12星座にわけられた種族を使いわけよう

 本日2014年9月18日から21日(一般公開日は20日、21日)まで千葉県・幕張メッセで開催されるイベント“東京ゲームショウ2014”にて、Kobojoの新作ゲーム『ゾディアック』のプレイアブルデモが出展された。ここではそのインプレッションをお伝えする。

『ゾディアック』のプレイアブルをリポート 緻密な2Dグラフィックで描かれたMMORPG風のバトルが展開【TGS 2014】_08

 ゲーム内容はフィールドを探索し、敵にエンカウントし、バトルが行われるというもの。本作はMMORPGのように、オンラインでパーティを組んで敵に挑むことができる。

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 まず驚くのが、そのグラフィックの精密さ。手作業で描かれた“2D”の画にこだわっており、木々の緑、小道、幻想的な洞窟など、見ているだけで楽しめるはずだ。フィールド上にはアイテムや、後で“合成”に使うことのできる素材などを手に入れることができる。チェックポイントではセーブのほか、パーティを組むことが可能だ。

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▲プレイステーション Vita版でのフィールドでの移動は、タッチスクリーンだけではなく、スティックでも可能。

 フィールド上の敵に出会ったらバトルが開始する。特徴的なのは、12星座にわかれた種族の特徴がそれぞれ異なるということ。攻撃に特化した種族、回復が得意な種族などがあり、仲間の組み合わせにより独自の戦略を楽しむことができるのだ。キャラクターにはそれぞれスキルがあり、スライドタッチをすることで敵を攻撃したり、仲間に回復魔法を使うことなどができる。プレイステーション Vita版では4つのボタンに割り当てられた攻撃や回復などの手段を選ぶことが可能だ。

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 敵には弱点があり、有効なスキルを使い分けることでバトルを有利に進めることができる。敵に“ロウソク”が出てくると、そのときは魔法への耐性が変わる、ということもあるので使いどころも重要だ。もちろん、強力なボスも登場する。

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▲イベントシーンも用意されている。

 『ゾディアック』はひとりでもストーリーを楽しむことができるが、基本的には友だちとオンラインで楽しむことを想定して作られているとのこと。対応プラットフォームはいまのところプレイステーション VitaとiOSだが、今後も増えていく可能性があるそうだ。続報に期待しよう。

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