アーケードの格闘ゲームに新たな歴史を刻む『鉄拳7』!
会場でもっとも多くの台数が用意され、大々的に試遊が可能だったのは、7年ぶりのナンバリング最新作、かつシリーズ20周年を飾る『鉄拳7』。2015年の2月から順次稼動をを予定している本作だが、最大の注目ポイントとなっている“店舗間でのオンライン対戦”こそ体験できなかったものの、新キャラクターのクラウディオとカタリーナの2名に、おなじみの16キャラクターが操作可能で、コンピュータ戦や店内対戦が楽しめた。
プレイして目を引かれたのが、新システムの“レイジアーツ”(体力が減少した際に出せるダメージの大きい超大技)や、“パワークラッシュ”(相手の攻撃が当たってものけぞらずそのまま攻撃できる技)を発動した際に起こる演出。視点変更や派手なエフェクトにより、これまでの3D対戦格闘ではあまり見られなかった、ド派手な演出は一見の価値アリ。牽制技による“差し合い”が大きな意味を持つ本シリーズでは、とくにパワークラッシュにまつわる攻防が新たな駆け引きを生み出しそうな点も注目のポイントだった。
“ダブルペダル”でゲーム性が進化した『タイムクライシス5』!
『鉄拳7』以上に来場者の注目を集めていたのが、ガンシューティングゲーム定番タイトルの最新作、『タイムクライシス5』だ。アーケードには久々の登場となる本作は、フットペダルを踏んだり離したりすることで隠れながら銃を撃てるという『タイムクライシス』シリーズ独自のシステムが大きく進化。フットペダルがふたつに増え、左右への移動が可能になったのだ。
このフットペダルでの移動は、ひとりプレイでも非常に有用なシステムだが、ふたり協力プレイ時には効果が倍増。味方が撃ちあっている敵の側面や背後に回ってサポートしたり、2方向から襲われた場合は分かれて迎撃するといったこれまでのガンシューティングにはない戦略を立てられる。手(銃)だけでなく、足(フットペダル)を駆使するというアクション性の高い操作も新鮮だった。
ステージの構成がバラエティー豊かなのも『タイムクライシス5』の特徴。障害物に隠れながらハンドガンで敵を排除していくのが基本だが、ヘリに乗ってマシンガンやグレネードを乱射して戦車を破壊するシーン、巨大兵器との対決など、出展バージョンにも関わらず多彩なシチュエーションで銃撃戦が楽しめた。2015年3月に予定されている稼動後に追加シナリオもリリースされるとのことなので、長期間楽しむことができそうだ。
メダルゲームやクレーンゲームの展示も
今回の体験会では、稼動中、もしくは近日バージョンアップを控えたメダルゲームや、クレーンゲームの台の新型など、アーケードゲームに関するアイテムも出展されていたので、こちらも紹介しておこう。
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※画面は開発中のものです。