小島藤子さんは『サスペリア』などのホラー作品も大好き!?

 2014年9月26日より『劇場版 零~ゼロ~』が公開されることを記念して、“ニコニコ超“零”祭”が5回にわたり開催されている。
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 第弐夜である9月22日は、プレイステーション用ソフト『零 ~zero~』ゲーム実況付き完成披露イベントが開催。中条あやみさん、小島藤子さん、安里麻里監督が登壇する舞台挨拶が実施され、人気ゲーム実況プレイヤーのしゃけとりくまごろう、茸(たけ)がプレイステーション2版『零 ~zero~』を生実況し、華麗なプレイでゲームクリアーの瞬間を迎えた。 

 舞台挨拶前には、中条あやみさんと小島藤子さんがイオンシネマ幕張があるイオンモールの中を練り歩き、作品をPR。瞬く間に人だかりができ、口々に「かわいい!」、「顔がちっちゃい!!」などと声が上がった。

<以下、リリースより>

■舞台挨拶内容

中条あやみ 本日はご来場いただきましてありがとうございます。たくさんの方に来ていただき、いよいよ公開だなともう少しウルウルしています。

小島藤子 皆で一生懸命作ったので、楽しんで観て下さい。

安里麻里監督 今年の4月頃まで撮影して、完成したのが7月末。いままで作り終えた実感があまりなかったですが、いよいよ公開が迫ってきてやっと完成したなと実感しています。

──中条さん、小島さんそれぞれが演じられた役柄をお教え下さい。また、撮影現場はいかがでしたか?

中条さん 私が演じたアヤはクラスの皆が憧れるようなクールビューティーで謎めいた存在です。笑ったり表情を出せないのでクールビューティーを極めました(笑)。現場は女子校みたいで和気あいあいとしていました。

小島さん リサは天真爛漫で無邪気。皆が憧れるアヤに対する好意をいちばん、オープンにしている役でした。でも、撮影中は中条さんの近くで演じる機会があんまりなかったのが残念です。

安里監督 出演者がこんなに女の子だらけの現場はいままでなかったです。エキストラの方までとことん10代の方にこだわって、美少女耽美ホラーを目指しました。みんな優等生で一生懸命役をやってくれたので、真摯な態度に大人が感化されました。

──おふたりはホラー映画はお好きですか?

中条さん 嫌いです(キッパリ)。怖いのは苦手なのですが、今回アヤを演じるにあたって
アナザー』とか『リング』などを観て勉強しました。

小島さん 大好きです。コメディーよりのホラー映画が好きだったんですけど、最近はこの作品に感化されてギレルモ・デル・トロ監督が制作を手がけた『MAMA』を観ました。

安里監督 みんなにホラー映画の作品を例に出して説明していたのですが、小島さんだけ前のめりでノリが違っていました。「『サスペリア』、わかるわかる」とかって(笑)。

──これから映画をご覧になる方に、ゲームとの共通点やここに注目してほしいというポイントはありますか?

中条さん 映画とゲームは少し違いますが、射影機というアイテムがリンクしているので注目していただければと思います。

小島さん ゲームは和風の恐怖ですが、映画は洋風な感じで可愛く、そして怖くなっていると思いますので違いを楽しんでいただければと思います。

安里監督 ゲームでも映画でも共通のテーマ“美少女ホラー”をつきつめて、掘り下げました。劇中にもゲームのいろいろな要素が散りばめられているので、色々な角度から楽しんでいただければと思います。

──ありがとうございます。それでは続きまして第二部とさせていただきます。

※中条さん、小島さん、安里監督の3人が一旦降壇。かわりに人気カリスマゲーム実況プレイヤーしゃけとりくまごろうさんと茸(たけ)さんが呼びこまれ、“ニコニコ超“零”祭”第壱夜で15時間プレイし、ラスト目前にせまっているプレイステーション2版『零 ~zero~』を実況プレイ! 見事20分の制限時間内におさまり、劇場でクリアの瞬間を迎えました!

『劇場版 零~ゼロ~』“ニコニコ超“零”祭”撮影現場の雰囲気が語られたトークと、PS2版『零 ~zero~』ラストプレイの様子をお届け_02

 
──見事20分でクリアー。ご覧になっていた皆さんいかがでしたか?

中条さん ゲームはすごく怖いんですけど、流れてくるコメントがおもしろすぎるので楽しんで観ることができました。

小島さん やっぱりすごく上手ですよね。自分がやっても全然進めないですもん。

しゃけとりくまごろうさん&茸(たけ)さん いや1時間内にクリアーできてよかったです。劇場のスクリーンに映し出してゲームをするなんてなかなかないですし、音響もよかったので迫力がすごかったです。応援してくださった皆さん、ありがとうございます!

『劇場版 零~ゼロ~』“ニコニコ超“零”祭”撮影現場の雰囲気が語られたトークと、PS2版『零 ~zero~』ラストプレイの様子をお届け_01

 
■『劇場版 零~ゼロ~』について

◆あらすじ
 閉塞感漂う山間の町にある学園寮。そこで暮らすアヤ(中条あやみさん)が部屋にこもってしばらくが経ったある日、学園内で事件が起こった。生徒たちが、ひとり、またひとり、忽然と姿を消したのだ。後日、生徒たちは水死体となって発見された。失踪した少女たちは皆、1枚の写真を見て以来、アヤの幻に悩まされるようになっていた。幻は耳元で囁く──

「お願い、私の呪いを解いて……」。

 写真にはアヤにそっくりな少女が写っていた……。クラスメイトのミチ(森川葵)はアヤが事件に関係しているのではないかと疑い、部屋を訪ねる。しかし扉は堅く閉ざされたままだった。学園内で囁かれる噂―この学園に伝わる女の子だけがかかる呪い、午前零時の呪い、アヤが皆に呪いをかけている―。そしてミチもまた幻に悩まされるようになっていたある日、ついに本物のアヤがミチの前に姿を現した……!!
 
 深夜零時の呪い、女の子だけにかかる呪いとは何なのか? 写真に写るアヤにそっくりな少女は一体? 学園に起こる “神隠し”の謎にふたりは迫ろうとしていた……。

◆キャスト、スタッフ(敬称略)
・キャスト:中条あやみ 森川葵 小島藤子 美山加恋 山谷花純 萩原みのり/中村ゆり/浅香航大/中越典子/美保純
・原案:『零 ~zero~』(コーエーテクモゲームス)
・原作:大塚英志『零 ~ゼロ~ 女の子だけがかかる呪い』(角川ホラー文庫刊)
・監督・脚本:安里麻里
・配給:KADOKAWA