広大すぎる『FFXV』のフィールド

 2014年10月31日、東京ゲームショウ 2014を皮切りに2回行われた“FF零式HD緊急トークショウ”がタイトルを新たに“田畑Dのアクティブ・タイム・レポート”として、SQUARE ENIX PRESENTS JAPAN(スクウェア・エニックスのさまざまな情報を発信するオンライン・ストリーミング・チャンネル)で生放送された。

 今回はフランスで行われた“Paris Games Week”でプレゼン予定の内容をフォローアップする内容となっており、フランスに出張中の田畑端ディレクターに代わり、開発スタッフがゲストとして登場。進行・質問役を務めたのは、コレまで同様、マーケティング部の大藤昭夫氏だ。

 冒頭では『ファイナルファンタジーXV』プロデューサーの橋本真司氏が登場。意外にも橋本氏が『FFXV』絡みで表舞台に出るのは今回が初。これからも折に触れ、重要な情報を公開する際などは橋本氏も登場するとのこと。

『ファイナルファンタジーXV』は新生Luminous Studioで開発、広大すぎるダスカ地方も公開された“田畑Dのアクティブ・タイム・レポート”_19
▲橋本真司プロデューサー(左)と進行役のマーケティング部大藤昭夫氏(右)。

『ファイナルファンタジーアギト プラス』の発売日は問題が解決したときに改めてアナウンス

 まず最初は残念な発表から。既報の通り(→こちら)、プレイステーション Vita用『ファイナルファンタジーアギト プラス』の発売延期が明らかにされた。この件について、フランス出張中の田畑端氏からビデオコメントが公開。

 コメントによると、『ファイナルファンタジーアギト プラス』開発を進めていくうえで、クリティカルな問題が発生したとのこと。「その問題が解消されない限り、皆さんに満足してもらえる品質には届きません。それが解決するまで発売を延期させていただきます」(田畑氏)。発売の見通しについては、問題が解決したときに改めてアナウンスするとのこと。

『ファイナルファンタジーXV』は新生Luminous Studioで開発、広大すぎるダスカ地方も公開された“田畑Dのアクティブ・タイム・レポート”_01
▲“田畑Dのアクティブ・タイム・レポート”の記念すべき第1回目はプランスへの出張で欠席となった田畑端ディレクター。
『ファイナルファンタジーXV』は新生Luminous Studioで開発、広大すぎるダスカ地方も公開された“田畑Dのアクティブ・タイム・レポート”_02
▲江波戸 天仁ディレクター(左)。

 番組に登場した江波戸 天仁ディレクターからは、パッケージ版特典の扱いなどの説明がなされ、特典はスマホ版で提供されることと、『アギト プラス』には、別の特典を用意することなどが発表された。

 ちなみに、アプリ版は11月から2期が実装予定で、現在はゲームバランスを調整中。1期とは別の螺旋(物語)となるので、2期から始める人も安心して始めれるはずだ。さらに、2期開始時には100万ダウンロードキャンペーンなど、さまざまなキャンペーンも実施予定。以前、イベントステージで田畑氏から語られた“ブリッツボール部”といった部活も実装予定なのだとか。

『ファイナルファンタジー零式 HD』は海外向けの映像が公開

 続いて『ファイナルファンタジー零式 HD』のコーナーでは、海外向けに作成されたキャラの一部の紹介映像(ライティング等は調整中のもの)が公開。英語ボイスが何とも新鮮!
さらにスクウェア・エニックス ヨーロッパ制作のトレーラーも公開。映画的の予告編のようなカット割、文字のインサートなどが何とも大作感を感じさせる作りになっていた印象。

『ファイナルファンタジーXV』は新生Luminous Studioで開発、広大すぎるダスカ地方も公開された“田畑Dのアクティブ・タイム・レポート”_05
『ファイナルファンタジーXV』は新生Luminous Studioで開発、広大すぎるダスカ地方も公開された“田畑Dのアクティブ・タイム・レポート”_03

『ファイナルファンタジーXV』の映像は『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』を上回るクオリティー

 そしてお待ちかねの『ファイナルファンタジーXV』コーナーでは、今回も実機映像からさまざまな新情報が公開された。