試遊版には荀彧も参戦！ 注目ポイントをピックアップして紹介
2014年9月18日（木）～21日（日）の4日間、千葉県の幕張メッセで東京ゲームショウ2014が開催されています。コーエーテクモゲームスは、ホール5に大きなブースを設置。そこでは、『真・三國無双7 Empires(エンパイアーズ)』の試遊台も出展しています。週刊ファミ通本誌で本作の記事を担当している私、ライターのジャイアント黒田がTGSの試遊版をプレイしましたので、新要素に注目しながら、プレイリポートをお届けします。
そもそも『真・三國無双7 Empires(エンパイアーズ)』とは？
本作をご存じない方のために、まずは『Empires(エンパイアーズ)』シリーズの簡単な紹介から。新要素が気になる方は、こちらを飛ばして読み進めてください。『Empires(エンパイアーズ)』シリーズは、『真・三國無双』シリーズの派生作品。『真・三國無双7』の戦闘システムをベースに作られた、一騎当千の爽快なアクションに加えて、国取りシミュレーション要素が楽しめます。その最新作にあたる本作は、ストーリーのドラマ性や戦闘の戦略性、エディットシステムなどがパワーアップ！ プレイヤーは、三国志時代に生きるひとりの武将として、自分だけの壮大な歴史を紡いでいけます。
荀彧と得意武器の陣杖はとっても使いやすい！
試遊版は、黄巾の乱や反董卓連合、官渡の戦い、赤壁の戦いなど、いくつかのシナリオが用意されていました。今回は本作を初めてプレイするということで、とりあえず黄巾の乱を選択。操作武将は、シリーズ初参戦となる荀彧を選びました。
荀彧は、曹操に仕えた軍師のひとり。若くして“王佐の才”（君主を補佐することができる優れた才能）と称され、人材発掘にも手腕を発揮したと言われています。そんな荀彧の得意武器は、彼と同様に始めて登場する、“陣杖”という杖のような武器です。ひと通りさわってみましたが、陣杖は攻撃速度、攻撃範囲ともにクセがなくとても好感触。また、一部のチャージ攻撃は、陣杖を地面に設置するといったことも可能でした。今回はプレイする時間が限られていたため、設置するとどういったことができるのか、詳しく調べられませんでしたが、使い込めば使い込むほど、トリッキーな攻撃もできそう。3種類の無双乱舞や覚醒乱舞など、ド派手なアクションも楽しめるので、興味のある方はぜひ荀彧で遊んでみてください！
戦略性がますますアップ！ 手に汗握る戦いが熱い
戦略性の増した戦いが楽しめるのも、『Empires(エンパイアーズ)』シリーズの大きな魅力。本作は、敵の拠点を攻略し、前線を少しずつ押し上げていかないと、なかなかクリアーできません。攻略するときに役立つのが、“秘計”や“大規模秘計”と呼ばれるさまざまな策です。その効果は、操作武将のパラメータをアップさせるものや、天候を変えるものなど多種多彩。状況に合わせてこれらを発動させることで、戦闘を有利に進められるようになります。ちなみに、“大規模秘計”は前作に登場した“絶招秘計”がパワーアップしたもの。発動するまでしばらく時間がかかるうえ、準備を行うために味方舞台が一時撤退してしまいますが、戦場全体に策を仕掛けられるので非常に強力。たとえば、大規模秘計で火計を仕掛ければ、敵のすべての拠点にダメージを与えられます。試遊版でも使えたので、実際に発動させてみましたが、敵軍の兵士が慌てふためくさまは絶景です(笑)。ただし、秘計は敵軍も使ってくるので油断は禁物。敵の秘計をつぶすように立ち回らなければ、味方があっとういう間にピンチに陥ってしまいます。どの秘計をどのタイミングで使うのか。秘計の効果を把握したり、操作に慣れる必要はありますが、うまく策が決まれば荀彧のような天才軍師の気分が味わえます！
最新のアクションや戦略性の増した戦闘など、本作の魅力の一部は存分に堪能できると思うので、興味のある方は、ぜひコーエーテクモゲームスに足を運んでみてください！
（Text by ジャイアント黒田）
