。
最初の話題はゲームについて。RENAさんは「ゲームは1回やるとハマってしまう」という理由で、現在は押し入れの奥にゲーム機を封印しているそうだ。以前は『牧場物語』にハマっていたそうで、「畑を耕すのが楽しい!」とその魅力を語っていた。本イベントのために『ファークライ4』もプレイしたそうだが、「操作が難しい! でもゾウに乗って蹴散らすのは楽しいですね」と、新要素をたっぷり堪能した模様。
続いて行われたのは、“お前の本性、見せてみろ!”というコーナー。このコーナーは、キラットの兵士が来場者を選んで壇上へ連れ去り、秘密を発表させ、登場キャラクターの“ユマ”に扮したRENAさんが、割と本気のキックを参加者のお尻にお見舞いするという、理不尽でハチャメチャな内容だ。
ひとり目の参加者が「メイド喫茶へ行くついでに(イベントへ)来ました!」と秘密を叫ぶと、RENAさんの強烈な一撃がヒット! その容赦のなさに会場は大盛り上がり。続く、ふたり目の参加者は「RENAさんのファンでこのイベントに来たのに……」と語るも、やはり手(足?)加減無用のキックが炸裂。3人目は「『アサシン クリード』のために来たのに、なんで蹴られるんだ!」と秘密ならぬ不満を叫び、渾身のキックを受けていた。こうして大盛況のうちにコーナーは終了、RENAさんは「11月30日に両国国技館で行われるS-cupに出場します。よろしくお願いします!」とこれからの予定をアピールした。
開発者みずから本作の魅力をプレゼン!
続いて、本作のプレゼンテーションディレクターである、ユービーアイソフト・モントリオールスタジオのリアム・ウォン氏がゲストとして登場。デモプレイにて本作の魅力を語ってくれた。なお、デモプレイはテストプレイヤーのマックス氏が担当した。
「今回は舞台となるキラットの国を見せたい」と語るリアム氏。前作と比べて高低差が激しく、自然が豊富。ヒマラヤの山頂は雪が積もり空気は薄く、危険な地域だという。
そんな危険な山頂の基地に潜入し、ターゲットを暗殺するというミッションのデモプレイが行われた。敵の基地への侵入は、なんとウィングスーツ! 崖からジャンプしてムササビのように滑空し、音もなく着地。続いてカメラで索敵を行う。発見した敵はマークされ、マップに表示されるとのことだ。武器は新たに用意されたクロスボウ。静かに、そして正確に強力な攻撃を行える。
さらに新要素として、生肉が紹介された。これは武器の一種で、投げた場所に匂いに釣られた野生生物が現れ、周囲の生物を襲うというものだ。うまく活用すればコチラの手を汚さずに敵を倒せるというわけだ。
こうしてステルスプレイで敵を排除し、ターゲットの暗殺に成功したら、基地からウィングスーツで脱出。なんともスタイリッシュなステルスバトルに、これまでのシリーズでは味わえなかった新しい魅力が感じられた。
2番目のデモは、エリート拠点を占拠する、というミッション。今回はシングルプレイだったが、製品版では協力プレイも楽しめるとのことだ。
このミッションで紹介された本作での新要素のひとつが、ゾウに乗れること。そのまま門に突撃して破壊し、暴れ回ることも可能だそうだ。だが今回のプレイでは、基地に近づいたところでゾウから降り、水中にある水路を泳いで基地に潜入。このように、本作ではさまざまなルートや方法で攻略を楽しめるとのこと。
ここでも先ほどのようにステルスプレイ……とはいかず、早々に敵に発見され、増援を呼ばれてしまう。そこで銃やグレネード、グレネードランチャーなど、ありとあらゆる武器を活用して敵を倒していく。本作にはさまざまな武器が登場し、それを活用して敵を倒しまくる力まかせのプレイも(難しいけど)可能なのだ。流れるようなバトルで敵を全滅させ、見事ミッションクリアーし、会場からは大きな拍手が上がったのだ。
最後は、ツイッターやニコニコ生放送のコメントで募集された質問に答えるコーナー。「開発者的に要注意するべき動物のベスト5は?」という質問には、リアム氏は「すごく答えにくい(笑)」と回答。「一見、かわいく見える動物でもじつは危険」だそうで、ヒョウ、トラ、クマなどのわかりやすく危険な動物に加え、ワシや“ハニーバジャー”などの名前が挙げられていた。なお、“ハニーバジャー”は通訳の小林氏曰く「該当する日本語訳が分からない」そうで、ニコニコ動画ではその動物の正体を確かめるべくコメントが盛り上がっていたようだ。ちなみに筆者がいま検索してみたところ、どうやらラーテルという“世界一怖い物知らずの動物”らしい。