制作秘話などファン必見の内容!

 セガは、2014年11月13日に発売予定のプレイステーション3/プレイステーション Vita用ソフト『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』に参戦するキャラクターについての開発者コメントを公開した。

 今回、参戦キャラクターより逢坂大河、里見蓮太郎、姫柊雪菜、湊 智花の情報が公開。原作である電撃文庫作品からどのように格闘ゲームのキャラクターとして制作されたのか開発者のコメントとともに紹介される。

参戦キャラクターを開発者のこだわりポイント解説とともに紹介!

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』参戦キャラクター“逢坂大河”、“里見蓮太郎”、“姫柊雪菜”、“湊 智花”を開発者コメント付きで紹介!_03

逢坂大河(声:釘宮理恵さん)
とらドラ!
(著:竹宮ゆゆこ氏/イラスト:ヤス氏)から参戦
<原作設定>
 可憐な容姿とは裏腹の激しい性格から、“手乗りタイガー”と呼ばれている少女。隙がないように見えて、実は泣き虫でドジっ子。

<開発コメント>
 大河は“小物攻撃”が一番多いキャラになっています。大河というキャラを表現するためにどうすれば良いか考えた結果、マイク、ソリ、木刀、シャトル、カバン、イス、ポリバケツ、電柱など、さまざまなシーンを想起させる小物を使用した攻撃という特徴に落ち着きました。プレイすると、原作のシーンを思い出す方もいるのではないかと思います。

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『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』参戦キャラクター“逢坂大河”、“里見蓮太郎”、“姫柊雪菜”、“湊 智花”を開発者コメント付きで紹介!_02
▲竜虎乱舞
 この技は生徒会長に殴りこみに行くシーンをコミカルに再現したものとなっている。
▲大河とシャナは声優が同じ釘宮理恵さんということで、そのあたりを感じさせる専用デモが設けられている。大河にはシャナの、シャナには大河のカラーバリエーションがあるのもその表れ。
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里見蓮太郎(声:梶裕貴さん)
ブラック・ブレット
(著:神崎紫電氏/イラスト:鵜飼沙樹氏)から参戦
<原作設定>
 天童民間警備会社に所属するプロモーター。相棒のイニシエーター・延珠とともに、寄生生物ガストレアと死闘を繰り広げる。昆虫など生き物マニアで、周囲の人間には“不幸面”と呼ばれている。

<開発コメント>
 蓮太郎に関しては「原作6巻までの技をすべて再現する」ことを目標に制作しましたので、アニメ・マンガでまだ表現されていない技を作るのが大変でした。そのあたりの表現の違いを探してみるのも楽しみかたのひとつなのかと思います。

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▲蓮太郎のクライマックアーツは2種類ともに原作にある連携
技を再現したものになっている。
 “水天一碧の構え→XD拳銃→焔火扇 三点撃→ 雲嶺毘湖鯉鮒→隠禅・哭汀 全弾撃発”は“蛭子影胤”との最終決戦での連携技で、“水天一碧の構え→雨寄籠鳥→雲嶺毘湖鯉鮒→隠禅・上下花迷子 三点撃→百載無窮の構え”はティナとの最後の戦いで使用した連携技を再現している。
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姫柊雪菜(声:種田梨沙さん)
ストライク・ザ・ブラッド
(著:三雲岳氏/イラスト:マニャ子氏)から参戦
<原作設定>
 “第四真祖”を監視するために獅子王機関から派遣されてきた見習い剣巫。古城の後輩として彩海学園中等部に在籍。吸血鬼の真祖すら滅ぼすという破魔の槍“雪霞狼”の使い手。

<開発コメント>
 雪菜はポテンシャルのひとつに“相手のリフレクションガードを無効化する”というものがありますが、これは彼女の持つ槍“雪霞狼”のもつ“魔力無効化”能力を再現したものとなります。

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▲クライマックスアーツの“神槍解放”は、あの長いセリフを技の秒数の中に収めるのがかなり難しく、非常に難航したとのこと。
 「ここから先は、俺の戦争(ケンカ)だ!」「いいえ先輩~」という暁古城と雪菜ふたりでのキメセリフを再現したいという思いから、本作に“特定のプレイヤーキャラとサポートキャラを組ませた時”専用の開始演出が追加された。
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湊 智花(声:花澤香菜さん)
ロウきゅーぶ!
(著:蒼山サグ氏/イラスト:てぃんくるし)から参戦
<原作設定>
 とある事情により慧心学園に転校してきたバスケ部のエースで唯一の経験者。母は日舞、父は茶道の先生のため、つねに礼儀正しく真面目な性格なのだが、バスケになると……!?

<開発コメント>
 智花は“彗心女バス”のみんなのおかげで再びバスケができるようになったという感動的なエピソードがありましたので、ひとりでバスケ的なキャラを作るという考えはあまりなく、5人でバスケをやるというコンセプトを重視して作成されました。必殺技がメンバーの“二つ名”をビジュアル的に再現した技になっているのもそのこだわりの現れですね。

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『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』参戦キャラクター“逢坂大河”、“里見蓮太郎”、“姫柊雪菜”、“湊 智花”を開発者コメント付きで紹介!_05
▲クライマックスアーツ“RO-KYU-BU!”は、ライブで5人の声優ユニットが実際にとるポーズをそのまま再現したもの。あまりにもこのゲームで有名な技になってしまったとのだとか。

髙橋百合子さんによるオススメ電撃文庫の推薦文がブログで公開
 今回、公式サイトのブログで公認応援団“電撃FIGHTINGガールズ”より髙橋百合子さんがオススメの電撃文庫作品『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸』(著:入間人間氏/イラスト:左氏)についての記事が公開されている。

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▲髙橋百合子さん