最終話で語られる、ゲーム音楽の“終わりが告げた始まり”

 “レッドブル・ミュージック・アカデミー”の公式サイトで公開されているドキュメンタリー・シリーズ『ディギン・イン・ザ・カーツ』の最終話“エピソード6”が、本日2014年10月16日に公開された。
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小島秀夫監督、原田勝弘氏も登場! 『ディギン・イン・ザ・カーツ』最終話“エピソード6”が本日10月16日公開_01

 本作は、日本のテレビゲーム音楽に隠された歴史やその魅力を紐解いていくドキュメンタリー・シリーズ。9月以降、毎週木曜日に新たなエピソードが公開されてきたが、10月9日公開予定だった最終話“エピソード6”は、制作過程の事情により公開が延期されていた。

 8ビットの時代から現在までのゲーム音楽の軌跡をたどってきた本作、最終話であるエピソード6“終わりが告げた始まり”では、『鉄拳』シリーズの原田勝弘氏、『メタルギア ソリッド』シリーズの小島秀夫監督らが、クリエイターの立場からゲーム音楽を語っている。

■エピソード6“終わりが告げた始まり”
◆おもな出演者(敬称略):山根ミチル、小島秀夫、Teruta、Ludvig Forsell、原田勝弘、柿埜嘉奈子、高柳佳恵、佐野信義、岡部啓一、遠山明孝、三宅優、濱本理央、井上拓
 32ビット機が登場すると、本体にはCDの技術が導入され、テレビゲームミュージックの“チップ時代”は終わりを告げた。そして新しいゲーム機が発表されるごとにテレビゲームミュージックは本物と区別がつかないリアルなサウンドへと進化していった。しかし、8ビット/16ビットのチップチューンは、その誕生から30年以上が経ったいまも、世界各地で生き続けている。