大画面で迫力の演出が楽しめる

 KONAMIは、アーケードゲーム『モンスターストライク MULTI BURST』のロケテストを、2014年10月18日と19日の期間限定で、東京レジャーランド秋葉原1号店とシルクハット川崎ダイス店の2店舗で実施している。ここでは、秋葉原でのロケテストの模様をお伝えしよう。

『モンスターストライク MULTI BURST』オンライン対戦モードや新要素の“スキルカード”が登場したロケテストをリポート_05
『モンスターストライク MULTI BURST』オンライン対戦モードや新要素の“スキルカード”が登場したロケテストをリポート_01

 『モンスターストライク MULTI BURST』は、ミクシィがスマートフォン向けに配信中しているスマートフォン用アプリ『モンスターストライク』をベースに、KONAMIが制作を手がけた協力対戦RPGだ。

 本日18日はロケテスト初日ということもあり、午前10時の開店時には60人を超える行列ができていたそうだ。記者が現場に訪れた際には筐体が見えないほどのたくさんの人が集まっており、整理券番号は110以上を数えるほどの人気ぶりを見せていた。

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 第一印象はやっぱり「画面が大きい!」ということ。プレイヤーは画面の端まで手を大きく伸ばして、ダイナミックなプレイを楽しんでいた。グラフィックの大部分は新たに描き起こされており、大画面に見合う、さらにド派手になった演出は見どころのひとつだ。

 プロデューサーであるKONAMIの東尚吾氏は、『モンスターストライク MULTI BURST』は、ゲームセンターという場所ならではの“わいわい”と遊べる雰囲気を味わってほしいと語る。“モンスターを引っ張って敵に当てる”という『モンスターストライク』のシンプルな楽しさは変わっていないとのこと。

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▲『モンスターストライク MULTI BURST』のプロデューサーである東尚吾氏。

 本作で新たに実装されたのが、チームに分かれて全国のプレイヤーどうしと戦う“対戦モード”だ。たとえば、プレイヤーが隣どうしに座ってチームを作り、ほかのお店にいるプレイヤーたちにオンラインで対戦を申し込める。ロケテストでは、友だちどうしで訪れたプレイヤーふたりがチームを組み、戦略を話し合う姿が見られた。

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 もちろん対戦するだけでなく、スマートフォン版と同じようにモンスターと戦って、ボスの討伐を目指す“クエストモード”も搭載されている。ソロプレイを楽しみたい人、スマートフォン版に慣れている人は、まずはこちらで遊んでみるのもいいだろう。なお、このモードでも友だちとの共闘が可能とのことだ。

 また、本作の新たな要素に、“スキルカード”というものもある。これはステージ上で好きなタイミングで使うことができ、バトルを有利に持っていくことができるというもの。ステージに持っていけるのは3枚までで、1回使うとなくなってしまう。何を選んで持っていくか、そしてその使いどころには悩みに悩んでしまうかも……。

 ちなみに、今回のロケテストではスマートフォン版にはない、オリジナルステージがひとつ用意されている。まだ開発段階であるので詳しいことは未定だが、さらなるオリジナルステージ、新たなモンスターやモードにも期待したいところだ。

 ロケテストは明日19日にも開催されており、参加者にはオリジナルグッズがプレゼントされる。ゲームセンターの大きい画面で『モンスターストライク』という有名なタイトルで遊べるこの機会に、ぜひプレイしてみてはいかがだろうか。

 『モンスターストライク MULTI BURST』の本稼働は2015年春を予定している。