アーケードの格闘ゲームに新たな歴史を刻む『鉄拳7』!

 会場でもっとも多くの台数が用意され、大々的に試遊が可能だったのは、7年ぶりのナンバリング最新作、かつシリーズ20周年を飾る『鉄拳7』。2015年の2月から順次稼動をを予定している本作だが、最大の注目ポイントとなっている“店舗間でのオンライン対戦”こそ体験できなかったものの、新キャラクターのクラウディオとカタリーナの2名に、おなじみの16キャラクターが操作可能で、コンピュータ戦や店内対戦が楽しめた。

『鉄拳7』や『タイムクライシス5』も出展されたバンダイナムコゲームスのプレス向けアミューズメントゲーム機体験会の模様をリポート!_02
『鉄拳7』や『タイムクライシス5』も出展されたバンダイナムコゲームスのプレス向けアミューズメントゲーム機体験会の模様をリポート!_01
▲『鉄拳7』の稼動に合わせて、黒と金を基調にした専用のノアール筐体も登場する。筐体上部の三島平八&三島一八の“濃い”顔もインパクト大。

 プレイして目を引かれたのが、新システムの“レイジアーツ”(体力が減少した際に出せるダメージの大きい超大技)や、“パワークラッシュ”(相手の攻撃が当たってものけぞらずそのまま攻撃できる技)を発動した際に起こる演出。視点変更や派手なエフェクトにより、これまでの3D対戦格闘ではあまり見られなかった、ド派手な演出は一見の価値アリ。牽制技による“差し合い”が大きな意味を持つ本シリーズでは、とくにパワークラッシュにまつわる攻防が新たな駆け引きを生み出しそうな点も注目のポイントだった。

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▲工夫を凝らした演出とフルHD化したグラフィックの相乗効果で、大技を決めた際の爽快感が大幅にアップ!
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▲近年の『鉄拳』シリーズのウリのひとつ、豊富なカスタマイズも健在。バナパスポートカードを使ったお楽しみ要素も、シリーズ最大のボリュームになるとのこと。

“ダブルペダル”でゲーム性が進化した『タイムクライシス5』!

 『鉄拳7』以上に来場者の注目を集めていたのが、ガンシューティングゲーム定番タイトルの最新作、『タイムクライシス5』だ。アーケードには久々の登場となる本作は、フットペダルを踏んだり離したりすることで隠れながら銃を撃てるという『タイムクライシス』シリーズ独自のシステムが大きく進化。フットペダルがふたつに増え、左右への移動が可能になったのだ。

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▲左右に隠れられる遮蔽物がある場所でフットペダルを踏むと、キャラクターが移動。タイミングよく使えば、敵の死角から攻撃することができる。

 このフットペダルでの移動は、ひとりプレイでも非常に有用なシステムだが、ふたり協力プレイ時には効果が倍増。味方が撃ちあっている敵の側面や背後に回ってサポートしたり、2方向から襲われた場合は分かれて迎撃するといったこれまでのガンシューティングにはない戦略を立てられる。手(銃)だけでなく、足(フットペダル)を駆使するというアクション性の高い操作も新鮮だった。

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▲協力プレイで移動を駆使すると、ひとりプレイ以上に敵の側面や背後を取りやすい。しかしシーンごとにどちらがより多くの敵を倒せたか、命中率が高かったのかなどの結果で勝敗が表示されるため、協力プレイよりもスコアアタックによる競争が白熱するかも!?

 ステージの構成がバラエティー豊かなのも『タイムクライシス5』の特徴。障害物に隠れながらハンドガンで敵を排除していくのが基本だが、ヘリに乗ってマシンガンやグレネードを乱射して戦車を破壊するシーン、巨大兵器との対決など、出展バージョンにも関わらず多彩なシチュエーションで銃撃戦が楽しめた。2015年3月に予定されている稼動後に追加シナリオもリリースされるとのことなので、長期間楽しむことができそうだ。

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▲道中にはフットペダルでの移動を使ったイベントや、戦闘ヘリに乗っての銃撃戦などが発生。マシンガンやショットガン、グレネードランチャーなど、武器を切り替えることでプレイの感覚が大きく変わるのも特徴的だった。

メダルゲームやクレーンゲームの展示も

 今回の体験会では、稼動中、もしくは近日バージョンアップを控えたメダルゲームや、クレーンゲームの台の新型など、アーケードゲームに関するアイテムも出展されていたので、こちらも紹介しておこう。

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▲『ポケットモンスター バトルナイン』。パートナーのポケモンでラインに現れたポケモンを攻撃し、ビンゴを狙っていくメダルゲーム。
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▲『海物語in沖縄 ウキウキバケーション』と、『ワンピース ガンガントレジャー アニエス・ロビー編』はバナパスポートカード対応。カードを使ってゲームをプレイすると、キャラクターの衣装チェンジやレベルアップによるパワーアップといった要素が楽しめる。
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▲新型のクレーンゲーム機『CLENA2 Jack(クレナ2 ジャック)』。台の上部が透明で、しかも見下ろせるため、従来のクレーンゲーム機よりも狙った景品に合わせやすいかも!? 景品を掴むクレーン部分が新しい形状になっている。
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▲『アイドルマスター』シリーズのキャラクターがプリントされたICタグ。バナパスポートカードと同様の機能を持っており、対応しているゲームの筐体にかざすことで利用できる。

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※画面は開発中のものです。