国内予選いよいよスタート！ そして世界大会！
2014年10月2日、NHNプレイアートが運営するオンラインゲーム『ドラゴンネスト』に関する発表会が催された。ここで同社は“DWC”Dragon Nest World Championshipという同タイトルのPvP世界大会に向け、その前哨戦としてDWC Specialサポーターと呼ばれるオフィシャルサポーターを、ご当地アイドル5組、ご当地ヒーロー5名の中から決める意向を明らかにしたのだ。
そもそもとなる、日本代表プレイヤーを決定する国内予選は、2014年10月4日からオンラインのゲーム内にて開始。それに先だち、予選の見どころなどを10月3日の20時からニコニコ生放送で放送予定だ。
予選そのものも、10月4日からニコニコ生放送で配信が予定されているとのこと。見事国内の大会に勝ち抜いたプレイヤーが世界大会に進出。2014年12月4日、5日にインドネシアのバリ島で催される世界大会で、賞金総額50000ドルと世界一の称号を懸けて戦うのだ。
応援するサポーターを決める戦いが勃発
この日の発表会は、その日本代表を盛り上げるDWC Specialサポーターを決める流れの説明となった。
サポーターの決定方法は、まずご当地アイドル、ご当地ヒーローからそれぞれひとりを選抜。11月2日のDWC日本大会への出演のほか、サポーター活動を進めてもらったうえで、11月20日に最終発表が予定されている。
まずは、
（1）キャンペーン期間中のゲームレベルの順位、
（2）キャぺーン期間中の応援コメント数の順位、
（3）キャぺーン期間中の投票数の順位
を鑑み、各代表を決定する。
キャンペーン期間は10月2日から10月30日までの28日間。『ドラゴンネストの』公式サイト内に設置された特設サイトで競い合うことになる。
候補としてエントリーされたのは、全国5都市のご当地アイドルグループから各2名の計10名、ご当地ヒーロー5名で、この日はご当地アイドルグループからは1名ずつが登壇。ヒーローと合わせて10名が居並ぶことになった。
以下は、登場順にアイドルとヒーローの顔ぶれを公式プロフィールとともに紹介しよう。★印はこの日登壇したアイドルだ。
WHY@DOLL（北海道）
2011年に北海道で結成。2013年秋に上京、圧倒的ハイペースでライブイベント等に出演。2014年1月、メジャーデビューを賭けて発売したシングルがオリコンウィークリーTOP10を記録。9月24日にはビクターエンタテインメントより『Magic Motion No.5』でメジャーデビュー。この秋には地元札幌を皮切りに全国ツアーが決定している。
dela（名古屋）
「dela」は名古屋弁で最上級を意味するコトバ。2012年の結成以来、地元テレビ番組に数多く出演しているほか、「名古屋から世界へ！」を合い言葉に台湾、ハワイほか、2014年はシンガポール、ベトナムでも活動予定。
Le Siana（奈良）
古の都、奈良から世界へ向けて発信すべく結成されたご当地アイドル。東大寺の大仏“廬遮那仏”にちなみ、“Le Siana”と命名。2014年はNHKの地域活性プロジェクト“恋する地元キャンペーン”奈良代表に就任し、4月にはワシントンDCで行われる“全米桜祭り”にご当地アイドルとして初めて出演するなど、国内外で活躍中。
JK21（大阪）
関西在住の女子で構成されたガールズユニットとして2008年、MBSのオーサカキングでデビュー。阪神タイガース承認応援歌『WIN! WIN! タイガース』や、ポケムヒCMソング『青空ワンピース』を歌い、大阪はもちろん東京でも定期公演を行っている。2010年、テイチクレコードよりメジャーデビュー。9月13日には2枚目のLIVE DVDを発売。
LinQ（九州）
LinQ=「Lovein九州」の頭文字からの造語で、アイドル活動を通じていろいろな人やもの、地域や国などを繋ぐ（リンクする）ことのできるグループに、そして“笑顔の架け橋”になれるようにとの思いを込めて命名。地域活性化の一環として地元企業とのコラボレーションや募金活動などにも積極的に参加をしている九州発のアイドルグループ。
超神ネイガー（秋田）
──海を、山を、秋田を守る、秋田発・地産地消ヒーロー──
秋田在住の農業青年、アキタ・ケンがナモミハギ（なまはげ）の力を借り、「豪石」のかけ声で変身。岩手県・台湾にも支部を持つ悪の組織・だじゃく組合と戦っている。海を、山を、秋田を守る、戦う秋田名物・超神ネイガー。名前の由来は「泣く子（ご）は居ねがぁ！」、「悪り子（ご）は居ねがぁ！」というナモミハギの叫び声から。
未知ノ国守ダッチャー（宮城）
──「未知ノ国」からやって来て陸奥を守った男──
遠い昔、宮城や東北の陸奥の民が蝦夷（えみし）と呼ばれ、陸奥の地に独立王国を築いた遠い昔。陸奥の表裏一体のパラレルワールド“未知ノ国”からやって来て陸奥の蝦夷の勇者“阿弖流為（あてるい）”とともに戦い陸奥を守った男、ダッチャー。陸奥の民を守るために己を犠牲にした盟友阿弖流為の意志を継ぎ、陸奥の守護神となった。
浪速伝説トライオー（大阪）
──大阪の“笑顔と元気”を守る大阪最強のヒーロー──
名前の由来は阪神タイガースの“トラ”、挑戦の“トライ”、大阪（オーサカ）の“オー”から名付けられた。いつもおもしろくないことを言って大阪の笑顔を奪う悪の集団“スベル族”から大阪の笑顔を守るため、日々戦っている。
安芸戦士メープルカイザー（広島）
──安芸の国・広島を守るために誕生した正義の戦士──
広島征服を企む悪の組織“ワヤー帝国”から安芸の国・広島を守るために誕生した正義の戦士。子どもたちの未来を守り、大人たちの笑顔が絶えない社会を目指し、ワヤー帝国から送り込まれる怪人たちと戦い続けるモミジの化身。
身長172cm／体重75kg
必殺技／メープル・ピース・スパーク
琉神マブヤー（沖縄）
──沖縄発！ ニライカナイからやってきた魂の戦士──
ウチナーンチュ（沖縄の人）に不可欠なマブイストーンを護りながら、悪の軍団マムジンの野望を阻止するために立ち上がる。マブイを込めた必殺技、スーパーメーゴーサーで悪の野望を打ち砕く!! 敵を倒すというヒーロー物のお約束を覆し、決して敵の命は奪わない。“ちむぐくる（相手を思いやる心）”と“許し”の精神を持つ、前代未聞のヒーローだ！
公式応援ソングの制作が決定
アイドルがそれぞれ意気込みを語り、ヒーローがそれぞれポーズを決めた後、DWC日本代表公式応援ソングの制作決定が告げられ、歌うのは、“褐色のアニソン帝王”山形ユキオ氏と発表。山形氏の登場となった。
『ドラゴンネスト』運営チームのYAMAMOTO氏も登壇し、11月2日の日本代表決定戦の場で、楽曲を初披露することを明かした。「魂の籠もったシャウト」を「存分に発揮できる」曲とのこと。山形氏もこれに感激。得意のシャウトを壇上で披露した。「バリ島に僕も連れて行ってもらえるんでしょうか？」という山形氏の問いかけに、「それは偉い人との相談で……」とYAMAMOTO氏。バリではさらなる日焼けがしたい、と山形氏が抱負（？）を語ってステージは終了となった。
最後に、各候補は最初の活動として、取材陣の退出時に名刺配りを開始。すでに戦いの火ぶたは切って落とされたのだ。
